4月に実力テストが実施されました。

 

塾生の結果を見て驚きました。

 

中学3年生の5教科合計の学校平均点数が

 

A中は238点なのに、B中は207点しかない。

 

生徒数は同じぐらいなのに

 

どうしてこんなに違うのでしょう。

 

同じ250点前後をとった生徒も

 

A中なら81位でがっくりしているのですが、

 

B中なら48位でニコニコしているのです。

 

何がこんな実力差を生むのでしょうか。

 

生徒達から聞いた話ですが、

 

A中は、授業で教科書をちゃんと使って

 

補助教材も解答を渡して

 

自宅学習ができるようにしています。

 

生徒の学習意欲も高く、競争原理が働き

 

塾に通っている生徒も多いそうです。

 

B中は、教科書を使わず先生が作った

 

プリントを使って授業をされるそうで

 

生徒は、何をやっているのかよくわからないようです。

 

補助教材も「答を写すから」と解答がもらえず

 

テスト直前に解答が渡されて、テストまでに

 

指定ページをやって提出になるそうです。

 

テスト前になると、時間がないのでテスト勉強もせずに

 

せっせと解答を写して提出しなければなりません。

 

今までの中間・期末テストの時でも

 

A中は教科書と補助教材の範囲が指定され

 

みんな一生懸命勉強するのですが

 

B中はテスト対策プリントから全部出されるので

 

解答の丸暗記だけで高得点が取れます。

 

だから塾に行かなくても学校の上位が取れます。

 

このような違いが生徒の実力差になって表れ

 

こんな学力差を生んでいるのでしょう。

 

高校へ行ってからのことを考えると

 

しっかり学力をつけないと全国とは戦えません。

 

今いる塾生だけでも、行きたい高校に合格して、

 

そして高校で苦労しないように指導していきたいです。