鳩心〜小説、ときどき日記〜 -8ページ目

鳩心〜小説、ときどき日記〜

小説が主です!
編集の仕方がわからなくて修正できないのでマチがえは後愛想てことで

【ウニバルゾ】
沈黙の暗闇があけたころ、マシェが疲れた顔でもどってきた。
闇の者との会話は気と自身の光をしっかりと見逃さないようにしなければならない。
年老いたマシェにはきついのだ。
「クリス様は闇の中にはいらっしゃいません。 ただ一瞬だけ闇を抜け闇の中の光にのまれるクリス様をみた者がおります。光はもうないそうです。 私にも闇の者にも見つけられないでしょう。 言いにくいことですが、クリス様は闇に光に喰われたのでしょう。」
マシェの言葉にカルメンは何も言わず目をふせた。
「なんてことだ。馬鹿な子だなぜ入ったんだあの洞窟に…」
「あの子は王家の子だか入れては行けないとかたくなに思った私のせいだ。あの子は私が王に差し上げる薬草をとりに行くのを見てしまったのだろう。こんなことになるならあの子に早く心臓石を渡すべきだった。」
王家のものは十になると龍の心臓石を受けとる、その心臓石を捧げた龍は王家の者に仕え守龍となる。
今年はいつも時を迎えると生まれる三目龍の子がまだ生まれなかったのでまだクリスは儀式を済ましていなかったのだ。
「こんな時に言うのも不吉ですが。ウニバルゾに変化が起ころうとしています。私は必ずクリス様はいつかもどってくるそう思っております。闇の森から帰るときにクリス様の芽を見てきましたが。芽は生きております。見つけたら必ずお知らせいたします。」
ネオスの住民が産まれると芽生える芽、シルバーツリー、クリスの芽が消えていないということはまだ生きている。
それだけがコーリィン、カルメンの心を少しだけ明るくしてくれた。