連休も終わって、本腰を入れての

 

勉強が始まりました。

 

学力を上げるのに、頭の良しあしは別として、

 

生徒個人の持つ個性の問題があります。

 

いつも、生徒達を指導していて思うことがあります。

 

本人の個性なのでしょうが、

 

「頑張っている割に報われない。」

 

そんな子が何人もいます。

 

やってもやっても身につかないんですね。

 

成績が上がらない、かわいそうな生徒達です。

 

努力の仕方が少し違うんですね。

 

 

中には、本当にほとんど努力せずに

 

スパッと成績が上がる子がいます。

 

要領がいいと言えばそうなのですが、

 

努力する方法を身に着けているというか、

 

性格的に、うまく立ち回れる生徒です。

 

勘所がいいというか、何を教えても

 

1教えると10理解してくれる。

 

砂が水を吸うようにしみこんでいきます。

 

そんな性格に生まれてよかったねと思います。

 

 

そうじゃない子たちは、本当にかわいそうです。

 

10教えても、1しか理解できない。

 

机にこぼれた水を、水雑巾で拭くように、

 

まったく吸収してくれません。

 

その原因を必死で探すのですが、

 

閃きがないというか、

 

言葉を理解できないというか、

 

どうしても、理解ができないのです。

 

その子の持つかわいそうな個性ですね。

 

 

この子たちは、地道に1つずつ

 

積み重ねるしかありません。

 

だから、理解するためには、量が必要になってきます。

 

でも、この「量」も嫌うんですね。

 

そこで、こちらも必死になります。

 

入試までに、必要最小限を理解させるために、

 

繰り返し、繰り返し、何回も勉強をさせます。

 

 

まあ、「要領」を教えればという方もいるのですが、

 

これがまた「感覚」なのでなかなか習得できない。

 

「量」をやっているうちに、この「感覚」を

 

「あ、こうすればいいんだ。」と閃いて

 

分かってくれる生徒も、たくさんいます。

 

今のところ、私はこれが最良の道だと信じています。

 

企業秘密を一つばらしてしまいました。

 

 

さあ、今日も一日頑張ります。

 

このブログをご覧の皆様の

 

今日が良い一日でありますように。