以前書いた記事をもう一度書きます。

 

「勉強しなさい。」

 

「あとでするから」

 

いつも親子で何気なくしている会話です。

 

もっと気を付けて使いたいですね。

 

子どもたちがよく言う「あとでするから」は、

 

まず、することはありませんね。

 

でも、その時は本当にそう思っているのですが、

 

でも、いつになったら「あと」がやってくるのか、

 

よくわからないのです。

 

 

大人の感じる時間の感覚と、

 

子どもたちが持っている

 

時間の感覚はまったく違います。

 

大人は、長く生きている間に、

 

時間には制限があることを学びます。

 

だから、仕事などで納期が決まっていると

 

計画を立てて時間きちんと使いながら

 

間に合わせることができるのです。

 

 

しかしながら、子どもたちは、

 

時間が無制限にあるように思っています。

 

いったんゲームを始めると

 

寝ることも忘れてやめないことや、

 

夏休みの宿題をいつまでたっても

 

はじめないことからそれがわかります。

 

普段から、あと何時間だからね、とか

 

何時になったら始めなさいとか

 

時間の感覚を植え付けておくことが大切です。

 

 

大人が、「あとでするから」のような

 

漠然とした感覚で子ども達に

 

返事をしてしまうから

 

子供たちも真似をするように

 

なってしまうのです。

 

 

私の塾では、いつもあと何分とか、

 

何日までに済ますからねとか、

 

定番ながら、入試まであと何日のように、

 

きちんと時間に限りがあることを

 

無意識のうちにおぼえこませるようにしています。

 

 

特に、中学3年生は入試まで残りが少なくなりました。

 

少ないよ、ということを感覚で

 

きちんと実感してほしいと思います。

 

賢い子ほど時間の使い方が上手です。

 

みんなが上手に使えるようになってほしいです。

 

 

さあ、今日も一日頑張ります。

 

このブログをご覧の皆様の

 

今日が良い一日でありますように。