株主番号。株主に割り振られた8~9桁の番号だけど、株式を証券会社に貸し出したり、他の証券会社へ株式を移管したりすると、別の株主番号が割り振られてしまうことがある。
ちょっと曖昧な書き方だが、実際に、銘柄によって株主番号が変わってしまうこともあれば、変わらないこともある。
使っている証券会社の違いによるのか、会社が株式事務を委託している信託銀行の違いによるのか、はたまた誰かの事務ミス?なのか、このあたりの規則性が分からない。なぞだ。
私は配当権利や株主優待の権利を得るとき以外は、株式を証券会社に貸し出して、貸株金利のお小遣いを稼いでいる。年間で20万円くらいになるのでバカにならない。
また、使っている証券会社も頻繁ではないが有利不利を考えて変更する。
株主番号が変わても、配当金や株主優待の受け取りに支障はないが、最近の株主優待には長期保有を条件とするものが増えていて、運悪く?うっかり株主番号が変わってしまうと、長期保有の条件を満たせずに株主優待が得られない悲劇が起きる。
どうしても株主優待が欲しければ、こうした事態を確実に回避するために、株主優待を得るのに必要な最低株数は予め貸し出さないという選択をするのだが、株式を移管するケースでは運任せ。
先日、某社から長期保有の株主優待の5000円分のQUOカードが届いた。
この銘柄は昨年株式移管していたので、どうせ株主番号が変わって長期保有の条件から外れてしまうだろうと諦めていたので、ラッキーとしか言いようがない!
ますます、なぞは深まった