ロシアの刑務所でナワリヌイ氏が突然死亡したとのニュースで世界が湧きたっています。
プーチンはひどい奴だ。政敵は皆殺してしまうのか!と。
ナワリヌイとその妻ユリア
プーチンの政敵であってもことさら今排除する理由がない。大統領選挙といっても圧倒的な支持者を持つプーチンにとって、ナワリヌイが邪魔ということはあり得ない。
つまり、この時期にプーチンが政敵を抹殺する理由がないのです。
むしろ、このナワリヌイに死んでもらうと得をするのは誰かを考えれば自ずとこの事件の構図が見えてくるというもの。ウクライナ侵攻初期に起こったブチャ虐殺事件に類似しているともいえるでしょう。
タッカー・カールソンのプーチンインタビューの強烈さに我を忘れたアメリカの所業でしょう。
ロシアに詳しい(といっても政治学者でもロシア研究者でもなんでない)一般女性μίαさんが、この事件についての記事を書いていますのでリブログさせてもらいました。
そこらのちんけな国際政治学者やジャーナリストなどよりしっかりした分析をしています。
特に、ナワリヌイの妻が突然ミュンヘンに現れてロシアを攻撃するなどこの事件が計画的であったことをうかがわせます。
「我々は騙されない!プーチン大統領インタヴュー直後にまたナヴァーリヌィ事件!」(わんぱく三銃士と共に)より。
「…アダムス氏も、このような「驚くべき偶然の一致」には驚きを示されています。
「ナヴァーリヌィーの妻が今週末のミュンヘン安全保障会議に出席していたとは、なんという偶然だろう。すごい!」
ミュンヘン会議といえば2007年プーチン大統領がその西側へ懸念を明確に打ち出したことでも有名な安全保障会議ですが、世界の首脳や閣僚が出席する場。
しかし昨日は、政治や安全保障とは何の関係もないユリア夫人がカマラ・ハリス米副大統領に続き登壇しています。
ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ夫人ステラ・モーリスさんはナヴァリヌィ氏の死に関する欧米の声明を不誠実と非難されています。
ポリャンスキー氏は
「このような偶然を信じるのは難しい。特に、まともで公平な人なら誰でも、大統領選の1ヶ月前にロシア当局に最も必要ではない。それがナヴァリヌィ氏の死であることがわかるだろう」
(中略)
ロシアに何か良いこと、今回はタッカー・カールソン氏のインタヴューの大成功ですが、その後には必ず報復としか思えない事件が起きますね?
記憶に新しいのは昨年6月のワグネルの乱の無事制圧後、ロシア・アフリカ・サミットが大成功中だった最中に起きたプリゴージン搭乗機爆破です
大統領選では既にプーチン氏の当選が確実とされている中、長年反プーチンで注目を集めたナヴァーリヌィ氏も、既に西側には”御用済み”だったのでしょうね?
最後に一働きさせ、プーチンロシアにたとえ一泡でもふかせることができれば一撃でも返せれば結構、
ということなのでしょう
カールソンインタヴューの成功と当選確実な今、ナヴァリヌィ氏を亡き者にして得をするのは勿論ロシアではなく
西側です。
常識があればわかる事 それなのにロシアに罪を着せようとするメディアと愚かな世論、まともな頭はないのか?
それからこのユリアさんをちょっと、みてみましょう!
夫がヤマルでモスクワ時間、昼に亡くなったとき 何でミュンヘンに?
そしてカマラ・ハリスと共に、この微笑、
派手に染めたプラチナ・ブロンド
真っ赤な唇にしっかり引いた眉
それにこのスーツ
野太い声で
「私達はプーチンを許さない...」
(涙すらない、ちょっと笑顔がでそうで隠せない瞬間!)
ええ、そうでしょうね?
私達西側○○はプーチンを許せない、それは良く分かります。
真実を明かされてしまったからです!
それで、ですが、こんなことを言っては申し訳ないかもしれませんがこのユリア夫人、
夫がヤマルの刑務所にいる際の恰好でしょうか?
それになんでハリスとブリンケン氏と共にミュンヘンに?
そんなに早く飛んでいらした?
或いは最初からそこにいらしたのでしょうか?
「罪と罰」などドストエフスキーの作品に出てくる、ロシア女性は夫がシベリア送りになっても付いていき、苦労を共にします
実際に、ナロードニキ運動に参加し、逮捕され、土地や財産を没収された貴族の学生達の家族、母や姉妹達も、極貧になっても、シベリアまで行き、共に苦労を耐え忍びました。
これはアレクサンドル・ゲルツェンが、その素晴らしい自伝的著作『過去と思索』の中で書いてることです。
それが本当のロシア女性ではありませんか?
それと私の乏しい経験ですがロシアの方って 大体外見、目つき、話し方に、その中身がはっきり出てしまうように思えるのですが、この方のお話の仕方、外見、ちょっと見ただけで絶対付き合いたくないタイプの方に思えてしまいました。
タッカー・カールソン氏のインタヴューで明らかになったプーチン大統領の本当に姿
西側が自らの所業を誤魔化そうとする最後の悪足掻き、
もほや我々の目をくらますことはできません!
(後略)
(引用終わり)
このμίαさんの鋭い分析は素晴らしいですね。
ナワリヌイが西側にとってもう用済みで、最後のご奉公をしてもらおうと企てられたなんて、そういう見方もできるのかと感心しました。
特にナワリヌイの妻ユリアへの指摘は、女性ならではの視点が秀逸です。
西側特にアメリカはもう裏の意図が分かるようなことを平気でやるのです。
何故か。
それは、安易で杜撰で犯人が分かってしまうような謀略でも簡単に騙される者が数多くいると高をくくっているからです。
そういうデタラメに引っかかるのは、そこらのおばちゃんではありません。
国際政治学者やジャーナリスト、いっぱしの意見を持っている人々が簡単に騙される。そういうことをCIAなどはよく知っているのでこういう愚かなことをするのです。
ただ、余りにこういう馬鹿げたことをウクライナ戦争以来やり過ぎたので、ちょっと考えれば普通の人にもバレバレになっているということです。それはアメリカの弱さの表れです。
まあ、またこういうことをアメリカはやると思いますが。