沖縄リズムの作り方
NHK教育のschola(スコラ:音楽の学校シリーズ)
が放送終了
さすがは坂本龍一教授で、Bach、Jazz、Drums&Bass、、と
かなりわかりやすくて面白い番組だった
分解能が24(笑)だったYMO時代に
沖縄のリズムをコンピュータでシミュレートした話があった
4分音符が24なので8分音符で考えた時に
スクエアなノリが12:12
完全なハネ(いわゆる3連)が16:8
に対し
沖縄リズムが14:10である結論に達したらしい
無機質なリズムへの執着、グルーブ感の数値化、など
YMOお三方の話を聞いていると
やはり僕自身もやり始めの頃を思い出して
めちゃめちゃ共感できたりする
思うに何かしらコンピュータを使って音楽を制作し続けられる人は
ヒューマニズムという割り切れないものと
コンピュータという割り切れるものとの相関関係に
どこかで魅せられているのではないかと
そんなことを感じました
(ちなみに実際シーケンサー上で14:10のクオンタイズをするには
8分音符のSwing率を50%にしてやれば良い
しかしながら教授も言及していたが
ノリはリズムの間隔だけの話でなくベロシティも関係するし
そもそもテンポによって同じ50%でも聞こえ方は変わる
少なくとも14:10は「ハイサイおじさん」での話)
あとscholaシリーズの収録内容に関して賛否両論あるかもしれないのだが
そもそもscholaシリーズというものがほど良い一般性で網羅するのではなく
むしろ圧倒的に突出したものから普遍性を生み出していくという
きわめて野心的なプロジェクトであることも一応書いておく
昨晩オンエアされてました
やっぱダジャレはカットですか(笑)