2月17日㈯:東南アジア旅23日目(ルアンパバーン滞在3日目)
ラオスに入ってドンデット~チャンパーサックでは日本人に出会わず、
ルアンパバーンで最初に訪れたプーシーの丘で素晴らしい出会いが待っていました
夕日を見ていたら、隣の青年が日本人だったので、声をかけました
ラオスに入って10日ぶりに、日本人に出会って、日本語で会話しました
彼も、私が久しぶりの日本人らしく、そのまま一緒に夜ごはんへ
すっかり意気投合して、2日目も一緒にクワーンシーの滝を回り、
今日(3日目)も、雰囲気あるレストランを選んで、一緒に夕食を過ごしました
『BOUANG(ブアン)』
“FRESH MANGO SPRING ROLLS”
ライスペーパーにマンゴー&ハーブ&エビを巻いた生春巻き
ピーナッツソースで食べるスタイル
“LAO MEAT BALLS”
ラオス料理の名物、ハンバーグ&ハーブ巻
“LAAP KHAI”
このお店でも、チキンのラープをいただきました
「ディップ・カオ」という竹籠に入って出されます
ラオスではもち米が主流、せいろで蒸した「カオ・ニャオ」(もち米)
ラープに混ぜて美味しく頂きましたが、味が洗練されて、やっぱチャンパーサックで食べた地元色が強いラープの方が美味しかった
“MANGO STICKY RICE”
ラオスではデザートの部類に入るマンゴー・スティッキー・ライス
ココナッツとマンゴー、なぜかもち米と合って、スプーンが止まりません
通りを眺められる席(白線囲み)に座って、食事とお酒を飲みながら、旅を語り合いました
彼は、34歳の医師、
これまで多くの命に向き向き合う中で、
人生を終えようとするとき、最期に「旅に出たかった」と言葉を残す人が多いとのこと
「人が人生の最期に想う旅の魅力とは、、、」
「そして人生を悔いなく終わるには、、、」
「旅の魅力に触れてみたいという衝動が抑えられなかった、、、」
これまで多くの旅人から、旅の理由を聞いてきたけど、こんな旅の理由は初めて
私にはない経験と知識、話しが面白いし、彼も私の旅の話しに興味を持ってくれました
旅に出ていなければ、こんな場所で、こんな風に出会うことはなく、ちょっと興奮しています
夜風が気持ち良くて、哀愁あるBGMを流し、心ゆくまで旅を語り、目の前を流れゆく異国のこの風景を、きっと忘れることはないだろう
今回の旅で、緊張や興奮が最も高まった瞬間は、今このときだろうなぁ
食事の後、ルーフトップバーへ移動して、もう少し飲み語りました
奥に見える光が、ルアンパバーン名物、メイン通りのナイトバザール
彼は読書量も多く、英会話も堪能で、様々な方面にわたり知識が豊富で面白い
「深夜特急」(沢木耕太郎著)が彼のバイブル、私も一緒、24年前に旅に出たきっかけとなる本
大沢たかおのドキュメンタリードラマ版も、お互い見ていて、今まさに自分たちが沢木耕太郎を演じているかのような高揚感
主題歌の井上陽水の「積み荷のない船」、先程レストランでスマホから流したBGM、この音楽が哀愁あって、異国の街にほんと合う
ラオスのウイスキー、その後、爽やかなカクテルを作ってもらいました
この後、アメリカ人とシンガポール人とも一緒に、夜遅くまでお酒を楽しみました
彼は「白衣のバックパッカー放浪記」を連載中
ルアンパバーン編が楽しみです
彼から聞く話しを、自分の経験や知識と照らし合わせ、新しい世界が広がるような感覚
日常の暮らしの中に埋没してると、同じ景色を見ているはずが気づかない、旅だからこそ気づける、この感覚が私の考える旅の魅力かな
旅はあと2週間続きますが、今旅の最高潮を迎えているかもと感じながら、東南アジア23日目の夜が終わりました