小説ー王家の姫ー母親のヒステリックな声がドアの向こうから響いていた。 母親が別の男のとこに行っていたのが父親にばれたらしい。 瑠璃はサナを抱きしめ嵐が去るのをまった。 「瑠璃、サナ、荷物は後でパパの友達が取りにくるなら出ていくぞ。」 いつも優しくて陽気な父親の顔が険しい。 瑠璃もサナもだまってしたがった。 それからは別の女性のとこで暮らすようになった。 贅沢な物はなく質素だったが今までの暮らしより瑠璃もサナも幸せだった。