「行動制限なしなら42万人死亡 厚労省クラスター班試算

 厚生労働省の新型コロナウイルス・クラスター対策班は15日、不要不急の外出自粛などの行動制限を全くとらなかった場合は、流行収束までに国内で約42万人が感染によって死亡するとの見方を示した。

 現在、緊急事態宣言が出ている地域などを中心にとられている行動制限によって、どの程度死者数を減らせるか試算中という。

 1人の感染者が新たに25人の感染者を生むと想定。行動制限をまったくとらなければ、約85万人が重篤化して人工呼吸器が必要になると試算した。死者数は中国で報告されている重篤患者の致死率49%をあてはめることで算出できるという。

 班をまとめる北海道大学の西浦博教授(理論疫学)は、人と人との接触を8割減らすことで感染者数を急速に減らせ、結果として重篤者や死者の数も減らせるとしている。」

 

去年年末に「NHKが総力をあげてお送りする"体感 首都直下地震ウイーク"」と称して、東京23区がほぼ全滅する番組を浮き浮きしてNHKが作って、「明日起きても不思議ではない」と意味もなく恐怖を煽ったがこの新型コロナ42万人死亡説もその種の脅しの発表のようで胡散臭い。信用できない。

(そう言えば先日、コロナ感染騒いでいる最中に、富士山大爆発の際の首都圏が大混乱するという被害想定を中央防災会議が発表していたが、誰も見向きもしなかった。みんなそんな適当な話をしている場合じゃないだろうと無視をしたのだ。)

 

新型コロナ42万人死亡説は北大の西浦という教授が厚労省クラスター班として発表したのだが、余りにも無責任な試算だし、NHKと同様ただ恐怖を煽るだけで、それでなくてもコロナ自粛でイライラしているのにそれを更に亢進させるというバカげた発表だ。

 

集・近・閉(習近平)の三密を避けて、更に外出自粛を徹底せよ、と言いたいのだが、厚労省お得意の「正しく怖れる」の精神はどこに行ったのだ。

これは「正しく怖れよ」でもなんでもなく、「過剰な脅し」でしかない。お騒がせのバカ教授というしかない。

 

そもそも非科学的な推定,と子供っぽい前提で42万人死亡説を作り上げている。

「不要不急の外出自粛などの行動制限を全くとらなかった場合は、流行収束までに国内で約42万人が感染によって死亡する」

行動制限を全くとらなかった場合」という前提がいい加減で非科学的だ。

行動制限なしなら全人類がコロナ感染でなくても簡単に死ぬ。例えば3日間寝ないで遊んでいれば必ず死ぬし、毎日毎食5Kg食べ続ければとか毎日食べずに1週間続けたらみんな死ぬとかいくらでも試算できる。そういう下らない前提なら、全人類は滅亡するぜ。こんなことはバカげた試算だろう。もう国民は相当程度の行動制限をしてるじゃないか!

 

また、「行動制限を全くとらなければ、約85万人が重篤化して人工呼吸器が必要になる」というのも素人が考えても変な説明だ。行動制限を全くとらないことと感染者の重篤化は関係ないだろう。

行動制限を全くとらないことは、感染者の拡大は意味するが、感染者の多くは軽症者だとそもそも専門家が言っていたことだし、それをなぜ重篤化に結び付けるのか。感染者の拡大は数として重篤者を当然増やすが、行動制限を全くとらないこととは結びつかないはずだ。

 

しかも、重篤患者の致死率49%がまた極端だし、そもそも中国の例を持ってくること自体おかしい。中国の数値を使うというだけでもうこの試算は信用できない。世界各国の症例でなぜ判断しないのか。

また、欧米の感染とアジアの感染の違いを説明しない。単に時間の問題だというのか。それも科学的な言い方ではなく、素人でも言えることだ。

 

要するに、この北大の西浦という教授の試算は、世界の状況や専門家の知見を考慮した形跡がなく、素人でも数分でできる試算でしかない。

なぜなら、外出自粛などを徹底したいという目的が先にあり、それを徹底させるには、どう脅し付けたらいいか、という全く政治的且つ官僚的な考えからの試算に成り下がっているのだ。

 

それでも、多くの国民はこの新型コロナ42万人死亡説を真に受けて更に不安に慄(おのの)くことだろう。

真面目な市民はもう80%の接触禁止や外出自粛を粛々とやっている。

やっていないのはバカな若者、バカな老人、バカな研修医、送別会に平気で参加したバカな警察署長、セクキャバに通うバカな立憲の国会議員だ。今頃団体旅行するバカな昭恵も。

 

いままだ電車通勤しているサラリーマンは、好き好んで感染の危険がある電車に乗って通勤しているのではない。会社が絶対に出勤せよというから仕方なしに乗っているのだ。または、会社のためにどうしても行かざるをえない、または生活のために嫌だけど電車に乗って出社しているのである。

 

こういう真面目な市民を、「お前たちがいつまでも電車に乗って出社していたら42万人も死亡するんだぞ」と言われても困るのである。

厚労省役人も脅す相手を間違っているのである。中小企業の補償をしたり、賃金の補償をすることを発表するなら電車に乗ることも控えるだろう。

 

バカな北大西浦教授は、国民に向けるのではなく、自民党安倍や麻生、二階に向けて報告すればいいのである。こんなバカげた脅しを発表した西浦と厚労省役人の罪は重いというしかない。

 

<追加>西浦教授に言いたいこと

人との接触を減らすことも大事だが、コロナウイルスを積極的に殺すことも提言しろよ。

つまりは、街中、駅ナカ、ホーム、電車、店舗、路上等々の消毒作業を徹底してやれよ。

なぜ日本は消毒作業をしないのか。韓国はいたるところで消毒をしている。韓国総選挙で、野党の代表のファン氏まで、消毒薬を背負って消毒しながら道行く人に訴えていた。

日本で消毒作業は見たことが無い。

ウイルスを殺してほしい。これをしないから感染が止まらないんだ。小池は何している。加藤厚労省はなぜこんな簡単なことに気付かないんだ。

マスコミもなぜ騒がないんだ。坂上忍もバイキングで、もっと消毒しろと騒げよ。