LOVE!ステップワゴン | 超高速なエブリディ!

超高速なエブリディ!

作家・土橋(どばし)章宏のブログです。
超高速で原稿執筆中!ヽ(^o^)丿

ででーん!

いやぁ、最高です。ステップワゴンスパーダ!

ミニバンなんて……とか昔バカにしてたけど、乗ってみたら、びっくり!

広い!速い!家族も喜ぶ! 車の中で立って着替えられます。釣り竿も縦に積めるし。ベビーカーもすっぽり。

まさかこんなにいいとは。

 

最初はセレナe-powerと迷ってたけど、エンジンが発電のみに使われるという「システムハイブリット」に理系ゴコロが萌えました。

でもステップワゴンも同じようなエンジン(システムハイブリット+高速域ではパラレルハイブリット)と知り、試乗してみたところ相性が抜群に良かった。ビビっとくる(死語?)ものがありましたね。

乗り心地はすごくスムース。静粛性がいいし、出足も速い。高速道路でも頼もしい。どうやらスパーダのハイブリッドモデルは特別な足回りにしてあるそうなんですが。ちょっと高いだけあります(笑) 

でもコンセントつけたら必ず本革シートにしないといけないというのはちょっとね……。なんでみんなそんなに革が好きなんだろ。高いし匂いがあるし。ビニールでいいじゃん。革ジャンより安いダウンのほうが温かいし。

 

それはともかく、この車はエンジンがオーバースペックなようで、ちょっと勢いよく踏むとホイールスピンするし、Sレンジでアクセル踏んだらすぐパトカーが飛んで来そうなくらい加速します(笑) 高級車のオデッセイと同じエンジン。ミニバンに走りを求めるなんて……みたいな意見はあるだろうけど、これは速い。気持ちいい!

 

ふつうミニバン選ぶとすれば、ノアボクシー3兄弟、セレナ、ステップワゴンの中でしょうが、(三菱デリカなんかもあるけど)、ステップワゴンは特にエンジンが優れもの。女の子にたとえると、バスト(エンジン)がいいといったところでしょうか。しかも尻(わくわくゲート)がいい。便利すぎる!

ただ、頭(ナビ)は悪いです。高速に乗ったと思ったらすぐ降ろされるし、なんでもない道を渋滞と勘違いして大きく迂回するし。ホンダインターナビはまだちょっと未完成では……。外に早く出しすぎた巨神兵(腐ってやがる!)なのか。

 

一方、ナビがいいのはトヨタ。走ってる台数が違いますし、データの選択もいいのかも。先日、地方でレンタカー借りたとき、ノアに乗ったけど、快適に運転できる「トヨタ感」が健在でした。学生の頃、私が最初に手にした車は先輩から5万で買ったカローラでしたが、あのときから「トヨタ感」がありましたね。まあトヨタ選んでれば間違いはないでしょう。だけど、冒険も少ないかな。

しかもトヨタのミニバンはエスカイア(お嬢様)、ノア(中流家庭の気さくでかわい女の子)、ボクシー(ちょっとヤンキー風美人)と三パターンそろえています。さすが。

 

日産セレナは料理(シートアレンジ)がうまい女子というところか。気が利いてくつろげます。ただ、高速でのACCの速度制限がちょっと物足りない。走りより居住空間を重視したんでしょうね。ハンドルは切りやすくて女性にも優しい感じ。

 

でも居住空間で言えば、最強はエスティマかもしれません。サイズ感もシートアレンジも最適。アルベルはちょっと大きすぎて日本の道路には合わないし……。(アルベルを改良したレクサスのミニバンもサイズ変わらなさそう)。

ただ、エスティマはもう完成されているので、そこがちょっと……。粗削りだけど輝く何かを持っている新しい車がよかったので却下。もっともエスティマは次のモデルチェンジで水素エンジンになるなんて噂も。水素ステーションがもう少しあれば試してみたいけど。

 

しかしスパーダに乗ってみて驚いたのはACCのすごさ。これはもうほぼ自動運転。高速道路なんて、気を抜きすぎてハンドルから手が離れるほど(笑)

「ハンドルを握ってください」とか車に注意されるしw

ここにすごい進化を感じます。今まで自分で運転してたのが、高速バスに乗っているような気楽感。これは長距離でも苦にならないですね。全部の車に装備されれば渋滞が減るかも。これはすごいシステム。

 

あと、スマート化されたルームミラーもいいですね。カメラ映像が鏡に映ってるのでワイパーとかいらないし。わくわくゲートのピラーが邪魔とかいうけど、カメラミラーなら関係なし。感度良すぎて(ISO3600くらいか?)、後続車でイチャイチャしてるのが見えるくらい(笑) だいたいピラーも左右非対称なところがいいのに。シンメトリーよりも、ちょっと歪んでるほうが私は好きです。

 

そんなわけで、このところ何かといえばスパーダちゃんのハンドルを握ってます。

運転楽しいなぁ。ほんといいなぁ。

 

 

・さて、「いも殿さま」か゜山陰で売れている模様です。ありがとうございます!

山陰のヒーロー、名代官・井戸平左衛門の小説。

地味でえらぶらず、庶民の目線に立ち、口はあまり動かさず、もくもくと実効力のある改革に励み、ついには一人の餓死者を出すこともなく、享保の大飢饉を乗り切った名代官の生涯。

庶民の感謝の気持ちで建てられた頌徳碑の数は500を超えます。
ケンカに走った大塩平八郎とはまた違ったタイプの指導者ですね。

これからの時代を動かすのは暴力革命ではなく、システムの進化。

トルストイも言ったように良い変化はゆっくり訪れます。

性急に成果を求めず、じっくり着実にやれることを積んでいくのがいいですね。

 

いも殿さま いも殿さま
1,728円
Amazon

 

こちらも8月公開です☆

映画『引っ越し大名!』土橋章宏の人気小説を星野源や高橋一生で映画化