**あらすじ
ある田舎町、近所の森で子供たちが遊んでいると、木の梢から声がしました。みるときれいな服をきたかわいい女の子がぶら下がっています。なんと、女の子は自称宇宙人でした。町に連れて行くと大人たちがやってきました。女の子の首から下げているペンダントがダイヤモンドで100万相当の品物だということがわかり、大人たちは大騒ぎです。その騒ぎを抜け出した女の子と子供たちは、女の子を父親のところへ返すために森を目指しますが、世間知らずな女の子は鶏を逃がしたり、売り物のリンゴを勝手に食べてしまったりと大騒ぎです。森を抜け、沼を抜け、川を越えて、子供たちはボロボロになりながらも待ち合わせ場所の草原にたどり着きます。お父さんがやってきて、女の子を連れて行きました。めでたしめでたし。
**感想
人間と牛の区別をしない女の子にファンキーさを感じた。(牛にむかって「なんておかしな人間でしょう?足が4本もあるじゃないの」っていう)高度に発達した文明から見れば牛も人間も同レベルの生き物です。
古典SFっぽいようなそうでないような。女の子の正体が金星人で火星には運河があるとかそういう設定は今はもう難しんだろうなあって思う。異文化コミュニケーションものとしての齟齬、やりとりの面白さは相変わらずなので、そういう感じのSFコメディは今からでも十分に応用がきくと思った。最後の最後まで、女の子が宇宙人である状況証拠が出てこないので、(おんなのこの自称する証言だけしか女の子が宇宙人である証拠はない)まわりの大人たちがずっと女の子を脳のかわいそうな子供あつかいしてるところが素晴らしい。