日曜日は、カヌーポロの九州大会の役員をしてきました。
カヌーポロとは、ブールでカヌーに乗って
ハンドボールをやるような競技です。
写真はイメージです
ボールを投げようとしても
バランスを崩して沈んでしまったり、
ボールを取りに行くのも
艇の操作が大変でなかなかいけません。
また、ボールを持っている選手は、
肩を押して沈めていもいいし、
投げたボールをパドルで落されたりと
結構、難しい競技です。
今回の大会は、下は小学生から上は70歳代まで、
カヌーポロが好きな人たちが集まって、
和気あいあいの大会でした。
試合開始の前に、小学生や高齢者は
肩を押して沈めないように取り決めをして、
みんながしっかりとそれを守って
フェアプレーの中で進行していきました。
ゴールが決まれば、敵味方なく拍手が出て、
外せば同じくあーの声が出て、
艇が倒れて沈めば、
敵味方なくレスキューをしてあげる楽しい試合でした。
小学生の所にボールが行くと、
みんながそれを拾って投げるまで待っててくれ、
ゴール前で持つと、シュートするまで誰も邪魔しない。
ゴールキーパーもわざと見逃す。
そんな、やさしさがとても楽しかったです。
しかし、大人がシュート体制に入ると船を押したり、
パドルを上げたり、絶対に打たせないよう防御し、
時には沈めてしまうし、
キーパもほとんどのボールを弾き飛ばします。
その激しさの中のやさしさが、
この上なく暖かくてとても気持ちのいい試合でした。
うれしい事に、宮崎県のチームが優勝しました。
試合が終わった後も、大人全員であと片づけをして
参加者全員がこの競技会運営を楽しんでおりました。
若いときは、私も選手でやっていたのですが、
その当時は、コテンパンに鹿児島のチームにやられていました。
今では、宮崎の選手もうまくなり、勝てるようになりました。
ただ、宮崎は後継者がいません。
もっと小学生の参加が増えてほしいものです。
そのためにも、私たちがもっと頑張らねばと思っています。
昔を思い出し、熱くなった一日でした。
選手の皆さん、本当にありがとう。