いつまで続くのか。もう貴乃花騒動もいい加減嫌になった。この騒動で一番喜んでいるのはモリカケ追及がまたぞろ始まりそうな安倍首相だろう。

  だが貴乃花騒動も賞味期限切れが近い。いくらマスコミが貴乃花擁護に躍起になっても、まともな判断ができる庶民は、貴乃花の異常行動にうんざりだし、正常な大人のすることではないということに落ち着きつつある。

 

 特に相撲協会トップによる、貴乃花への貴ノ岩への聞き取り調査協力要請に対し、貴乃花の拒否報道を見ると、貴乃花が如何に常軌を逸した対応をしているかがわかる。

 

 拒否理由が「相撲協会が信用できない」ということらしいが、そんなことは拒否理由にならないし理事が言うことではない。単に八角理事長が嫌いだという感情的理由か。そこまでいくと駄々をこねる三歳児以下のガキの振る舞いだ。

 

 社会や組織にはルールがあり、自分の思うようには行かないものだと分かるのが大人であり、駄々をこねれば無理が通ると思うのがガキだ。相撲協会に抵抗しても全く構わないが、その抵抗の仕方にすら近代国家ではルールに則ってやらなければいけない。ルール無視の抵抗、クーデータや革命はジンバブエや北朝鮮では許されるだろうが、日本だけでなく普通の国の普通の組織では許されない。

 

そんなことが45歳になっても分からないのか。わからないとするなら、それはもう病気の範疇だろう。人格障害が疑われる。

 

ネット情報だからいい加減だとは思うが、貴乃花は貴ノ岩をもう一度入院させようと病院を探しているらしい。病名は「心的外傷」とするとか。

もしこれが本当だとすると精神の病が理由で休場するとなると、相撲史上始まって以来のことになろう。

あくまでネット情報だから信用できないが、それを聞くと貴ノ岩を精神科に連れていくのでなく、貴乃花自身が一度精神科で診察を受けたほうがいい。

 

  貴ノ岩への聞き取り調査協力要請の拒否はなぜなのか、ここで論理的に分析してみる。

考えられる拒否の理由を挙げてみる。

1 協会が信用できない。

2 拒否理由は特になく、単に駄々をこねている。

3 貴ノ岩聞き取り調査により、真実X(エックス)が明らかになることを避けたい

 

以上の3つが挙げられるが、1は表向きの貴乃花の主張だが、相撲協会が調査の席上、貴乃花代理人の参加を認めれば済むことだ。2は感情がこじれて単に駄々をこねている可能性が高い。これは理由にならない理由であり、どうしようもない。病院に行ってもらうしかない。

 

3は真実Xを明らかにするのは、貴乃花も相撲協会も望むところのはずである。貴乃花もマスコミも相撲協会が勝手に真実を隠蔽しそうだと解釈しているが、相撲協会としては真実を隠蔽する利益がない。ここまて騒ぎが大きくなっているのに、何かを隠蔽して利益があるとは思えない。だから、相撲協会としては純粋に真実Xつまり何がそこで起きたのかを確定したいだけだ。

 

しかし、真実Xには二つの種類が考えられる。真実X-1、真実X-2としよう。

真実X-1は、明かされた真実が貴乃花に取って有利となるもの、真実X-2は、明かされた真実が貴乃花に取って不利となるもの、とする。

 

 もし、真実X-1となるなら、貴乃花は貴ノ岩の調査を拒否する理由はない。貴乃花にとって有利になればそれは貴乃花の今後の展開を有利にする。

 

 しかしもし、真実X-2となるなら、貴乃花は貴ノ岩の調査を拒否する理由になり得る。つまり、貴ノ岩の調査が貴乃花に取って不利となるものとあらかじめ知っているから、調査拒否をするのではないかという結論に達する。それを隠蔽するするために、取ってつけたような拒否理由「相撲協会は信用できない」を、感情を露わにして主張するのであろう。

つまり、調査に協力しない貴乃花は真っ黒なのである。

 

(私の想像する真実Xはいたってシンプルだ。つまり、怪我の度合いは大したことがなかったということだ。これは貴乃花にとって認めがたい真実なのだ。)

 

 マスコミは貴乃花の説明を鵜呑みにして、貴ノ岩は警察の取り調べに委ねてあるから、相撲協会が調査をする必要がない、ということに皆賛成しているが、そんなことは常識として無理筋だ。

日馬富士は殺人犯ではない。全く相撲界の手を離れた事件というわけではない。相撲協会としても、独自に実態を解明する義務は当然ある。警察に隠して勝手に相撲協会が調べて隠そうとしたなら、それは大問題だ。しかし、相撲協会は警察と連携を取って調査を進めている。

 

また、貴乃花とマスコミは、警察に先に被害届を出したことを相撲協会は咎めており、先に相撲協会に報告したらもみ消すに違いないと、妄想を逞しくしているが、相撲協会が問題にしているのは、警察に先に被害届を出したことではない。そうではなく、貴乃花が被害届を出して置きながら、相撲協会に報告しなかったことを問題にしているのだ。この巡業部長としての義務放棄、情報隠蔽がこの騒動をややこしくしているのだ。それは前にも書いたように、相撲協会に情報を与えず、貴乃花のみ知っている被害届の存在を、次期理事長選にあわよくば使おうという謀略めいたことをした貴乃花を問題にしているのである。

 

貴乃花を応援するマスコミもそんなことは分かっているはずだが、小泉純一郎や小池劇場のように、敵がいないとマスコミはストーリー作りに困るのである。だから躍起になってどうでもいいことに拘泥する。騒動を広げているのは、マスコミである。それに便乗しているのが貴乃花だ。これは全く小池劇場の構図なんである。

 

ところであの山崎正という相撲記者会会友のボケ老人がまたもやしゃしゃり出て訳の分からない妄想をテレビを使ってしゃべっていた。つまり、貴乃花のあの異常行動は自信がないとできない。だからよほど有力な黒幕が後ろにいるのではないか、と。これも一種の貴乃花援護砲であろう。この糞ジジイ、嘘ばっかりついてんじゃねえよ。