命 | いつか会える日まで~dobeeの日々奮闘記~

いつか会える日まで~dobeeの日々奮闘記~

何に奮闘しているかって?
もちろん生きることですよ(o^-')b

以前にも何度か書いたことですが…。

命について、
人間を含め、動物が傷ついたり、辛い思いをするのは
心が痛みます。
Facebookでもよくシェアします。

でも
粗末にされる命に怒りながら牛肉を売る。
やはり
葛藤は避けて通れません。


食肉は愛情をかけて育てた動物を
麻酔もかけずに処理します。
せめて麻酔を、という思いはありますが
いまだ実行されてはいないようです。


その思いになんとか答えを出してくれる方がいました。


和牛の神様といわれる肉牛農家、
日本一の和牛を育てている鎌田さん。
心を込めて牛を育てています。

常に牛たちにとって最高の環境を作ってあげる。
風通し、日当たり、体調…

「見えない部分をどういうふうに補ってあげるか
 やっぱり見えないところの仕事がうまくいかないと
 成り立たないのが農業。
 そこにどれだけ一生懸命力を注げるか」

仕事が終わると毎日自分に問いかける

「精いっぱい向き合ったか」と

「まだまだですよ、まだまだ。
 これでいいっていうことはないもんな
 やっぱりまだわからないことがいろいろあるし
 ちゃんとしてやれないこともいっぱいあるし
 まだ 牛が「もういい」って言っていないような気がするし
 もうちょっと頑張らんとだめよって言われてるような」

朝6時から日付が変わるまで
365日休みなし。

30か月後の出荷時には

「心に思うことはある。涙することもある。
 割り切れるかって言われれば
 割り切れるものではないところはありますね。

 でも
 何らかの形で人のお役には立ててるのかな
 そう考えると
 こういう仕事もありかな、と。」


「答えはないよ、そりゃ
 答えを出そうとかっちゅうふうな考え方で
 算数式に牛に向き合えるかって言ったら
 そういうもんじゃない
 そこに人間が答えを求めること自体が
 私は失礼なことじゃと思う。
 どの牛も精いっぱい生きる。
 その30か月っていう期間を
 どれだけ真剣に精いっぱい向き合えるか
 それが答えじゃと思う。」


愛情をいっぱいいっぱい注いで育てられた牛。
私たちはその思いを受け継いで
心を込めて美味しく売らなければ、と思います。

少し前に、いちご狩りのいちごの先端だけを食べて
農家さんが悲しんでいた記事がありましたが
やはり育てた人、作ってくれた人の思いを
しっかり受け止めながら食べるって大事ですね。


鎌田さんの言葉

「私はプロフェッショナルではないけれど…

 都合のいい妥協をしないこと。
 一生牛と向き合わなければいけないのだから
 そこに妥協があっては失礼。」

本当にそう思います。

京都の「未在」さん
高知の「明神」さん
宮崎の「鎌田」さん

プロフェッショナルに共通していることは

「まだまだ」
「わからない」
「真剣に向き合う」

これでいいっていうことはないんですよね。
「未だここに在らず」

日々勉強です。