豪栄道がカド番で全勝優勝とはよくやったと褒めたい。来場所の成績如何では横綱の声もきかれるが、まてよ、前回も同じことがあったような。
そう琴奨菊の優勝の時だ。みんな浮かれて次は日本人横綱の誕生だと騒いでいたっけ。
でも次の場所は8勝7敗。その後はコロコロ負けて横綱どころか大関の地位を維持するのが精いっぱい。何故って?弱いから。相撲が下手だから。まわしを全く取ろうとしないから。投げを打たれると簡単に転がるから。だから無理して横綱にならなくってよかった。
というより、そんなこと最初からわかっていたんだ。
琴奨菊は優勝後次の場所までの間何をしていたのか。ずっとテレビに出たり、後援会に呼ばれたり、地元のイベントに呼ばれたり、新婚の奥さんといちゃついたりとずっと遊んでいたんだ。全く稽古もせずに。
実力もないのにただまぐれで優勝しただけなのに、全く稽古をしないのに、本人は何の反省もせず、横綱になれると思っていたのかもしれない。
さて、豪栄道はどうだろうか。今回の全勝優勝は実力なんだろうか。カド番がばねになったことは確かだ。スポーツは結構メンタルが大事だ。今回の優勝は実力と言うよりメンタル面が大きかったのでは。これを実力と勘違いすると、琴奨菊の二の舞だ。後援会のお誘い、地元イベントのお誘い。これらをみんな断れるだろうか。断って稽古をすれば横綱の目はあるかもしれない。
でも、浮かれて「琴奨菊」をやれば、また8勝大関に逆戻りだ。白鵬が次は出てくる。実力は横綱になるような代物ではない。今はじっくりと考えるべきだ。悪い手本琴奨菊の振る舞いをよく勉強しよう。