注)この記録は,すでにレストアが完了した車両のものです.
調べてみたら,発売年は1988年とな.
もうそろそろバギーブームも下降しはじめた頃かな.
キット価格は38,000円・・・とても高校生が買える値段ではありませぬ.
そもそも限定商品でほとんど一般には流通しなかったという噂.
そんな車両が何故手元にあるのか?
それはコンバージョンキットが発売されたから.
当時,コンバージョンで同じ仕様の車を作った人が一定数いたはず.
なので,レア車と言われてるけど,現存台数もそれなりにありそう.
では現状チェックです.
かぶってる埃の量より,金属部品の一部がかなり錆びてるのが厄介.
翼端板がやたらとデカい樹脂製ウイングはヨコモ製のハイトラクションウイング.
こんな位置につけてたら車検通りません.
ピンクのホイールは,少し後の時代のHPI製2.2インチナイロンホイール.
この時点では新品・未使用品.
正面から.
ダンパーステーはカーボン板から切り出したオリジナル.
もっと細く作らないと空気抵抗の原因になるがな.
後ろから
リアサスアームを前後に反転してダンパーを後ろに持っていく改造.結構やってる人いたよね.
前輪が跳ねた砂利からダンパーを守る効果を期待してたけど他にもスパーギヤ周辺の整備性が良くなったりメリットが多かった.
そのためのダンパーステーもカーボン板から切り出して作製.
ボディポストが必要だからノーマルのダンパーステーも残してるのが稚拙.
ドッグボーンはメーカー不明だけど超軽量なアルミ合金製,
詳細わかる人いたらコメントで教えて下さい.
シャシー下面
京商ご自慢のハイブリッドカーボン製シャシーは,アンダーカバーのおかげでほとんど無傷.
ステッカーは嘘ついてます.TRINITYのモーターなんて買えなかったよ.
ボディ載せるとこんな感じ.
亀裂多数で崩壊寸前.
まだ復刻されていないから,現時点で入手不能な部品の一つ.
オークションとかでは新品あるのかな?
ダンパーのスプリングストッパーは1/8バギー用のイモネジ固定タイプに交換.
当時の樹脂製ストッパーはすぐに割れて使い物にならなかった.
ダンパーの外側が傷だらけになるから良し悪しだけど・・・
次回はさっそく分解・洗浄
どく