今日のワイドショーで文春の記事をネタに森田千葉県知事をボロクソに叩いている。
台風の際の知事の対応には確かに問題はあったと思うが、文春の叩き方は何だか裏があるように思えてなうない。
文春の見出し広告は次のようになっている。
森田健作
台風被害の最中に「公用車で別荘」疑惑
▼台風15号当日登庁せず翌日に「私的な視察」で…
▼1年で141日休んでも全国2位の高額給与
▼2017年知事選で選挙資金1100万円が消えた
この中には首を傾げるような問題もあるが、文春はいつも正義の味方ではない。
青山繁晴氏が参議院選挙出馬のとき、古い話を持ち出し、捏造記事を書いたのは記憶に新しい。
昔の総会屋のような役割を文春は果たしている可能性は捨て切れないのだ。
今日の森田知事の件もなぜか素直に受け取れない。
この見出しの中で「 1年で141日休んでも」という書き方に引っ掛かる。
1年で141日も休んでいるのか、仕事してないじゃないかと言いたいようだが、普通のサラリーマンと比較してどれくらい多いのか。
計算してみた。
ネットに出ているからすぐわかる。
完全週休二日制の一般的な会社・企業の年間休日
土日祝日122日+年末年始休暇4日(注)+ お盆休み4日= 129日
(注)元日は祝日でもあるので加算しない。土日に重なる2日間も加算しない
年間休日は129日だが、普通年次有休休暇が20日与えられるから サラリーマンの年間休日日数は149日となる。
森田知事は141日だから、平均的なサラリーマン(ほぼ公務員も同じ)より休日数は少ないのだ。つまり文春が騒ぐほど森田知事は公務を休んでいない。
中小企業なら休日はもっと少ないかもしれないが、知事と比較するのに 平均的なサラリーマンと比べて問題ないだろう。
つまり文春のウソ、印象操作がここにハッキリと出ている。
森田知事を何故か知らないが、何とか悪者にしたいという編集者の意図!悪意!
サラリーマンですら年間休日を何日、と答えられる人は少ないだろう。
ましてや主婦や自営業等の人達からすれば 平均的なサラリーマンの年間休日日数など知らない。
だから、141日も休んでいると書かれると、森田知事は仕事もせずに休んでばかりいると思ってしまう。私も最初はそう思ってしまった。何十年もサラリーマンをやっていた私でも。
こういう文春の嘘をみれば、森田知事を叩くのは何か裏があるように思ってもしようがないのではないか。
マラソンの札幌移転の裏にはカジノ誘致の疑惑があるように。