私は虫が大嫌いだ。家族も皆嫌いだ。ゴキブリやクモなどが出現したらもう大騒ぎだ。しかし、一家の主人としてはこの見るのも考えるのも大嫌いな昆虫と戦い、後始末までしなくてはならない。

春から夏の我が家は常に戦々恐々なのである。そこら中に殺虫剤が置いてあるのだ。

 

今日の記事は書くのもおぞましいのだが、そんな昆虫を食べろというのだ。

食用コオロギを推奨するのはいつものお騒がせのあの「河野太郎」だ。こいつは威勢がよくて、行動力がありすぎて、昔外務大臣のとき、韓国の女外相を「無礼だ」と一喝した時は拍手したものだが、その後の動きをみると印鑑廃止など強引すぎて恐ろしい。

今回(といっても去年の話だが)の河野の食用コオロギ推奨も、こいつが総理大臣にでもなったら、学校給食や病院食はコオロギ食を強制するかもしれない。あるいはもっと強引なことを…。ただただ気持ち悪い。

 

朝日新聞

2022年2月21日

 食用コオロギを養殖する「グリラス」CEOの渡辺崇人・徳島大助教は「おいしさをコントロールするのは、えさや育て方」と築いてきたノウハウの自信を語った。

規制改革担当大臣を務めたことがある河野太郎氏がゲスト参加し、「新しい世代が新しいことを始めるときに対応できるように、国のルールはフレキシブルなものにしておかないといけないのかなと感じた」と話した。ミックスナッツとあえてコオロギエキスと塩コショウで味付けした乾燥コオロギも試食し、「おいしかった。抵抗なく、あっさり」と話した。

(引用終わり)

 

食糧危機は昔から叫ばれているが、それが昆虫を食べる話が出始めたのは最近のことではないか。こんなことはどこか発展途上国の話かと思っていたら、先進国も対象になっていたらしい。

そして、ネットでは敷島パンのコオロギパンが炎上しているという。

医療ジャーナリストの那須優子という方がネットの「Asagei+plus」で次のような記事を書いている。

 

Asagei+plus

…杉咲花や深津絵里のCMでお馴染み「パスコ」ブランドで知られる敷島製パンが大炎上中だ。きっかけはあのお騒がせ大臣、河野太郎の「ゴリ推し」だった。河野氏が昨年2月19日に徳島県を訪れた際に「コオロギのミックスナッツ和え」を美味しそうに食ベるニュース映像や記事が出た。それがちょうど1年後に拡散され、公式サイトで食用コオロギの粉末を入れたクロワッサンやフィナンシェ、バウムクーヘンのネット販売を扱う敷島製パンにまで飛び火したのだ。

(中略)

コオロギは雑食で、食用コオロギが何を食べているか、消費者にはわからない。狂牛病やクロイツフェルトヤコブ病を引き起こすプリオンのように、加熱調理では死滅しない未知の病原体を持っていたり、アレルギーを引き起こす可能性もあるだろう。

 過去、食品メーカーが巻き込まれたゴキブリ混入騒動を考えれば、コオロギもゴキブリも粉末にして混ぜればわからない、という消費者の不安と怒りが爆発するのは当然だ。

(引用終わり)

 

別に敷島製パンは被害者ではない。コオロギ食の確信犯なのである。

 

敷島パンのホームページを見ると…。

「敷島製パン株式会社(Pasco)は、2020年12月1日(火)よりPascoのオンラインショップ限定で「Korogi Cafe(コオロギ カフェ)」シリーズより「コオロギのフィナンシェ」、「コオロギのバゲット」を新発売します。

Pascoは1920年(大正9年)創業以来、本業を通じて社会に貢献することを理念とし、未来の食糧不安に備え、持続的な食糧の安定供給を目指しSDGsの取り組みも進めています。

このたび、栄養価が高く地球にも優しい昆虫食に着目し、高崎経済大学発ベンチャー企業であるFUTURENAUT合同会社(群馬県高崎市/CEO櫻井蓮)の食用コオロギパウダーを使用した製品を研究・開発しました。これまでの食生活や、未来の食について考える良いきっかけになればと考えています。安全、安心で美味しい「未来食」としてお届けします。

なぜ今、昆虫食?
2050年、世界の人口は97億人になり、現在の2倍の食糧生産が必要になると言われています。しかし、地球の資源は限られており、このままでは、早ければ2030年頃には世界的なたんぱく質不足が起こると予想されています。その状況を乗り越える方法として、国際連合食糧農業機関(FAO)が2013年の報告書で昆虫の食用利用の可能性について言及しています。
食用に養殖される昆虫は、飼育に必要なエサや排出する温室効果ガスが食肉に比べて少ないとされており、地球に優しい次世代のたんぱく源として注目を集めています。中でもコオロギは、育てやすく味が良いことから、世界的にも人気が高まってきています。

「Korogi Cafe」シリーズについて
「Korogi Cafe」シリーズには、タイで生産されたヨーロッパイエコオロギのパウダーを使用しています。
使用しているヨーロッパイエコオロギは、食品製造管理基準(*)の認証を受けた衛生的な農場で、トウモロコシや大豆の配合飼料を用いて食用に養殖された品種です。他のコオロギ品種に比べるとクセの少ないさっぱりした味が特徴です。炒ったナッツのような香りがあり、パンやお菓子に使うと、味に深みを出すことができます。
製品は、「Korogi Cafe」シリーズ専用の“未来食Labo”にて一つひとつ丁寧につくり上げています。

(引用終わり)

 

ハッキリ言って敷島パンは頭がおかしいようだ。アホなトップが部下に昆虫食を研究し製品化しろと号令をかけたのではないか。敷島パンの社員が可哀そう!

 

世界的なたんぱく質不足が起こるからといって、なぜ昆虫食なのか。FAOという世界機関が推奨しているからか。栄養価が高く地球にも優しい昆虫食なんてのは、マッド・サイエンスそのものじゃないのか。こりゃ炎上しない方がおかしいのである。

 

そもそも今なぜ昆虫食かについての検討が全くなされていない。

世界的なたんぱく質不足=昆虫食と安易に結びつけるのは、コロナ感染防止=RNAワクチンと結びつけるのと同じで、世界的な悪意の試みがそこに感じられる。

 

医療ジャーナリストの那須優子氏のさきの記事の続き。

「…最大の疑問は、飢餓に苦しむ発展途上国でもない日本で今、そこまでしてコオロギを食べる必要がどこにあるのかということだ。「将来の食糧難」に備えるための昆虫食なら、徳川軍や真田軍ら戦国武将が食した伝統食イナゴや蜂の子がある。

 ところがネット上でコオロギ食を推しているのは、つい先日まで水田を潰し野山を削って「メガソーラー発電」を推していた連中やネトウヨ御一行様、自民党議員団だ。日本には独自の昆虫食文化があるのに「コオロギだけ」をゴリ推しするのは矛盾に満ちていて、実に胡散臭い。

 水田、果樹林や畑を潰し、日本の里山を破壊してソーラーパネルを設置しておいて、愚民はコオロギかゴキブリか得体のしれない虫を食べろ、とは本末転倒。(後略)」

(引用終わり)

 

コオロギ食に文句をつけると、必ず持ち出されるのが、イナゴのつくだ煮や蜂の子のことだ。

しかし、これらの昆虫食は特別の地域の食べ物で歴史があり、一般化など全くしていない。昔は地元では誰もが食べていたかもしれないが、今はゲテモノ食いが趣味の人が食するのみだろう。

 

昆虫食が盛んな地域と言えば長野県だ。母は長野出身でイナゴのつくだ煮を食べていたという。

長野も南信、確か飯島というところは、ゲテモノ昆虫食で有名だったと記憶している。というのも、私が25~6歳の若い時、飯田市の局に勤務していたことがあるから、そういう話はよく聞いていた。

因みに、蜂の子の笑い話をひとつ。

 

ある人が友人に蜂の子の缶詰を贈った。

後日友人からお礼の手紙がきた。

「先日は缶詰を送っていただき、ありがとうございます。

 でもウジが湧いていました。」

ああ、気持ち悪い。

 

さて、那須氏も指摘するように、「メガソーラー発電」を推していた連中など胡散臭い連中がコオロギ食を推しているのである。

阿幾左与庵ブログの2月13日の記事「コオロギを食べるな」に、もうこのコオロギが学校給食に出されていた(しかも去年のこと)ことが紹介されていた。

 

「「リアルインテリジェンス無料メルマガ 20230212」からの抜粋です。

*****

今、私たちはコオロギを食べるように仕向けられています。

すでに日本の給食でコオロギが使われ始めましたが給食に使われたら強制と同じです。

・食用コオロギの粉末を学校給食に 全国初、まず徳島で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC24BFE0U2A121C2000000/

コオロギが農薬やカビに汚染されていたという話も聞きます。

日本ではイナゴを食べてきましたが、イナゴは稲が主食です。

コオロギは雑食なので死骸などを食べ、人はコオロギを食べてきませんでした。

人が食べてこなかったものを食べても分解酵素もなく危険性もあります。漢方ではコオロギには微毒があり、不妊薬であり、特に妊婦は食べてはいけないものです。エビ、カニアレルギーの人も特に注意です。(後略)」

(引用終わり)

 

紹介されている「食用コオロギの粉末を学校給食に 全国初、まず徳島で」は、日経新聞の記事だ。

もう学校給食に強引に出されているのだ。頭がおかしい学校というしかない。生徒がかわいそうとしか言えない。

「生徒や教師らの間で昆虫食への理解が深まっていた」って?嘘つくな!人権侵害じゃねえのか!

「食物科長の多田加奈子教諭は「給食に昆虫メニューを取り入れることで、SDGs(持続可能な開発目標)やエシカル(倫理的)消費を深く考えるきっかけになれば」と期待する。」と記事にあるが、こういう頭のおかしい教諭が何にも考えず、馬鹿げたことをして得意になっている。マッド教師!

 

食用コオロギの粉末を学校給食に 全国初、まず徳島で

日経新聞 2022年11月28日

食用コオロギを養殖するグリラス(徳島県鳴門市)は学校給食事業に参入した。徳島県立小松島西高校(小松島市)が28日、同社から仕入れた乾燥コオロギの粉末を校内調理し、給食として提供した。

同校は今夏にコオロギ食材の調理実習などを手がけており、生徒や教師らの間で昆虫食への理解が深まっていた。(誰か率先してバカなことを考える基〇外教師がいるんだろう)コオロギの給食導入は全国で初めてという。(全国拡大など真っ平ごめんだ)

 

グリラスと小松島西高校は同日、報道陣に給食の調理や生徒の食事のようすなどを公開した。調理師を目指す食物科の生徒が、校内の食堂で昼食づくりを担当。グリラスが納入したコオロギ粉末を使い、給食メニューの第1弾となる「カボチャコロッケ」を用意した。ひき肉に代わるたんぱく源として、コオロギ粉末をカボチャに混ぜたのが特徴だ。

 

小松島西高では食物科の生徒が自ら給食の献立を考え、調理している。(嘘つけ、嫌々だろう!)全体で500人余りいる生徒・教職員のうち、170人程度が毎日給食を利用しているという。(肉を食べずに毎日コオロギ食でたんぱく質を確保する実験をしてみろ、どうなるか見ものだ。コオロギ人間ができるぞ)

 

食物科長の多田加奈子教諭は「給食に昆虫メニューを取り入れることで、SDGs(持続可能な開発目標)やエシカル(倫理的)消費を深く考えるきっかけになれば」と期待する。(←何もコオロギ食でSDGsを無理やり考えることはないだろうに)

実際にカボチャコロッケを食べた生徒からは「コオロギと聞くと抵抗があるが、粉末で中に入っている分には気にならない」「何となくエビに似た風味がして、おいしかった」などの(無理に言わされた)声が聞かれた。

多田教諭は「メニューは未定だが、年明けにもコオロギ給食の第2弾を予定している」と言い、その後の定番化も検討する。(生徒の顔がコオロギ化する!)

 

小松島西高は6月、食用コオロギの粉末を使った調理実習と、昆虫食に関する全校生徒向けの特別授業を行った。調理では皮の生地にコオロギ粉末を練り込んだ肉まんを試作。授業ではグリラスの広報担当が講師となり、人口増に伴う世界的な食糧不足の問題を指摘しつつ、コオロギに代表される「高たんぱくの昆虫食」の有用性を説いた。

「こうした下地が、今回の給食導入につながった。さらに採用校を増やしたい」とグリラスの西郷琢也氏は話す。(グリラスという会社は儲かればいいという銭ゲバ会社)

コオロギなどの昆虫は、牛や豚などの家畜に比べて圧倒的に少ない飼料で短期間に育つ。グリラスは通常は廃棄される小麦残さのフスマなどを餌に使い、環境にやさしい循環型食材としてコオロギの定着を目指している。(次は、ゴキブリ食とミミズ食の製品化に取り組むぞ!)

 

グリラスは徳島大学発のスタートアップで、同大助教の渡辺崇人社長が2019年に設立した。翌20年に「無印良品」を手がける良品計画がグリラスのコオロギ粉末を使ったせんべいを商品化して話題を呼んだ。21年からは自社ブランドの「シートリア」で菓子やレトルトカレー、パンなどの販売を始めた。

現在は徳島県西部の美馬市にある廃校などを使って食用コオロギを養殖している。手作業が中心のコオロギ養殖を自動化するための研究や、殻が透明で白い粉末が作れる品種の開発などにも取り組んでいる。

(引用終わり)

 

阿幾左与庵ブログでは

コオロギは雑食なので死骸などを食べ、人はコオロギを食べてきませんでした。

人が食べてこなかったものを食べても分解酵素もなく危険性もあります。漢方ではコオロギには微毒があり、不妊薬であり、特に妊婦は食べてはいけないものです。

とのコオロギ食の危険性を紹介している。

 

しかし、コオロギ食推進者は危険性など全く見ようともしない。それは新型コロナのワクチンを強引に打たせようとする頭のおかしい医師たちとやっていることは同じなのである。

黒い意図・企みに貢献させられて、というか喜んで協力している奴らなのである。

 

ネットで次のような記事があった。

新しい共産主義は、私たちの自由、財産、解放の終わりを意味するだけでなく、収容所に似た「すばらしい新世界」でミミズを食べることになるだろうと、ポーランドの政治評論家、コラムニストのスタニスワフ・ジャネッキは書いている。

私たちが考えているよりもずっと早く、新しい世界が準備されているのかが明らかになっている。ボルシェビキ革命、ナチスドイツ、毛沢東の文化大革命、カンボジアのポルポト政権を見ればわかるように、大きな転換は突然起こることが多いのだ。

 

すべての「すばらしい新世界」は、自由を束縛し、すぐに意味、価値、原則、威信の階層の変革、伝統と慣習への疑問、社会工学で構成されている。

ミミズを例にとってみよう。あなたは社会や文化の中でミミズを嫌い、反発を感じているが、ミミズを食べるようにされるのだ。

 

あなたは、社会、宗教、文化、法制度、イデオロギーにおいて認められる、明確な生物学的差異に基づく男女の世界を信じているのだろうが、それをひっくり返して、子供でも自分が何者か(男か女かそれ以外か)を決める権利を与えるのだ。誰も車を使いたくなくなったり、車を使う余裕がなくなったりするように、新しい規範が導入される。

 

中国の社会的信用システム(SCS)は、”すばらしい新世界 “の創造者たちの夢である。ここでは、誰もが監視され、格付けされ、基準を満たさない人は、多くの市民の権利だけでなく、商品やサービスへのアクセスを拒否される。このようなシステムは個人に対して権力を与え、従わなければ排除されるか、排除すべき敵にされることを強いる。

 

新しい共産主義的抑圧は、国家と大企業の緊密な協力関係からなるもので、避けられないものであろう。国家は市民ではなく奴隷を持ち、企業は安い迎合的な労働力と消費者を手に入れることになる。

これは、後に打破するのが困難な制度的形態になる前に、大反乱と市民的不服従によって絞め出さなければならない。このような形の共産主義が容認されるなどという幻想は、決して持ってはならない。それは、その機能者である人々にとってのみ、好都合なものであろう。

すべては人類の進歩の名の下に、世界を一つの巨大な収容所に変えてしまう大きな危険性がある。」

(引用終わり)

 

「すばらしい新世界」でミミズを食べることになるだろうと書かれているが、その前段としてのコオロギ食、つまり前菜だ。次はミミズ?いっそのことゴキブリ食にしたらどうなのか。(ああ、気持ち悪い、書いてて吐き気がしてきた!)

日本だけでなく、世界がそんな「すばらしい新世界」に突き進んでいる。

そしてなぜかそういう収容所国家づくりになぜか嬉々として参加している奴らがいるのが不思議なのだ。

 

敷島パン、炎上して会社が反省することを望む、会社として狂っているから。顧客のことを少しは考えろよ。

私はというか女房も当然だが、今後一切敷島パンは買わないこととする。不買宣言!せめてもの抵抗だ。

 

最後に、ビートきよしがツイート。

「肉の代わりに虫って話なの? 牛丼屋行って虫だく!って頼むようになるの? 要らねえよ俺は(笑)」

 

汁だく、ならぬ「虫だく」か。

河野太郎よ、「虫だく!」って叫んでくれ。

コオロギ食とミミズ食、ゴキブリ食の3点盛り合わせを持っていくから。

うぇっ。