こんにちは
今日も、しぃのブログを覗いていただき、
ありがとうございます
余命宣告を受けてしまった、くぅ。
春は元気に過ごしていたのですが、
6月に入った頃から
ペースト状の餌しか食べなくなりました。
逆に、私たちのおかず(鶏肉や焼き魚)を
好んで食べるようになり、
少ない量で栄養がとれるならと
好きなものを食べさせていました。
そして、毎日、その日の体調に合う場所に移動して、
1日の大半を横になって過ごすようになりました。
7月下旬には、くぅは、歩くというより這うようにして
家の中を移動し、家族は、毎日、居場所を移動するくぅを
うっかり踏んでしまわないようにしながら
過ごしていました。
きっと体もしんどかっただろうに、
わがままに鳴き続けたりすることもなく
自分の行きたい場所には自分の力で移動し
静かに人生の最期の時を過ごす。
横たわるくぅを撫でながら
涙が止まりませんでした。
8月に入り、くぅは相変わらず静かに毎日を
過ごしていました。
不思議なことに、8月に入ると
くぅに縁のあった人たちが次々と
我が家にやってきました。
独立した子供たちも
みんな入れ替わりで帰ってきました。
一週間ほどの間に、家族だけでなく、ご縁のあった人たちに会って、
大好きな焼き魚を、珍しくたくさん食べた翌朝
くぅは静かに天国に召されました。
くぅの最期の日々は、私にはとても格好よく映りました。
私も、あんな風に凛として逝きたいなと思いました。
最期の日々の過ごし方のお手本を
くぅが見せてくれた気がしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。