達増拓也知事への表敬訪問に小山怜央四段の付き人として細川正士後援会長と岩手県庁に着き、
庁舎正面入口で出迎えてくれた工藤課長と鈴木主任。案内された3階の特別応接室で、マスクを
付けた工藤課長を落ち着いてよく見ると、キラキラ輝く大きな目と血色のよい顔、記憶のどこか
にある。「…もしかして」と声に出すと「覚えていますか?」と答えた文化芸術担当課長は
20数年前、高3まで在籍していた塾生でした。驚いたのなんの、ドッキリでした。思わず、
君たちは塾の先輩・後輩だよと2人に向かって大きな声をだしていました。これで緊張も解けて、
達増知事のお祝いの言葉に耳を傾け、小原部長の話に相槌を打ちながら、とても楽しいひと時を
過ごすことができました。報道機関の撮影後、達増知事との記念写真は鈴木主任に携帯で
撮って頂き、SNSで使わせて頂きますと確認を頂きました。終了後階下まで降りてきて、
別れ際「また会う機会があれば…いや、もう会う機会がないかもしれないね」と工藤課長に
話しかけたにもかかわらず、県庁を離れてすぐ、大切なことを忘れていたことに気が付き
ました。工藤課長とのツーショット写真を撮るのを忘れていました。SNSを使えば思い出が
形として残るのに、それを使いこなせない悲しさ。時代遅れだね。でも、再会できた嬉しさは
工藤君の高校時代の記憶とともに僕の中に鮮やかに残ります。