生産性
おはようございます。
生産性向上には、機械化、省力化、自動化などがありますね。
部品化(アッセンブリ)もオススメです。
生産性を上げることは、とても大切です。
同じような仕事(作業)の効率を高めることで、3日かかっていたものが1日で出来るようになったりすると嬉しいですよね。
普通の会社員だと仕事量が増えるので、今まで以上にアレコレやらないといけなくなる気がするかもしれません。
しかし、同じ時間で効率よく仕事ができると利益も上がり、賞与や給与に反映してくるでしょう。
ボクは、あるプロジェクトで同じような仕事(作業)をここ2年やってきたのですが、細かく歩掛をつけるようにしてました。
それを見なくても明らかに生産性は上がっています。
というのも、造る手順を決めたり、画層やオブジェクトの決まり事(ルール)を自分で作ったりしてますし、共通で使える部品集が揃ってきたからというのもあります。
特に、L型擁壁は、全サイズのストックがあるので、並べるだけだし、並べる際のルールも確立したので、テキパキと作業を進めることができます。
同じ作業を行うのであれば、部品をストックしたり、作成手順のルールを作っておいたりするのをおススメします。
もっとできれば、自動生成できるようにプログラムを組んだりしても良いのかもしれませんが、作業量とプロジェクトの規模にもよるので、何でもかんでも自動化すればいいという訳ではないです。
i-ConstructionやBIM/CIMで言われている生産性向上ですが、部品化するところはあまり目立っていません。
L型擁壁ひとつとっても、既製品や規格品を多用するようにして、できるだけ現場打ちしないようにすれば品質も保証できるし、何より現場の人手が少なくて済みます。
土木の現場は、現場で生産することが多いので、できるだけ工場生産に切り替えていくようにしていったらいいなと思います。
そうは言っても現場で無いと作れないものもあるので、出来そうなところから工場生産していけばいいかと。
建築現場では、木造戸建住宅は、今ではほとんどがプレカット木材なので、機械が自動でホゾ穴も掘ってくれます。
大工さんは、現場で組み立てるだけ。微調整で削ることはあってもほぼ現場ではのこぎりやノミは使ってないですよね。
電動丸ノコは多用しているみたいですけど。
CIMの特にモデリングの部分は、毎回コツコツ図面から起こしていますが、それももうすぐ終わると思います。
橋梁やボックスカルバートは、部品化して規格化して工場生産の既製品をポンと置くだけにしちゃえばいいと思います。
言うは易しですが。
ボクらのように小さな会社は特に生産性を上げていかないといけません。
真面目な人ほど楽をすることを考えていかないと。
L型擁壁や消波ブロックは、3Dモデルがストックしてありますので、お気軽にご相談くださいませ。