13年前となると東日本地震の話ですが、

 

都城はその当時、新燃岳が噴火して、

 

町は灰に数十センチも埋もれ

 

モノトーンの世界になっていました。

 

人と物の流れが止まってしまい

 

これからどうなるのか

 

不安な毎日を過ごしていました。

 

 

夜中にも、硫黄の匂いのする灰が降り、

 

その匂いの中で寝ていました。

 

そんな時、東北で大きな地震が発生しました。

 

その地震の巨大なニュースに飲み込まれ

 

新燃岳の噴火は世の中から

 

忘れ去られてしまいました。

 

噴火の被害に大震災の影響も相まって、

 

都城は人の生活もほとんどの産業も

 

すっかり落ち込んでしまいました。

 

町を覆いつくす大量の灰で、

 

外に出ることもままならず

 

商売ができずにつぶれる店さえ出ていました。

 

正直、私にとっては地震の被災者の心配より、

 

自分の生活を守るのが必死でした。

 

まあ、大げさに言えば、私たちも被災者でした。

 

津波などの被害に比べると、

 

本当に些細なことかもしれませんが、

 

苦しかったことだけは確かです。

 

でも、灰で苦しんでいる中で

 

大震災の影響を受けて、物がなかったことで

 

二重の苦しみを味わいました。

 

自然災害は、いつ起こるかわからずに、

 

怒ってしまうと大変な犠牲が出てしまいます。

 

石川の能登地方も大変でしょう。

 

早く、元の生活ができることを祈ります。

 

今13年前の地震の話が話題になっていますが、

 

都城も新燃岳の噴火で痛手を受けたことも

 

忘れずにいたいと思っています。

 

さて、とりとめのないブログになりました。

 

さあ、今日も一日頑張ります。

 

このブログをご覧の皆様の

 

今日が良い一日でありますように。