ああ勘違い、謝蓮舫と民進党。蓮舫のドヤ顔は大衆にアピールすると思っているのだろうか。謝蓮舫が前面に出れば出るほど民進党は支持を失うだろう。

 

皆さんは昨日の党首討論の蓮舫の安倍首相追及の「セリフ」を見て、聞いてどう感じましたか。中身については例えばカジノ法案についての批判については全面的に蓮舫に賛成です。

左翼は大嫌いですが、最近の安倍政権、自民党、新自由主義、グローバリズムをモロに押し出してきて大嫌いになりつつあります。中身について蓮舫に賛成しているのに、蓮舫の安直な言葉使い、しゃべり方、仕草には無性に腹が立つのです。それは蓮舫が国民の方を向いていない、国民のことなどこれっぽっちも考えていないと思わせるからです。

 

蓮舫の発言は「受け狙い」のみ。これしか考えていない。これは三流芸人又はピン芸人の芸の見せ方と同じというかそれ以下なのです。見え見えな「受け狙い」が聞く者をイラつかせるのです。

でも三流芸人の「受け狙い」は微笑ましいのです。バブルネタで人気が出た女芸人平野ノラは芸が下手ですが、共感が持って笑えるところに、見え見えな「受け狙い」でも嫌らしくないのです。

 

 蓮舫の「受け狙い」は計算されたものです。つまり「セリフ」なんです。日本人は自然さが好きであり、計算されたものは「あざとい」と忌避されるのです。ここが日本人でない蓮舫が日本を理解していない所以でしょう。

 

 蓮舫が民進党代表選のとき、「私は岡田克也代表が大好きです。ただ、1年半一緒にいて、本当につまらない男だと思います」「人間はユニークが大事です。私にはそれがあると思います」と発言して顰蹙を買いました。恐らくアメリカ人の政治家のジョークかなんかの真似をしたかったのでしょうね。本人は大いに受けると思っての発言じゃないでしょうか。

 

 しかし、日本人はこういうジョークを好まない。第一に目上の人への尊敬の念がない。第二に救いつまりフォローがない。「私は岡田克也代表が大好きです。ただ、1年半一緒にいて、本当につまらない男だと思います」と言った後、フォローしないといけない。落としたら次は持ち上げる。これがあれば岡田代表を貶めることにはならないし、日本人は聞いてホッとするのです。そういう配慮が蓮舫にはない。

 

 蓮舫は自分を前面にアピールすることしか考えていない。自分をアピールするために、岡田代表を出汁に使ったのです。日本人はこういうことを許さないし、こういう物言いには品性を疑うのです。

 私ならこういうでしょう。(下手ですいません)

「ただ、1年半一緒にいて、本当につまらない男だと思います。でもなぜ私にはつまらなく思えたのか。岡田代表は毎日国民の幸福をどうしたらもたらせるかばかり考えていて、私の方を振り向いてくれる暇がなかったようなのです。」

 上手く言えたとはいえませんが、落としてからもう一度持ち上げるという意味は出ているのではないでしょうか。こうすれば蓮舫は嫌らしい奴だとは思われないでしょう。

 

 蓮舫は民進党代表なんかではなく広告塔でしかないのです。民進党の広告塔ならまだしも、蓮舫という女政治家、いや政治家という肩書を持った芸人自身の広告塔でしかないのです。

 

 昨日の党首討論。なぜドヤ顔なんでしょうか。全く衰退しかしていない党の代表がなぜドヤ顔なんでしょうか。党首討論に限らず、委員会での質問でも蓮舫は高飛車で勝手な決めつけをしドヤ顔を国民に示すのです。結果は民進党の支持は落ちるばかり。国民は誰も蓮舫のドヤ顔を見て、民進党はさすがだなどと思わない。

 もし蓮舫の広告活動が効いているなら、支持率が上昇しているはずです。全く効果なんて出ていないじゃないですか。それは蓮舫の追及が、民進党のアピールではなく、蓮舫自身の宣伝活動と誰もが知っているからです

 なぜそんなことをする必要があるのでしょうか。もう一応党代表にまで上り詰めたはずなのに。それは蓮舫の性(さが)なんだと思います。タレントとしての蓮舫は政治家でも何でもない。今でも「受け狙い」しか考えていないタレント芸人なんです。

 だから、「首相の答えない力、逃げる力、ごまかす力。まさに『神ってる』」なんてバカなことを言うんです。マスコミでここは扱ってくれるだろうと計算をして。

 

 小狡い女、政治を芸としてしか考えない女蓮舫。産経新聞ではありますが、この蓮舫の質問をまとめて「民進党支持率が1桁台に沈む理由がよく分かる党首討論だった。」と書かれていました。誰もが感ずる感想でしょう。

 

 そうそうこんなことも言ったようです。

「息をするようにウソをつく。昨年、安全保障法制を強行採決したじゃないですか!」

「気持ちのいいまでの忘れる力を何とかしてくださいよ」

 

 「息をするようにウソをつく」って、これ民主党を揶揄する言葉じゃなかったかしら。最初これを聞いた時、安倍首相も蓮舫に対して、凄いこと言うな、問題にならないんだろうか、と思ったのですが、蓮舫の口から出るとは唖然とするばかり。

 妄想するに毎度毎度右翼から民主党を攻めるのに使われていた「息をするようにウソをつく民主党」を若年性認知症に罹って完全にいい言葉と思いこんで総理大臣に使ってしまったのではないでしょうか。

 

 次に「気持ちのいいまでの〇〇」という皮肉たっぷりの形容詞。皮肉は必ずしも相手にのみ突き刺さるわけではない。皮肉は敵に嫌な気持ちを起こさせる。それが目的ですからね。しかし、皮肉それ自体がきちんと成立していない場合、この嫌らしい響きはそれを使った人間に向けられるということを知らないといけない。

 つまり「気持ちのいいまでの〇〇」なんて嫌な言葉を使う蓮舫はなんてゲスな野郎なんだと思わせてしまうことです。

 2位じゃダメなんですか」というセリフもそうですね。これもどや顔で言った皮肉な嫌らしい言葉です。1位を目標に頑張っている人達に向かって、バカなことするなよ、お前たちのやっていることはムダなことなんだよ、という皮肉たっぷりの蓮舫の毒のある言葉。日本中のほとんどの人が「蓮舫の野郎、この野郎!」と思ったのです。蓮舫は大成功だと思ったでしょうがね。

 

 蓮舫が民進党代表にいるということは、喜劇であり且つ悲劇なのです。自分のことしか考えない代表では民進党に将来があるわけがありません。

 

 今世界は地殻変動を起こしています。ブレグジットから始まって、トランプ、イタリアの五つ星、フランスのルペン、ドイツのAD等々。極右とかポピュリズムとかいって貶めていますが、それぞれが困難な状況にいる国民の意識をきちんと汲み上げて政策化して支持を伸ばしているのです。民進党はなぜこういう世界の動きを学ばないのでしょうか。

 蓮舫には対案があったはずですね。それともそれもフェイクだったのですか。民進党には蓮舫のような「気持ちのいいまでの」とか「神ってる」とか馬鹿げた言葉遊びをしている暇があるのでしょうか。

 

 台湾人蓮舫なのかガソリーヌ山尾の日本死ねなのか、こんな下らない政治家が民進党の前面に出てくること自体恥ずかしいと思ってほしいのです。

 自民党は今国民の望みからかなり離反しようとしています。民進党にはチャンスではないでしょうか。ぜひ欧州の動きを勉強してほしい。野田のような財務省の手先として緊縮財政を唱えたり、消費税引上げに賛成するような売国奴を追い出してまともな政党になってほしいのです。