近所に、小さな小さな文房具やさんがあります。
売り場面積は・・・6畳もありません。
一昔前の、普通の家の土間のようなスペースで売っています。
スーパーの片隅に置いてある程度の文房具と、
数十冊の週刊誌、雑誌、漫画本・・・
そして、切手、トランプ、煙草・・・。
昔、学校の先生をしていたという、もう70歳は越えているおばあちゃんが
営業・・・というかお店番をしています。
動きももうゆっくりで、お金を数えるのもようようのおばあちゃんですが
とても穏やかでにこやかで、
優しく声をかけてくれるおばあちゃんです。
先日、娘と一緒に、ちゃんぷの散歩に出かけた時、
そのおばあちゃんが、自転車に乗ってたむろしている
中学生5~6人にとても怒っていました。
一人の中学生が、お店に出入りしていて
おばあちゃんに何か言われていたので
お孫さんが無理言ってるんかなぁ~、なんて思っていたんですが、
なんか異様な雰囲気だったんで、
娘と二人、その光景をじ~っと見てしまいました。
すると、視線を感じたのか、おばあちゃんがこちらを見て
ほっとしたような笑顔で頭を下げてくれました。
それでも、中学生達には、まだキツく何か怒っているようでした。
中学生が、しぶしぶどこかへ行ってしまったあと、
またおばあちゃんが私達に向かってにこっと頭を下げてくれたので
おばあちゃんのところに行って話しを聞くと
最近、中学生が、煙草を売ってくれ、と来るようになったそうです。
でも、おばあちゃんは元学校の先生だから、中学生にびびったりはしません。
どんなに脅されても、絶対子供達に煙草を売るようなことはしませんでした。
タバコを売るのを断ると、今度はトイレを貸してくれ、と。
数人で来ては、お店を荒らして帰るので
とても困っている、とのことでした。
今日は、私達がずっとにらんでくれたので(じっと見てただけだったんですが・・・)
何もしないで帰ってくれてよかった、ありがとう!
とのことでした。
憤慨した娘は、ちゃんぷを歩かせながら、
「事情がわかっていたら怒りあげてやったのに!」
と、憤慨。
「学校に言いつけようか!」
という話も出ましたが、
そういうことをして、事がおさまるなら
おばあちゃんが真っ先にしているだろうと思います。
毎日おばあちゃんの様子を見てあげられるわけではないので
その事を学校に伝えて、学校が中学生を指導することで
そのおばあちゃんがまた大変なことになるんじゃないかと懸念します。
たぶん、ご近所の方も知ってはいるので
見かけたら声をかけてくれてはいるようですが。
警察は、出動要請があると、
サイレンを鳴らしてじゃないと出動できないそうです。
それに制服・・・。
私は、その中学生に対して
どんな風に注意すれば、逆恨みすることなく
本人が改心してくれるのかわかりません。
でも、さりげなく・・・
本人も反省し、おばあちゃんも傷つかない方法があるんじゃないかなって思います。
例えば、学校の先生に相談して
その中学生達がお店に来そうな時間に
たまたま、先生が遭遇した、という風にして
そのお店が
「先生立ち寄り所」
であるように思わせる。
とか・・・。
学校に言いつけることで
先生がすぐさま生徒を呼び出し叱りつけたら
やっぱり逆効果のような気がしますよ・・・ね?
でも、やっぱり何も出来ないことの言い訳かな?
娘が「怒りあげてやるのに!」と行った時
私よりしっかりしてる、って思いました。