河野太郎外相は今日19日、韓国大法院が日本企業に賠償を命じた強制徴用訴訟問題を巡り、韓日請求権協定に基づく仲裁委員会の設置に韓国が応じなかったことを受けて南駐日韓国大使を外務省に呼び抗議し、日本の立場を十分に伝えるとともに、韓国の対応の真剣さのないおざなりな対応に対して、厳しく大使を糾弾した。

 

 普通は抗議のために大使を呼びつけても、部屋に入るまでで、後は出てきて終わりだったが、今回は異例で、河野外相が韓国大使に直接抗議していることをテレビに撮影させていた。

これは恐らく大使が部屋から出てから、前回の経産省での輸出規制説明会後の韓国側役人が会合での約束を破るだけでなく、嘘をついて勝手なことを会見でしゃべっていたのと同じことを大使にさせない、つまり嘘をつかせない、言った言わないの水掛け論を封ずるべく、外相自らの措置だったのではないか。

そして、嘘をつかせないだけでなく、日本側が韓国のやる気のない対応に対して、極めて怒っていることを韓国側に直接映像で知らせたかったのではないかと思われる。

 

結果、河野太郎外相の意図は十分発揮され、大成功だったと思われる。これを見ていた日本国民の大半は胸のすく思いだったのではないか。

 

25年前のだらしない親父、河野洋平官房長官の慰安婦に関する日本軍の関与を認め「おわびと反省」を表明した河野談話、韓国の言いなりになって日本の国益を多大に毀損した河野洋平と比べると、息子河野太郎は、親父よりも雲泥の差で素晴らしい息子ではないか。武士の風格さえ感じさせる日本国の外務大臣である。親父は単なる韓国のたいこ持ちだったというのに。

 

 さて抗議の中身だが、河野外相はメディアに公開された冒頭発言で、日本側が回答期限としていた18日までに韓国が仲裁委設置に応じなかったことは「非常に残念だ」と述べ、韓国が国際法に違反した状態を野放しにしていることは問題だとして是正を求めた。また、「韓国政府が今行っていることは第2次世界大戦後の国際秩序を根底から覆すものに等しい」と批判した。

 

回答期限を過ぎても応じなかったことに対して、韓国の外交部報道官は、「日本が一方的に設定した日程であり、縛られる必要がない」と木で鼻をくくった回答をしてみせた。バカな韓国外交部である。

 

日本と韓国で合意した請求権協定第3条に、「…解決することができなかった紛争は、いずれか一方の締約国の政府が他方の締約国の政府から紛争の仲裁を要請する公文を受領した日から三十日の期間内に各締約国政府が任命する各一人の仲裁委員と第三の仲裁委員との三人の仲裁委員からなる仲裁委員会に決定のため付託するものとする。」という取り決めが厳然とあるではないか。読んだことがないのか。そんなはずはないだろう。

つまり、協定を知っていて、簡単に破っても平気な顔をしているのが韓国という国家なのだ。「日本が一方的に設定した日程」なんぞとよくバカなことを平気でいうものだ。

 

また、「韓国政府が今行っていることは第2次世界大戦後の国際秩序を根底から覆すものに等しい」という厳しい指摘を韓国大使はどう受け止めたのか。

要は国際法違反しているのはお前たちであり、国際社会に申し開きはできないんだぞ、お前たちが全面的に悪いんだぞ、日韓関係が壊れ、かつ韓国が制裁を受けても、全部お前たちの責任なんだぞ、と河野外相は突きつけているのである。

 

こういう突きつけに対し、韓国大使はのんびりと、韓国政府が強制徴用訴訟問題の解決に向け、韓日の企業の拠出金で徴用被害者に慰謝料を支払う案を日本側に提示したことに言及したところ、河野氏は「ちょっと待ってください」と南氏の発言をさえぎり、

「韓国側の提案は国際法違反の状態を是正する解決方法にならないことは以前に伝えており、それを知らないふりをして改めて提案するのは極めて無礼だ」と強く非難したのである。

 

この言葉遣いに河野外相だけでなく日本国家としての強い怒りが表れている。

「それを知らないふりをして」とか「極めて無礼だ」という表現だ。

 

韓国大使もこの強い調子の河野外相の言葉にうろたえたに違いない。そう、ビックリしてうろたえてほしいのである。この雰囲気をあの大馬鹿野郎の文在寅に伝えてほしいのである。

「親分、日本は本気で怒ってまっせ。こりゃ一筋縄ではいきませんぜ」と。

 

<追伸>現在19日午後11時58分。

TBSのNEWS23を見ていたら、コメンテーターの星浩が、河野外相の韓国大使への発言を異例の無礼な発言と非難し、問題になっている日韓請求権協定3条1項には、

「両締約国間の紛争は、まず、外交上の経路を通じて解決するものとする。」

と書いてあるのだから、日韓はもっと話し合いをすべきだとしたり顔で解説していた。

星は知っているはずだ。その次の3条の2項に何と書いてあるかを。

「1の規定により解決することができなかつた紛争については…仲裁委員会に付託する」と。

韓国は日本がいくら話をしても無視してきたから、仲裁委にかけようとしているのに、星はそのことを意図的に無視をして、日本政府を貶め、韓国を擁護する。

星はこういうデタラメな解説をして恥ずかしくないのか。日本のマスコミは反日をしないと生きていけないのか。

 

 

この会談の後、河野外相は、河野外務大臣談話を発表した。

これまでの日本の立場、韓国の違反の状況、それに対する韓国への要求等がこの談話の中に簡潔に述べられている。この元徴用工問題を復習しておくにはちょうどいい資料となっている。

 

その最後のところで、韓国によって更なる協定違反が行われたことに日本政府として、韓国に対し必要な措置を講じていく考えだと述べている。それが嫌なら韓国は直ちに具体的措置を取れ、と迫っている。

これは制裁予告と受け取られてもいいのだろう。

 

輸出規制措置は制裁ではないと日本政府はしきりに説明している。しかし、これからの韓国への対応策は徴用工問題への制裁として措置すると宣言していると考えられる。従って、制裁の規模や効果は輸出規制措置以上のものと考えてよいのではないか。

 

韓国は何でも言い訳をし、嘘をつき、逃げ回ってキチンとした対応をしようとしない。果ては外国に告げ口して回る。これまではそれで成功していた。河野外相の親父洋平のような軟弱政治家ばかりだったからである。そして、反省と謝罪ばかりの日本。

今やこういう恥ずべき対応を卒業し、ハードなパワー、制裁を武器に韓国に正しい道を歩むよう迫っている。

 

現在の日本を理解しようとしないなら、災厄は全て韓国、韓国国民が背負うことになる。

韓国国民は冷静になって、文在寅のこれまでの罪状を認識して、韓国のために立ち上がるべきなのである。

 

大韓民国による日韓請求権協定に基づく仲裁に応じる義務の不履行について(外務大臣談話)

令和元年719

  1. 日韓両国は、1965年の国交正常化の際に締結された日韓基本条約及びその関連協定の基礎の上に、緊密な友好協力関係を築いてきました。その中核である日韓請求権協定は、日本から韓国に対して、無償3億ドル、有償2億ドルの経済協力を約束する(第1条)とともに、両締約国及びその国民(法人を含む。)の財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題は「完全かつ最終的に解決」されており、いかなる主張もすることはできない(第2条)ことを定めており、これまでの日韓関係の基礎となってきました。
  2. それにもかかわらず、昨年一連の韓国大法院判決が、日本企業に対し、損害賠償の支払等を命じる判決を確定させました。これらの判決は、日韓請求権協定第2条に明らかに反し、日本企業に対し一層不当な不利益を負わせるものであるばかりか、1965年の国交正常化以来築いてきた日韓の友好協力関係の法的基盤を根本から覆すものであって、極めて遺憾であり、断じて受け入れることはできません。
  3. 我が国は、国際社会における法の支配を長く重視してきています。国家は国内事情のいかんを問わず国際法に基づくコミットメントを守ることが重要であるとの強い信念の下、昨年の韓国大法院の判決並びに関連の判決及び手続により韓国が国際法違反の状態にあるとの問題を解決する最初の一歩として、本年19日に日韓請求権協定に基づく韓国政府との協議を要請しました。
  4. しかしながら、韓国政府がこの協議の要請に応じず、また、韓国大法院判決の執行のための原告による日本企業の財産差押手続が進む中、何らの行動もとらなかったことから、520日に韓国政府に対し、日韓請求権協定第32に基づく仲裁付託を通告し、仲裁の手続を進めてきました。しかしながら、韓国政府が仲裁委員を任命する義務に加えて、締約国に代わって仲裁委員を指名する第三国を選定する義務についても、同協定に規定された期間内に履行せず、日韓請求権協定第3条の手続に従いませんでした。
  5. このことにより、520日に付託した日韓請求権協定に基づく仲裁委員会を設置することができなかったことは、極めて遺憾です。
  6. 昨年の一連の韓国大法院判決並びに関連の判決及び手続による日韓請求権協定違反に加え、今般、同協定上の紛争解決手続である仲裁に応じなかったことは、韓国によって更なる協定違反が行われたことを意味します。
  7. 日本政府としては、こうした状況を含め、韓国側によって引き起こされた厳しい日韓関係の現状に鑑み、韓国に対し、必要な措置を講じていく考えです。
  8. 本件の解決には、韓国が度重なる国際法違反の状態を是正することが必要であり、韓国に対し、そのための具体的な措置を直ちに講ずるよう、改めて強く求めます。

 

<追伸>

勢いづく河野太郎外相へお願いしたい。

この際だから、ぜひお父さんの河野洋平爺が韓国向けに出した慰安婦に関する河野談話を撤回してくれませんか。

あれは間違っていましたと。

朝日新聞も捏造を白状しているし、韓国を今や忖度する必要はないので、真実に基づいて「新河野談話」を発表すると韓国に言ってくれませんか。

 

(追伸2)2023.11.26

恥ずかしい限りですね、昔こんなことを書いていたとは。

息子河野太郎は、親父よりも雲泥の差で素晴らしい息子ではないか。武士の風格さえ感じさせる日本国の外務大臣である。」

見る目が無さ過ぎました。

河野太郎のひどさは、ワクチン漬けに国民をしたこと、風力・太陽光発電疑惑、マイナンバーカードの強制等々強引さと強欲と某国のために政治家をやっている等に表れています。

昔、学生時代から新入社員何年目頃まで、毛沢東を礼賛していました。中国の文化大革命を真の革命だなんて思っていました。こんな世界で最も人を死に至らしめた独裁者毛沢東の本当の姿を見つけることが出来ませんでした。

毛沢東については若気の至りで済みますが、河野太郎の称賛間違いは若気の至りなんかではありません。

人を評価するのは難しもんだとつくづく反省しております。