肝硬変の患者から骨髄液を採取し、含まれている細胞を増殖させたうえで患者自身に点滴で戻す臨床研究を、山口大学の坂井田功教授らのチームが計画している。
骨髄液の細胞が肝臓へ移動して正常な肝細胞に変化することで、症状の改善が期待できる。3年以内の開始を目指す。
肝硬変はウイルス感染などで発症し、肝臓が本来の機能を失う。国内の患者は40万~50万人に達する。
研究チームは2003年に、肝硬変患者から約400ミリ・リットルの骨髄液を採取して点滴する臨床研究を開始。これまで19人に実施し、15人の肝機能の改善や悪化抑制が確認された。骨や脂肪などの細胞に変化できる骨髄液中の「間葉系幹細胞」が肝細胞に変化したり元々あった肝細胞を刺激したりして、正常な肝細胞が増えた結果とみられる。
出典:読売新聞
東日本大震災で首都圏の建売市場に変化の兆しが出ている。
需要が高まるエリアとそうでないエリアの差が、契約戸数や地価といった事業環境に直結する形で顕在化し始めているのだ。需要が高まっているのは文教環境の良さや駅近といった従来のニーズに加え、液状化が懸念される地域以外など東日本大震災で新たに生じた災害対応ニーズも満たすエリアだ。需要が高まっているエリアでは一部で仕入地価に上昇傾向が出ている。市場変化への対応が今後の業績確保のカギとなりそうだ。
出典:住宅産業新聞
需要が高まるエリアとそうでないエリアの差が、契約戸数や地価といった事業環境に直結する形で顕在化し始めているのだ。需要が高まっているのは文教環境の良さや駅近といった従来のニーズに加え、液状化が懸念される地域以外など東日本大震災で新たに生じた災害対応ニーズも満たすエリアだ。需要が高まっているエリアでは一部で仕入地価に上昇傾向が出ている。市場変化への対応が今後の業績確保のカギとなりそうだ。
出典:住宅産業新聞
昨年3月の九州新幹線全線開業に伴い、直通運転でつながった九州と京都・大阪・神戸(京阪神)の経済活動について、開業効果は双方にまだあまり出ていないことが18日、九州と京阪神地区の商工会議所による企業アンケート調査で分かった。現状では京阪神のメーカーや卸売業者の商品などを九州側が購入する流れが目立つが、将来的には、九州の企業が京阪神を市場として開拓し「九州から京阪神へ」の流れが加速するとの見方が出ている。
アンケートは、九州、京阪神の計11商工会議所でつくる「九州新幹線を活用した西日本活性化研究会」が、会員企業を対象に昨年10~11月に実施した。
九州側、京阪神側に新幹線開業に伴う経済交流の変化を尋ねたところ、「商品・サービスの販売」や「市場調査」などいずれの項目でも「変化なし」が6~9割で最多だった。
また、九州の企業と京阪神の企業との取引の内容(複数回答)としては「京阪神地域からの商品・サービス購入」が6割を超えてトップとなった。
ただ、九州側では新幹線開業を契機に「京阪神地域における市場調査・営業活動」が増加したとする企業の割合も2割を超えた。この動きは今後3年間でさらに加速すると予想する企業も目立った。福岡商工会議所では「京阪神を有望な市場として、開拓を目指す九州企業が多いことの表れでないか」と分析する。
一方、福岡の自動車、宮崎の農産物など産業・特産品の認知度では、京阪神側は九州側への認知度が高かったが、大阪の生命科学、兵庫の合皮製品など、九州側の京阪神に対する認知度は低いことも判明した。
出典:MSN産経ニュース
アンケートは、九州、京阪神の計11商工会議所でつくる「九州新幹線を活用した西日本活性化研究会」が、会員企業を対象に昨年10~11月に実施した。
九州側、京阪神側に新幹線開業に伴う経済交流の変化を尋ねたところ、「商品・サービスの販売」や「市場調査」などいずれの項目でも「変化なし」が6~9割で最多だった。
また、九州の企業と京阪神の企業との取引の内容(複数回答)としては「京阪神地域からの商品・サービス購入」が6割を超えてトップとなった。
ただ、九州側では新幹線開業を契機に「京阪神地域における市場調査・営業活動」が増加したとする企業の割合も2割を超えた。この動きは今後3年間でさらに加速すると予想する企業も目立った。福岡商工会議所では「京阪神を有望な市場として、開拓を目指す九州企業が多いことの表れでないか」と分析する。
一方、福岡の自動車、宮崎の農産物など産業・特産品の認知度では、京阪神側は九州側への認知度が高かったが、大阪の生命科学、兵庫の合皮製品など、九州側の京阪神に対する認知度は低いことも判明した。
出典:MSN産経ニュース
科学技術振興機構(JST)、国立精神・神経医療研究センター 神経研究所(NCNP)、生理学研究所(NIPS)の3者は1月18日、運動中に手の感覚が抑制される新たな神経機構を解明したと共同で発表した。NCNP神経研究所モデル動物開発研究部の関和彦部長、ワシントン大学 生理生物物理学部のE.フェッツ氏、NIPSの共同研究グループによる発見で、成果は米科学誌「The Journal of Neuroscience」に米国東部時間1月18日に掲載された。
まったく同じ刺激が手足の皮膚などに与えられたとしても、引き起こされる感覚は状況に応じて異なることは、誰も日常生活の中で体験していることだ。例えば、熱いフライパンのフタを持ち上げる場合、もし「フタが熱い」ということを知らない場合は皮膚刺激が脊髄の神経を興奮させ、手を引っ込める反射(屈曲反射)が起こり目的は達成できない。一方、熱いことをあらかじめ知っている場合には、神経の興奮を抑制することが可能だ。
このような、状況に依存した感覚反応の変化は自己の運動中に顕著であることが、心理学的研究から明らかにされてきた。このことを示す別のケースは、手のひらをくすぐる際にも存在する。例えば、他人に手のひらをくすぐられる場合と自分自身でくすぐる場合とでは、自分自身でくすぐった方が「くすぐったさ」が抑制されること、また自分自身でくすぐった場合でも、より早く皮膚を刺激した方が感覚の抑制が大きいことなどが知られていた。
また、統合失調症の患者ではこの抑制が少ない(自分がやっても他人がやっても同じように感じる)ことから病態の診断への応用を検討する研究例もある。しかし、こうした研究が進められている一方で、自分の運動中に皮膚感覚が変化する現象を引き起こす脳内の仕組みはわかっていなかったのである。
研究グループでは、皮膚感覚を伝える末梢神経がまず脊髄で中継されることに注目。サルが手首を動かしている最中に、皮膚神経から脊髄と大脳への連絡がどのように変化するか、ということの記録に世界で初めて成功した。
さらに、その変化と運動の成績を比較することによって、「なぜ」皮膚感覚が運動中に変化する必要があるのかについて解析を実施。その結果、運動中の皮膚神経からの連絡は、大脳皮質の感覚野や運動野だけでなく、第一中継地点である脊髄においてすでに抑制されていることが明らかになったのである。
この結果は、これまで心理学的実験において認められてきた運動時の感覚閾値上昇は脊髄のレベルで引き起こされることを強く示唆する結果だ。さらに、大脳皮質の運動野への皮膚感覚入力は運動前、つまりサルが運動の準備をしている時間帯からすでに抑制されていた。
また、その抑制が大きければ大きいほど、サルは素早い運動を行うことができることが明らかになった。これは丁度、サッカーのプレイ中にケガをしても痛みをあまり感じずにプレイを続行できるように、運動と直接関係しない感覚が抑制される仕組みが、運動の準備中に運動と一緒にセットされて準備されることを意味している。
大脳皮質や脊髄には多くの神経回路があり、いろいろと有益な役割を果たしているが、特定の運動にあたって、足を引っ張るようなことも出てくることがある。それに対応するため、邪魔になる回路は抑制し、役に立つ回路は増強するようにあらかじめセットされるものと考えられるというわけだ。
これは、これまで報告されたことのない種類の新しい「感覚抑制」のタイプであると同時に、感覚抑制がより良い運動を行うために役立っていることを強く示唆する結果である。感覚抑制とは、皮膚などに与えられた刺激が運動や予測状態などの状況に応じて抑制され、同じ強さの刺激でも、より小さく知覚される現象のことだ。
今回の実験結果から、運動時の感覚抑制は脳や脊髄を含めた中枢神経全体で同時に認められる現象であることを明らかにし、さらにその抑制は余剰な感覚情報の軽減によって、より良い脳の働きを作り出しているという新たな仮説を導くことが出た形だ。
今回の研究によって、運動時の感覚抑制が大脳皮質だけでなく脊髄や脳幹を含めた感覚入力に関する多くの中継地点が連携することによってもたらされていることが明らかになり、今後は、その連携の仕組みを詳細に調べる研究が盛んになるものと、研究グループでは予想している。
また、新たに発見された運動成績と感覚抑制の大きさとの関連性は、これまで未知であった感覚抑制の機能的意義を、生物実験によって初めて提案することができたのが今回の成果の1つ。それにより、今後はさまざまな運動や運動疾患において同様の計測を行うことにより、運動能力をより客観的に評価する研究も進展するものと研究グループでは予想している。さらに、今回明らかになった自他の行動識別の神経基盤を用いた精神疾患などの病態理解や治療法開発などの研究も進展する可能性があるとしている。
出典:マイナビニュース
まったく同じ刺激が手足の皮膚などに与えられたとしても、引き起こされる感覚は状況に応じて異なることは、誰も日常生活の中で体験していることだ。例えば、熱いフライパンのフタを持ち上げる場合、もし「フタが熱い」ということを知らない場合は皮膚刺激が脊髄の神経を興奮させ、手を引っ込める反射(屈曲反射)が起こり目的は達成できない。一方、熱いことをあらかじめ知っている場合には、神経の興奮を抑制することが可能だ。
このような、状況に依存した感覚反応の変化は自己の運動中に顕著であることが、心理学的研究から明らかにされてきた。このことを示す別のケースは、手のひらをくすぐる際にも存在する。例えば、他人に手のひらをくすぐられる場合と自分自身でくすぐる場合とでは、自分自身でくすぐった方が「くすぐったさ」が抑制されること、また自分自身でくすぐった場合でも、より早く皮膚を刺激した方が感覚の抑制が大きいことなどが知られていた。
また、統合失調症の患者ではこの抑制が少ない(自分がやっても他人がやっても同じように感じる)ことから病態の診断への応用を検討する研究例もある。しかし、こうした研究が進められている一方で、自分の運動中に皮膚感覚が変化する現象を引き起こす脳内の仕組みはわかっていなかったのである。
研究グループでは、皮膚感覚を伝える末梢神経がまず脊髄で中継されることに注目。サルが手首を動かしている最中に、皮膚神経から脊髄と大脳への連絡がどのように変化するか、ということの記録に世界で初めて成功した。
さらに、その変化と運動の成績を比較することによって、「なぜ」皮膚感覚が運動中に変化する必要があるのかについて解析を実施。その結果、運動中の皮膚神経からの連絡は、大脳皮質の感覚野や運動野だけでなく、第一中継地点である脊髄においてすでに抑制されていることが明らかになったのである。
この結果は、これまで心理学的実験において認められてきた運動時の感覚閾値上昇は脊髄のレベルで引き起こされることを強く示唆する結果だ。さらに、大脳皮質の運動野への皮膚感覚入力は運動前、つまりサルが運動の準備をしている時間帯からすでに抑制されていた。
また、その抑制が大きければ大きいほど、サルは素早い運動を行うことができることが明らかになった。これは丁度、サッカーのプレイ中にケガをしても痛みをあまり感じずにプレイを続行できるように、運動と直接関係しない感覚が抑制される仕組みが、運動の準備中に運動と一緒にセットされて準備されることを意味している。
大脳皮質や脊髄には多くの神経回路があり、いろいろと有益な役割を果たしているが、特定の運動にあたって、足を引っ張るようなことも出てくることがある。それに対応するため、邪魔になる回路は抑制し、役に立つ回路は増強するようにあらかじめセットされるものと考えられるというわけだ。
これは、これまで報告されたことのない種類の新しい「感覚抑制」のタイプであると同時に、感覚抑制がより良い運動を行うために役立っていることを強く示唆する結果である。感覚抑制とは、皮膚などに与えられた刺激が運動や予測状態などの状況に応じて抑制され、同じ強さの刺激でも、より小さく知覚される現象のことだ。
今回の実験結果から、運動時の感覚抑制は脳や脊髄を含めた中枢神経全体で同時に認められる現象であることを明らかにし、さらにその抑制は余剰な感覚情報の軽減によって、より良い脳の働きを作り出しているという新たな仮説を導くことが出た形だ。
今回の研究によって、運動時の感覚抑制が大脳皮質だけでなく脊髄や脳幹を含めた感覚入力に関する多くの中継地点が連携することによってもたらされていることが明らかになり、今後は、その連携の仕組みを詳細に調べる研究が盛んになるものと、研究グループでは予想している。
また、新たに発見された運動成績と感覚抑制の大きさとの関連性は、これまで未知であった感覚抑制の機能的意義を、生物実験によって初めて提案することができたのが今回の成果の1つ。それにより、今後はさまざまな運動や運動疾患において同様の計測を行うことにより、運動能力をより客観的に評価する研究も進展するものと研究グループでは予想している。さらに、今回明らかになった自他の行動識別の神経基盤を用いた精神疾患などの病態理解や治療法開発などの研究も進展する可能性があるとしている。
出典:マイナビニュース
IDC Japanは1月18日、国内Storage as a Service市場の調査結果を発表した。2010年の売上は226億1300万円で前年比8.3%の成長。2010年から2015年までの年間平均成長率は10.3%で、2015年の市場規模は369億円になると予測している。
国内のStorage as a Service市場は、2009年は売上208億7700万円で同4.9%の成長、2008年は198億1100万円で同4.8%の成長だった。
IDCではStorage as a Service市場の調査対象を「ストレージ製品(ハードウェア、ソフトウェア)を販売することなく、その利用のみを提供することで対価を得るサービスビジネス」と定義している。企業ユーザー向けの有料サービスとして、ストレージ利用の対価を得るサービスを調査しており、宣伝広告などを主な収入源として無償提供されているコンシューマー向けサービスは対象としていない。
2010年の国内Storage as a Service市場は、大手ITベンダーのクラウドサービスビジネスへの参入、Amazon Web Servicesの利用拡大などにより市場成長率が上昇した。また、東日本大震災がクラウドサービスの堅牢性を知らしめる契機になったとしており、Storage as a Serviceを利用したデータ保護の需要喚起につながったという。なかでもオンラインバックアップサービスでは間接販売のビジネスを軌道に乗せつつあるサービスが複数現れたことで、今後、国内のデータ保護ソリューション市場での地位確立を予見させる状況になったとしている。
また、2010年はファイル共有サービス市場に変化が起きたという。新規参入サービスが最新のストレージ製品やIaaSを利用し、これまでより低い容量単価でサービス提供を訴求したことにより、従来から国内で展開しているサービスが利用プランの見直しを図った。具体的な対抗策として、IDCでは利用可能な容量の拡大を挙げている。また、モバイル機器でのデータ共有やセキュリティ強化などの機能面の競争もあり、市場に再び活気が出てきたと分析している。
2011年はPaaSおよびIaaSの市場拡大とともに成長率が上昇し、売上が265億4700万円、前年比17.4%の成長と予測している。
IDC Japanでストレージシステムズ リサーチマネージャーを努める鈴木康介氏は、「国内Storage as a Service市場はここ数年、動きが停滞していたが、2011年は新規参入サービスプロバイダーの成長やPaaS利用の拡大などにより、成長が再加速している」と分析。「今後、スマートフォンやタブレットが業務で利用されるようになるとセキュアなファイル共有のニーズをStorage as a Serviceが支えることになると予測され、市場は大きく変化していくであろう」とコメントしている。
出典:builder
国内のStorage as a Service市場は、2009年は売上208億7700万円で同4.9%の成長、2008年は198億1100万円で同4.8%の成長だった。
IDCではStorage as a Service市場の調査対象を「ストレージ製品(ハードウェア、ソフトウェア)を販売することなく、その利用のみを提供することで対価を得るサービスビジネス」と定義している。企業ユーザー向けの有料サービスとして、ストレージ利用の対価を得るサービスを調査しており、宣伝広告などを主な収入源として無償提供されているコンシューマー向けサービスは対象としていない。
2010年の国内Storage as a Service市場は、大手ITベンダーのクラウドサービスビジネスへの参入、Amazon Web Servicesの利用拡大などにより市場成長率が上昇した。また、東日本大震災がクラウドサービスの堅牢性を知らしめる契機になったとしており、Storage as a Serviceを利用したデータ保護の需要喚起につながったという。なかでもオンラインバックアップサービスでは間接販売のビジネスを軌道に乗せつつあるサービスが複数現れたことで、今後、国内のデータ保護ソリューション市場での地位確立を予見させる状況になったとしている。
また、2010年はファイル共有サービス市場に変化が起きたという。新規参入サービスが最新のストレージ製品やIaaSを利用し、これまでより低い容量単価でサービス提供を訴求したことにより、従来から国内で展開しているサービスが利用プランの見直しを図った。具体的な対抗策として、IDCでは利用可能な容量の拡大を挙げている。また、モバイル機器でのデータ共有やセキュリティ強化などの機能面の競争もあり、市場に再び活気が出てきたと分析している。
2011年はPaaSおよびIaaSの市場拡大とともに成長率が上昇し、売上が265億4700万円、前年比17.4%の成長と予測している。
IDC Japanでストレージシステムズ リサーチマネージャーを努める鈴木康介氏は、「国内Storage as a Service市場はここ数年、動きが停滞していたが、2011年は新規参入サービスプロバイダーの成長やPaaS利用の拡大などにより、成長が再加速している」と分析。「今後、スマートフォンやタブレットが業務で利用されるようになるとセキュアなファイル共有のニーズをStorage as a Serviceが支えることになると予測され、市場は大きく変化していくであろう」とコメントしている。
出典:builder
冬の寒い時期、入浴など急激な温度変化で起こる「ヒートショック」。熱中症と同様に高齢者の命を危険にさらすもので、日本では年間1万人以上がヒートショックで死亡しているとみられる。
室内の温度差を小さくするなど住まいや暮らし方の工夫で予防は可能だ。節電が求められる今冬だが、命を守るための対策はしっかりしておこう。
高い死亡リスク
ヒートショックは、急激な温度変化が体に及ぼす影響。室温の変化で血圧が急激に上下したり、寒さで体がブルブルッと震えたりするのもヒートショックによるものだ。
冬にヒートショックが問題になるのは、暖房が効いた部屋と暖房のない廊下やトイレとの温度差が大きいためだ。特に木造家屋では温度差が大きく、昔から高齢者が冬のトイレで脳卒中を起こすケースはよく知られている。
ヒートショックが起こりやすいのが浴室だ。今月6日、富山県の温泉施設で70代の男性2人がおぼれて死亡したのも、入浴中にヒートショックで気を失ったことが原因とみられる。
東京都健康長寿医療センター・東京都老人総合研究所の高橋龍太郎副所長は「温泉施設で2人が同時に亡くなったことで注目を集めたが、ヒートショックによる死亡は家庭の浴室で起こることが多い。寒さが本番の今の時期、特に高齢者は注意が必要」と指摘する。
東京消防庁の平成18~22年の5年間の緊急搬送データのまとめでは、12月から3月の寒い時期に浴室での「溺れ」が多く、ほとんどがヒートショックが原因とみられる。寒い浴室で熱い湯船に入ることで急激に上がった血圧が、湯船でリラックスすることで今度は急激に下がる。その結果、気を失うか不整脈が起こるため、溺れるとみられる。搬送された人の9割以上が中等症(入院の必要がある)以上の症状で、転倒など他の家庭内での事故に比べて死亡リスクが高いのも特徴。
一番風呂は避ける
入浴によるヒートショックを防ぐには、浴室を暖めることが大切だ。入浴前に風呂のふたを開け蒸気で浴室全体を暖めたり、お湯をためるときに最後の5分は高い位置からシャワーで入れたりすると効果的だ。
家族がいる高齢者は一番風呂は避け、何人か入浴して浴室が暖まった後で入るようにしたい。節電という意味では、可能なら日没前の気温が下がる前に入浴するのがおすすめだ。
1人暮らしの高齢者で、利用できる距離に公衆浴場があるなら、公衆浴場を利用した方が安心といえる。公衆浴場は脱衣場も暖かく、湯船で気を失ったとき、すぐに誰かに気づいてもらいやすい。
高橋副所長は「『これまで大丈夫だったから問題ない』と考える人も多い。しかし、ヒートショックが怖いのは、元気な高齢者が突然死亡する可能性があること。ヒートショックは誰にでも起こると心得て、十分な対策を取ったうえで入浴してほしい」とアドバイスする。
出典:MSN産経ニュース
室内の温度差を小さくするなど住まいや暮らし方の工夫で予防は可能だ。節電が求められる今冬だが、命を守るための対策はしっかりしておこう。
高い死亡リスク
ヒートショックは、急激な温度変化が体に及ぼす影響。室温の変化で血圧が急激に上下したり、寒さで体がブルブルッと震えたりするのもヒートショックによるものだ。
冬にヒートショックが問題になるのは、暖房が効いた部屋と暖房のない廊下やトイレとの温度差が大きいためだ。特に木造家屋では温度差が大きく、昔から高齢者が冬のトイレで脳卒中を起こすケースはよく知られている。
ヒートショックが起こりやすいのが浴室だ。今月6日、富山県の温泉施設で70代の男性2人がおぼれて死亡したのも、入浴中にヒートショックで気を失ったことが原因とみられる。
東京都健康長寿医療センター・東京都老人総合研究所の高橋龍太郎副所長は「温泉施設で2人が同時に亡くなったことで注目を集めたが、ヒートショックによる死亡は家庭の浴室で起こることが多い。寒さが本番の今の時期、特に高齢者は注意が必要」と指摘する。
東京消防庁の平成18~22年の5年間の緊急搬送データのまとめでは、12月から3月の寒い時期に浴室での「溺れ」が多く、ほとんどがヒートショックが原因とみられる。寒い浴室で熱い湯船に入ることで急激に上がった血圧が、湯船でリラックスすることで今度は急激に下がる。その結果、気を失うか不整脈が起こるため、溺れるとみられる。搬送された人の9割以上が中等症(入院の必要がある)以上の症状で、転倒など他の家庭内での事故に比べて死亡リスクが高いのも特徴。
一番風呂は避ける
入浴によるヒートショックを防ぐには、浴室を暖めることが大切だ。入浴前に風呂のふたを開け蒸気で浴室全体を暖めたり、お湯をためるときに最後の5分は高い位置からシャワーで入れたりすると効果的だ。
家族がいる高齢者は一番風呂は避け、何人か入浴して浴室が暖まった後で入るようにしたい。節電という意味では、可能なら日没前の気温が下がる前に入浴するのがおすすめだ。
1人暮らしの高齢者で、利用できる距離に公衆浴場があるなら、公衆浴場を利用した方が安心といえる。公衆浴場は脱衣場も暖かく、湯船で気を失ったとき、すぐに誰かに気づいてもらいやすい。
高橋副所長は「『これまで大丈夫だったから問題ない』と考える人も多い。しかし、ヒートショックが怖いのは、元気な高齢者が突然死亡する可能性があること。ヒートショックは誰にでも起こると心得て、十分な対策を取ったうえで入浴してほしい」とアドバイスする。
出典:MSN産経ニュース
国内清涼飲料市場の勢力図が変化の兆しをみせている。市場が低迷する中で、昨年はアサヒ飲料の大幅な販売増が目立った。市場シェアはキリンビバレッジを抜いて業界4位に浮上した。今年はシェア10%到達を目指し、3位伊藤園を射程にとらえる。シェア3割を占める日本コカ・コーラグループ、サントリー食品インターナショナルの2強の牙城を揺るがせるか。
「各社とのちょっとした差をどのように価値に結びつけられるかが重要だ」。アサヒ飲料の菊地史朗社長は、市場全体が伸びない中で、昨年の販売量が前年比8.7%増と好調だった背景について、華々しいヒット商品や大規模な投資などが理由ではなかったと説明する。
同社の主力商品は、炭酸飲料「三ツ矢サイダー」、ブレンド茶「十六茶」、缶コーヒー「ワンダ」の3本柱。コカ・コーラやサントリー食品の「ペプシ」など世界的にブランド力の高い商品には及ばない。100万台近くの自動販売機を持つコカ・コーラグループのような圧倒的な販売網もない。
それでも、基幹商品の販売底上げを目指し、販促活動に工夫を凝らした。十六茶については、朝購入した商品を職場で長い時間をかけて飲むニーズがあることを受け、昨年2月に常温での味を改善するなどリニューアルし、前年を1割超上回る販売増だった。ワンダは昨年、CMキャラクターに人気アイドルグループの「AKB48」を起用。缶コーヒーの主な購買層である30~40代の男性だけでなく、幅広い層に訴求し、やはり1割近く販売を伸ばした。
販売現場でも地道な努力を積み重ねた。東日本大震災後、買いだめや供給網の混乱で、取引先から「商品をまわしてほしい」という要望が殺到。菊地社長は社員に向けて、「丁寧に、丁寧に、丁寧に対応してくれ」と繰り返した。
工場が兵庫県や静岡県にあって難を逃れたことや、2010年に買収したブランド「六甲のおいしい水」の在庫を震災直前の2月に増やしていたことも幸いし、需給調整が比較的順調に推移した。
激烈なシェア争い さらなる再編も
この結果、昨年のアサヒ飲料の販売量は1億7275万ケースと、1億7024万ケース(前年比1%減)のキリンビバレッジを初めて上回った。それでも、菊地社長は「12年はまたゼロからのスタート」と気を引き締める。
アサヒ飲料は00~02年に3期連続の最終赤字になるなど不振を極めたが、03年からの荻田伍(ひとし)社長時代に、基幹ブランドに経営資源を集中させるといった改革を進めて赤字体質からの脱却に成功し、昨年まで9年連続販売増となった。
ただ、もともと競争の激しい業界だけに、前年の好調を続けられるかは未知数。飲料業界のシェアは首位の日本コカ・コーラが3割程度、これを追うサントリー食品が約2割。伊藤園、キリン、アサヒが1割前後で3位集団を形成し競っている。
アサヒ飲料の今年の販売計画は未公表だが、引き続き増加を見込むのは確実。ただ、アサヒに抜かれたキリンビバレッジも黙ってはいない。同社の前田仁社長は16日の会見で、昨年の劣勢について「値引き販売などで数量を追いかけないようにしている。ただ、シェアにお客の支持が反映されることを思えば、営業や販売活動の努力不足だった」と振り返った上で、今年は新商品投入や販促活動の強化で9%増の大幅な数量増を目指すとしている。市場全体の大幅な伸びが見込めない中で、必然的にシェア争いは激烈を極める。
業界再編もくすぶる。アサヒがハウス食品から水事業を買収したのに続き、昨年はサッポロホールディングスがポッカコーポレーションを買収するなど再編が加速した。アサヒが今年もシェアを伸ばせば、ライバルを刺激し、さらなる再編を誘発する可能性もある。
出典:SankeiBiz
「各社とのちょっとした差をどのように価値に結びつけられるかが重要だ」。アサヒ飲料の菊地史朗社長は、市場全体が伸びない中で、昨年の販売量が前年比8.7%増と好調だった背景について、華々しいヒット商品や大規模な投資などが理由ではなかったと説明する。
同社の主力商品は、炭酸飲料「三ツ矢サイダー」、ブレンド茶「十六茶」、缶コーヒー「ワンダ」の3本柱。コカ・コーラやサントリー食品の「ペプシ」など世界的にブランド力の高い商品には及ばない。100万台近くの自動販売機を持つコカ・コーラグループのような圧倒的な販売網もない。
それでも、基幹商品の販売底上げを目指し、販促活動に工夫を凝らした。十六茶については、朝購入した商品を職場で長い時間をかけて飲むニーズがあることを受け、昨年2月に常温での味を改善するなどリニューアルし、前年を1割超上回る販売増だった。ワンダは昨年、CMキャラクターに人気アイドルグループの「AKB48」を起用。缶コーヒーの主な購買層である30~40代の男性だけでなく、幅広い層に訴求し、やはり1割近く販売を伸ばした。
販売現場でも地道な努力を積み重ねた。東日本大震災後、買いだめや供給網の混乱で、取引先から「商品をまわしてほしい」という要望が殺到。菊地社長は社員に向けて、「丁寧に、丁寧に、丁寧に対応してくれ」と繰り返した。
工場が兵庫県や静岡県にあって難を逃れたことや、2010年に買収したブランド「六甲のおいしい水」の在庫を震災直前の2月に増やしていたことも幸いし、需給調整が比較的順調に推移した。
激烈なシェア争い さらなる再編も
この結果、昨年のアサヒ飲料の販売量は1億7275万ケースと、1億7024万ケース(前年比1%減)のキリンビバレッジを初めて上回った。それでも、菊地社長は「12年はまたゼロからのスタート」と気を引き締める。
アサヒ飲料は00~02年に3期連続の最終赤字になるなど不振を極めたが、03年からの荻田伍(ひとし)社長時代に、基幹ブランドに経営資源を集中させるといった改革を進めて赤字体質からの脱却に成功し、昨年まで9年連続販売増となった。
ただ、もともと競争の激しい業界だけに、前年の好調を続けられるかは未知数。飲料業界のシェアは首位の日本コカ・コーラが3割程度、これを追うサントリー食品が約2割。伊藤園、キリン、アサヒが1割前後で3位集団を形成し競っている。
アサヒ飲料の今年の販売計画は未公表だが、引き続き増加を見込むのは確実。ただ、アサヒに抜かれたキリンビバレッジも黙ってはいない。同社の前田仁社長は16日の会見で、昨年の劣勢について「値引き販売などで数量を追いかけないようにしている。ただ、シェアにお客の支持が反映されることを思えば、営業や販売活動の努力不足だった」と振り返った上で、今年は新商品投入や販促活動の強化で9%増の大幅な数量増を目指すとしている。市場全体の大幅な伸びが見込めない中で、必然的にシェア争いは激烈を極める。
業界再編もくすぶる。アサヒがハウス食品から水事業を買収したのに続き、昨年はサッポロホールディングスがポッカコーポレーションを買収するなど再編が加速した。アサヒが今年もシェアを伸ばせば、ライバルを刺激し、さらなる再編を誘発する可能性もある。
出典:SankeiBiz
エバーグリーンは、本体底面に密着している物体を振動板の代わりにするという振動スピーカー「DN-YAU-D01(Speaker BK)」と「DN-YAU-D03(Speaker SKYBLUE)」を、同社直営のWEB通販サイト「上海問屋」限定で販売開始した。直販価格は、「DN-YAU-D01(Speaker BK)」が2,499円、「DN-YAU-D03(Speaker SKYBLUE)」は1,999円。
両製品は、本体の底面部分に密着している物体を振動板の代わりにして音を鳴らすという振動スピーカーである。乗せる台の素材や形状によって生成される音質が変化する。接続は付属の専用ケーブルを使用して行う。音声の出力元は、ステレオミニプラグが付いているのでスマートフォンやパソコン、デジタルオーディオプレーヤーなどにも接続が可能。給電はパソコンのUSBポートから行うが、汎用のUSB-AC変換アダプタを使用することで、家庭用コンセントの利用もできる。
出典:マイナビニュース
両製品は、本体の底面部分に密着している物体を振動板の代わりにして音を鳴らすという振動スピーカーである。乗せる台の素材や形状によって生成される音質が変化する。接続は付属の専用ケーブルを使用して行う。音声の出力元は、ステレオミニプラグが付いているのでスマートフォンやパソコン、デジタルオーディオプレーヤーなどにも接続が可能。給電はパソコンのUSBポートから行うが、汎用のUSB-AC変換アダプタを使用することで、家庭用コンセントの利用もできる。
出典:マイナビニュース
ソーシャルメディアの発達でオンラインでのコミュニケーションの質や密度が変化するなか、日々の会話に新たな文化が生まれるようになった。FacebookのLikeボタンに代表される「シェア」の考え方だ。よい情報や言葉に対して「いいね!」と意思表示すると同時に自分の友人にもその情報を共有する。ソーシャルグラフを通じてアクションすることで、新たな人と人との繋がりが生まれる。
「ありがとう」という感謝の言葉は、もっともシンプルに人をつなげてくれる意志表示のひとつだろう。2010年3月にサービスを開始した「giftee」は、このシンプルな感謝の言葉を「ギフトを贈る」というアクションに変えてくれるサービスだ。1月16日、同サービスを運営するギフティはKDDIを引受先とした第三者割当増資の実施を発表した。調達金額は1000万円。
ギフティ代表取締役社長の太田睦氏は今回の調達で、現在開発中のiPhoneおよびAndroid版アプリの開発を促進するとし、「現在2名のエンジニアを倍程度に増やしたい」と話してくれた。引受先がKDDIとなったことについて太田氏は「KDDIが持っている豊富なユーザーベースをgifteeに取り込みたい」と、同社と将来的な事業提携などを視野に検討を進めているとした。
3月に公開が予定されている開発中のアプリ版gifteeだが、最も大きな変更はやはりモバイルからギフトを贈ることができるようになることだろう。これまではPCウェブ版でギフトを友人に贈り、受け取ったユーザーが店頭で利用する際にモバイルを使う、という方法だった。
アプリ版でギフトを贈ることができるようになれば、サービスがアプリ内で完結することになる。太田氏も「贈りたいと思った瞬間にアプリを立ち上げて使えるようになる」とモバイルによる利便性向上に期待を寄せる。これまでクレジットのみだった決済についても「auかんたん決済を導入する予定。他のキャリアも順次追加する」ということで、さらに利用の敷居は下がりそうだ。
また将来的な話として「my gifteeという機能がPC版でもあるのですが、それをiPhone版にも入れる」と今後の機能追加を話してくれた。この機能は自分が持っているgifteeを一覧で閲覧できる機能で、例えば利用可能店舗の近くを通りかかった時にプッシュで利用可能なgifteeを通知してくれる、ということが実現できるようになる。
「年内10万人のユーザーを獲得したい」と目標を掲げる太田氏。現在gifteeは東京を中心に60店舗ほどで利用可能で、3月には全国5大都市のカフェでも使えるようになるそうだ。
出典:CNET Japan
「ありがとう」という感謝の言葉は、もっともシンプルに人をつなげてくれる意志表示のひとつだろう。2010年3月にサービスを開始した「giftee」は、このシンプルな感謝の言葉を「ギフトを贈る」というアクションに変えてくれるサービスだ。1月16日、同サービスを運営するギフティはKDDIを引受先とした第三者割当増資の実施を発表した。調達金額は1000万円。
ギフティ代表取締役社長の太田睦氏は今回の調達で、現在開発中のiPhoneおよびAndroid版アプリの開発を促進するとし、「現在2名のエンジニアを倍程度に増やしたい」と話してくれた。引受先がKDDIとなったことについて太田氏は「KDDIが持っている豊富なユーザーベースをgifteeに取り込みたい」と、同社と将来的な事業提携などを視野に検討を進めているとした。
3月に公開が予定されている開発中のアプリ版gifteeだが、最も大きな変更はやはりモバイルからギフトを贈ることができるようになることだろう。これまではPCウェブ版でギフトを友人に贈り、受け取ったユーザーが店頭で利用する際にモバイルを使う、という方法だった。
アプリ版でギフトを贈ることができるようになれば、サービスがアプリ内で完結することになる。太田氏も「贈りたいと思った瞬間にアプリを立ち上げて使えるようになる」とモバイルによる利便性向上に期待を寄せる。これまでクレジットのみだった決済についても「auかんたん決済を導入する予定。他のキャリアも順次追加する」ということで、さらに利用の敷居は下がりそうだ。
また将来的な話として「my gifteeという機能がPC版でもあるのですが、それをiPhone版にも入れる」と今後の機能追加を話してくれた。この機能は自分が持っているgifteeを一覧で閲覧できる機能で、例えば利用可能店舗の近くを通りかかった時にプッシュで利用可能なgifteeを通知してくれる、ということが実現できるようになる。
「年内10万人のユーザーを獲得したい」と目標を掲げる太田氏。現在gifteeは東京を中心に60店舗ほどで利用可能で、3月には全国5大都市のカフェでも使えるようになるそうだ。
出典:CNET Japan
様々な種類の細胞に変化できる人間のiPS細胞(新型万能細胞)を、脂肪を燃やす働きのある「褐色脂肪細胞」に変化させることに、米ハーバード大学などが成功した。
人間の肥満症治療への応用が期待される成果で、15日付の科学誌ネイチャー・セルバイオロジー電子版に発表する。
脂肪細胞には、褐色脂肪細胞と、脂肪を蓄える白色脂肪細胞の2種類がある。万能細胞の一種、ES細胞(胚性幹細胞)を白色脂肪細胞に変化させる技術はあったが、褐色脂肪細胞に変える方法はなかった。
研究チームは、人間のiPS細胞とES細胞を培養して、脂肪細胞に変化する前の状態にした。これらに、遺伝子の運び役となるウイルスを使って、脂肪への変化を促す遺伝子3種類を送り込んだところ、褐色脂肪細胞に変化した。それらの褐色脂肪細胞をマウスに移植すると、元々の脂肪細胞と同様に定着した。
出典:読売新聞
人間の肥満症治療への応用が期待される成果で、15日付の科学誌ネイチャー・セルバイオロジー電子版に発表する。
脂肪細胞には、褐色脂肪細胞と、脂肪を蓄える白色脂肪細胞の2種類がある。万能細胞の一種、ES細胞(胚性幹細胞)を白色脂肪細胞に変化させる技術はあったが、褐色脂肪細胞に変える方法はなかった。
研究チームは、人間のiPS細胞とES細胞を培養して、脂肪細胞に変化する前の状態にした。これらに、遺伝子の運び役となるウイルスを使って、脂肪への変化を促す遺伝子3種類を送り込んだところ、褐色脂肪細胞に変化した。それらの褐色脂肪細胞をマウスに移植すると、元々の脂肪細胞と同様に定着した。
出典:読売新聞