あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。(遅っ!)
てなわけで、明日から新聞小説が始まります。京都新聞さんなど、順次いろんなところの地方紙掲載になるそうです。
舞台は幕末、主役は三流タブロイド紙的?かわら版「極楽屋」の書き手で口八丁の銀次と挿絵担当の純真な芳徳。
貧乏ながらも好奇心の塊のような銀次は江戸の怪奇事件を次々と記事にして人気です。
ライバルのリッチなかわら版屋「弥勒屋」と足の引っ張り合いをしつつ、河童を始め、海の弁天様やうつろ船など、この時代、庶民の話題の中心となった不思議現象 を取材しつつ、しっかりと時代の趨勢も把握し、黒船来航時も大活躍。庶民の目から幕末の騒動の真相をさぐるうちに、いろいろな幕末の英雄に出会い、その意外な心情をしっかりと聞き取ります。そこには表の歴史に残らない、数々の事情が。
やがて銀次たちは江戸から京、そして薩摩に流れ、日本の命運を握る羽目になります。
大政奉還、竜馬暗殺、慶喜逃走、西南戦争の真相とは?
そして真の報道とは何か?
そんなテーマを抱きつつ、庶民の目から見た幕末の日の本を痛快に描き出す!……はずです(笑)
挿絵には「駄犬道中」シリーズで組んだ涌井陽一さんを迎え、面白いかわら版の絵を描いていただけると思います。楽しみ!
・そしてそして「駄犬道中」シリーズの『駄犬道中おかげ参り』がいよいよ連ドラ化!
主役はご存じ、丸山隆平さん! かつては伝説の賭博師と呼ばれたが、すっかりツキの落ちた博徒。いい加減だけども、情にはもろい男が、借金から逃げるために伊勢参りに行くことに。
そして出会ったのは抜け参りの子供、そしてわけありの女、沙夜。
なんと演じるのは芳根京子さん! 『表参道高校合唱部!』で鮮烈な印象を残し、『花子とアン』そして『今日も嫌がらせ弁当』などで名演、時代劇では映画『居眠り磐音』でも素晴らしかったです。
駄犬もよりすぐりの駄犬です(笑) 天然で元気いっぱい!
三人と一匹、みんなはぐれ者ですが、ひょんなことから家族と偽って旅をすることに。
その中で少しずつ、何かが生まれていきます。
そして恐ろしい借金取りの菊佐はなんと山本耕史さん。ダークな役は必見かも!
個性あふれる人々が繰り広げる痛快お馬鹿さん道中、「大江戸グレートジャーニー ザ・お伊勢参り」、WOWOWにロックオン!です。
・さらに「水上のフライト」もいよいよ仕上がってきました。
(C) 2020映画『水上のフライト』製作委員会
中条あやみさんの熱演、すごいです。
白衣の戦士のときとはまた違った輝きがあって、必見と思います。
近々すごい発表もあるようで楽しみ。オリンピック、パラリンピックとともに、映画公開が待ち遠しいです。
・あと、去年の引っ越し大名のコミックが発売となっています! こちらはマンガワンにて連載されていたものです。
引っ越し大名三千里 (1) (裏少年サンデーコミックス)
650円
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引っ越し大名三千里 (2) (裏少年サンデーコミックス)
650円
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・それと幕末まらそん侍もコミック化されています。こちらはコミック乱にて連載されていたものです。
幕末まらそん侍 (SPコミックス)
847円
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・そしてそして「天国の一歩前」が中国で翻訳発売されました。
去年から中国やら韓国に行ってたんですが、これからは日本コンテンツをどんどん海外で売る時代。
特にアジアがいいですね。
海外での映像化もどんどん狙って行きたいと思います。
「パラサイト 半地下の家族」などもヒットしていますし、世界はかなり近くなっていますね。