矢木沢ダム「貯水率」情報

2024.06.07 午前00時現在 99.0%(ほぼ満水!)

2024.01.12 午後11時現在 70.2%(かなり減ってます)

2023.12.09 午後08時現在 92.0%

2023.11.30 午後10時現在 98.4%(ほぼ満水!)

2023.10.25 午後11時現在 84.4%

 

酷暑と日照りの8月中頃、関東最大の貯水量を誇る矢木沢ダムの「貯水率」が36%(8.18)まで低下して、小池都知事は節水のパフォーマンスを実施した。

その時私は次のようなブログ記事を書いた。

 

 

その中で小池やテレビ局へのいちゃもんを付けて以下のように書いた。

大事なことは、一人一人がわずかな節水を強いられて貧乏くさい生活をするより、ダム全体の貯水量と率を日々報道して、市民に水に関する意識を自発的に高めさせたほうがいい。

そのためには、 NHKだけでなく民放も毎日「今日のダムの貯水状況」として、天気予報のときに同時に知らせるようにすべきだろう。

 これまでダムに水が足りないと報じられていつも感じてきたことは、「その後の状況」を聞いた試しがないのだ。要は言いっぱなし。その後台風など雨が降ってダムに水が溜まっても、「溜まりましたよ」なんて報道は一切しない。」

 

 さあ、約1か月が経ち、その間台風や豪雨が降ったが、矢木沢ダムの「貯水率」がどうなったか報道しただろうか。ブログの読者は、昨日現在、矢木沢ダムの「貯水率」どの程度になったか知っているだろうか。そんなことにお構いなしに、ずっと節水を続けていただろうか。

もちろん、ネットを調べれば貯水率の状況などすぐに分かる。しかし、そんな暇人はいない。

しかし、私は暇人だから、ほぼ毎日矢木沢ダムの「貯水率」を見続けていた。小学生の夏休みの宿題をやるみたいに。

 

この間関東地方に結構雨が降ったのだが、矢木沢ダムのある群馬県北部には余り雨が降らなかった。だからつい最近まで矢木沢ダムの「貯水率」は40%を越すか越さないかを行ったり来たりだった。

つまり、1か月経っても4~5%の増加だった。

しかし、数日前に雨が群馬の北部にもやや多く降ったようで、昨日現在でついに矢木沢ダムの「貯水率」は約50%(57,229千立方m)に達した。8月中旬の36%から比べれば、14%もの増加だ。よかったね。

 

もちろん、50%ではまだ十分ではない。

というのも、今年の7月3日には、八木沢ダムは貯水率98.5%とほぼ満杯だったのに、たった1か月後の8月7日には貯水率41.7%と半減するまで落ち込んだのだ。

 

つまり、これから秋だからもう猛暑はないが、雨が降らなければあっという間に貯水率は激減するということが分かった。

こういう実情がテレビニュースで定期的に報道されれば、水に対する興味も出てきて、水の節約も大事だということが理解できるのだ。

それを何の報道もなく、ある日突然、「水不足ですよ、緊急事態発生ですよ、水を節約してください、そうしないとお前らが困るんだぞ」と脅されても、「何を急に言い出すのか偉そうに」と反発して節水など協力してやるものか、となるのである。

 

ぜひ皆さんも地元のダムの貯水率状況をたまにはネットで確認して、一喜一憂?してはいかがですか。

まあ、やるわけないけどね。

でも私は今後もちょいちょい貯水率データを見ていこうと思っていますよ。