デ・レイケ導流堤(筑後川) | 土木とボク

デ・レイケ導流堤(筑後川)

おはようございます。

見えないけれど、確かにそこにあるもの。

見えないものを見ようとして見える化してみてもね。

 

今日は、筑後川のデ・レイケ導流堤を紹介します。


筑後川の河口付近には、オランダ人技術者ヨハニス・デ・レイケが設計した導流堤がある。
明治期、1890年に造られ、現在もあるのだが引き潮の時しか見えない。
この導流堤により、川の流れが速くなって、土砂がたまりにくい構造になっている。
 

 

 

 

今でも現役で利用されているのがすごい。
写真だと全然見えないのでよくわからんね。次は引き潮の時に来よう。
写真で川の中央付近に点々と柱が立っているのが見えるでしょうか。

 

デ・レイケは、明治期に日本にやってきた土木技術者で、近代的な河川改修や港湾計画に尽力した人。

ボクは、筑後川だけでなく、三国港なども実際に見に行った。

日本の河川改修の歴史を知るうえで大切な人物の一人だと思う。

実際に現地を見ることは、理論を知ることと同じくらい大事なことだと思う。

その場所でしか得られない情報が、きっとあると思う。