施設でくらす子どもたち | 読ログ

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施設でくらす子どもたち (子どもの人権双書)
施設でくらす子どもたち (子どもの人権双書) 平湯 真人

明石書店 2000-06
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おすすめ平均 star
star児童養護のことがよくわかる。

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**概要

個別の細かい事例の話を期待していたのでちょっとがっかり。あと少し古い本なので、現在の実態と比べでどうなんだろうとも思ったりした。(まあ、あんまり変わっていないんだろうけれども)。児童養護施設、また、子供の権利に関しては「かわいそうな子供たちにお恵みを与えてやる」という考えが、どうもお上や世間にはあるらしくて、かなり劣悪な環境に子供たちが閉じ込められているという実態があるらしい。手紙を検閲されたりとか、門限が厳しかったりとか部活動に参加できなかったりとか。あと、中学を出て、そのあと学力がなく就職せざるを得ない子供たちは、その施設から追い出されてしまう。本来ならそういう子供たちにこそ保護が必要なのに。また、障害を持っている子供たちが、諸般の事情で、本来なら障害者養護施設に行くべきなところを普通の養護施設に送られてきて、でも、そんなスタッフはいないし弱った弱ったって話もある。福祉のお金が老人福祉にばかり行って、子供たちに回ってこないよっていう話。老人栄えて国滅ぶとはよくいったものだと思う。