毎年、この時期になると悲しくなるのですが、

 

中学3年生の親が高校入試について

 

何もわかっていない場面に出くわします。

 

塾生のご父兄様にも、そんな方がいるようでして、

 

どうしたらいいかわからずに頭を悩ませています。

 

 

学校で三者面談があったはずなのに、

 

その時に教えてもらえなかったのでしょうか。

 

まあ、学校が決めたことには、

 

塾では逆らえないので、このまま応援はしますが、

 

いまいち、納得がいきません。

 

納得がいかないと言えば、毎年この時期に

 

よくあることなのですが、

 

冬期講習の問い合わせを受けたました。

 

残念ながら、中学3年生で、満席でお断りいたしました。

 

その時に、お母さんと県立高校の入試について

 

電話で詳しくお話をしました。

 

そろそろ入試が近づいたので

 

塾を探そうと思っていると、どこもいっぱいで、

 

巡り巡って、私の塾に電話をされてたそうです。

 

 

残念ながら当塾も中学3年生は

 

満員でお断りしたのですが、

 

入試のことを全く理解してらっしゃらなかったので、

 

つい、老婆心でいろいろ語ってしまいました。

 

その方は、県立高校の入試問題は、宮崎県立高校なら

 

どこも同じだということすら理解されていませんでした。

 

本当に、受験をどう考えいるのか、

 

しっかり説教をしてしまいました。

 

親御さんも子供さんと一緒に受験しましょうよ。

 

 

宮崎県の入試問題は、結構、問題数が多いこと。

 

そして、入試問題の特徴について細やかに話しました。

 

英語は、対話文や長文がいっぱいあります。

 

数学は、一問が平均4点ずつです。

 

理科は、語句で書かせる問題が多い。

 

社会も、自分の意見を書く問題が多い。

 

国語は、作文が3か所もある。

 

 

基本、教科書がきちんとできていれば

 

何も怖くないのですが、

 

1.2年で基礎を作っておかないと

 

中学3年になってからとか、

 

部活が終わってからとか言っていると

 

間に合わなくなってしまいます。

 

中学3年生が今頃、必ず言います。

 

「1.2年の時まじめにやってればよかった。」

 

 

お子さんの基礎学力が低いと思ったら

 

私の塾ではなくてもいいから、

 

早めに克服させてあげればよかったのに。

 

中学3年になってからだと、ものすごく大変で

 

しかも今頃からでは間に合いません。

 

そんな話を1時間もしてしまいました。

 

塾生がほしくて話をしたのではありません。

 

今までたくさんの生徒が苦しむのを見てきました。

 

部活を優先させてしまったことが原因です。

 

 

部活と勉強の両立はできます。

 

早めの対策が望ましいです。

 

勉強に苦しむ生徒を助けてあげたい。

 

それには、ご両親と生徒の

 

勉強に対する理解が必要です。

 

皆さん、早く気付いてください。

 

入試対策に四苦八苦している中学3年を見ながら

 

今年も、泣きたくなるような苦労をしています。

 

 

さて、そんな泣き言は言っていられません。

 

さあ、今日も一日頑張ります。

 

このブログをご覧の皆様の

 

今日が良い一日でありますように。