こちらは日本より1日遅れですので 今日が、母の日です。
娘のアイデアで ベトナム料理を食べに連れて行ってもらいました。
小学校の娘や 息子からは 学校で作った いろいろなクラフトをもらって私は上機嫌です。
ほんと、母というのはすばらしいものですよね。
母の日にこんな話も何なんですが、きのうERで子供の虐待では?と思えるような事件が起きて
大騒ぎになったんですが、実は生後6ヶ月の赤ちゃん、ひどい硬膜下血腫をおこしていて痙攣を起こし続けていました。
ゆさぶられっこ症候群ではないか、という話。
生後6ヶ月以下の赤ちゃんは 力強く揺さぶられると 脳の中に出血を起こしたりして ひどい時には死亡したり
不可逆的な脳の障害を起こします。乳児の脳はお豆腐のように柔らかくて傷つきやすいですからねぇ。
私たちは懸命にこのかわいそうな赤ん坊のために全力を尽くしましたが、痙攣がひどくて 気管挿管も避けられず 予後はほんとうになんといってよいか・・・
それで、一緒に働いていた先生が実は・・・というお話をしてくれたんですが、彼がまだ研修医だった頃、
ある朝のことです。
ERにあるおかあさんが毛布にくるんだ赤ん坊を抱えてものすごい形相でやってきました。
「My baby.My baby!!」
青白くて血の気のない赤ん坊を一目見た先生は、Trauma roomへ走りました。
毛布を剥ぎ取るとそこには もうすでに死後硬直の始まった生後1ヶ月の小さな赤ん坊が横たわっていたのです。
赤ん坊はもうすでに死んでいました。
1年後、そのお母さんに 殺人罪(First degree murder)が確定。
いったいどうしたんだと思います?
赤ん坊は 電子レンジで殺されたんですって。2006年にオハイオ州でおきたほんとうのお話。
その前にも2000年にバージニア州で、おかあさんが新生児を電子レンジで殺したという事件が起きているんですよね。なんともはや、こうなると 精神異常を通り越していると思いました。
そうそう、電子レンジは、英語で microwave といいます。覚えておきましょう。