骨格的に正しい姿勢を追求
している５１歳男性です。
今回はホメオタシスのお話です。
ホメオタシス（恒常性）は
今の状態を維持させようとする
働きのことです。
体温を一定に保ったり、心拍数
や血圧などが当てはまると
思います。
この機能は筋膜にもついていまして
筋膜は、自分が保護している筋肉や
臓器の形を保つという使命を
持っています。この筋膜がないと
人間は人間の形を保てないと
推測します。
しかし、この筋膜は形の維持を
する機能が、裏目にでてしまう事が
あります。
これが、ひざ痛や腰痛、肩こり
ストレートネックを引き起こしている
と私は考えています。
前のブログにも書きましたが
関節ロックという筋肉のカロリー
消費を抑えて筋肉を収縮させ
関節の動きを制限させてしまう
機能です。
この機能の発動する条件は
常に同じ姿勢をとっている
ことで、対象となる筋肉が
収縮していた方が都合がいい
時のようです。
例えば、立っている時に
カロリー消費を抑えて
筋肉がサボれるように
膝や股関節周りの筋肉を
筋膜が固定させて足の
筋肉には都合がいいようにしてしまいます。
膝や股関節周りの筋肉の筋膜（ここ重要）
は自分たちの使命を果たすために
ガンバって筋肉や関節を固定させますが
別の部分は自分の持ち場ではないので
それによる不都合は考えないようです。
結果、立っているだけの時はいいですが
歩こうとすると、筋肉を収縮させて維持
している痛みのセンサーが多く存在する筋膜が
他の筋肉から引っ張られて痛みを生じるという
事のようです。
で、私事なのですが腹筋伸ばしを
することで、背骨の位置が変わってきています。
すると、その影響は肩や首にもくるのですが
首を正しい位置にもっていこうとすると
痛みを生じます（笑）イタッて思うと
正常であろう首の位置から、ストレートネック
ぎみの位置まで戻されてしまいます。
これがホメオタシス(恒常性)ですね
首の筋肉（の周りにある筋膜）は今までの
位置を頑なに守ろうとその位置に
首を戻そうとするのです。
これが筋膜の仕事だからです。
他意はありません。筋膜は筋膜の仕事を
しているわけです。
なので、筋膜達に今までの仕事を
忘れてもうためにも筋膜リリース、腱引き
が大切になってきます（ここが重要）
ぜひ皆様も腱引きをうけて、筋膜たち
を解放してあげてみてはいかがでしょうか？
ここまでお読みいただきありがとうございました。
普段は千葉県館山市で腱引きの技術を使った筋膜リリース整体をしております。
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