父の思い出 | ナイガシロ星人のブログ

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11月6日は亡父の命日だ。享年81歳だった。
2015年に亡くなったので、早いものでもう8年経つ。
ちょっと父との思いでを振り返ってみた。

  1. 父はしばし脚をつっては痛がった。遺伝なのか私も時々つるが父ほどではない。
  2. 父の趣味は競馬。日曜になると野毛のJRAへ出向き、家のTVで観戦(敗戦)していた。競馬は私には全く遺伝しなかった。私の趣味は真逆の投資。
  3. 父は宝くじをルーティン買いしていた。私は経済合理性のない勝負はしないので、一度も買ったことはない。
  4. 父はをよく呑んだ。日本酒は「名誉冠」を呑み、晩年は焼酎を好んだ。ある時、酔ってバイクを乗り回し母を悲しませた。酒好きのDNAは完全に私に引き継がれ、私の寿命を縮めている。
  5. 父は愛煙家。よく煙草の煙で輪っかを作っては遊んでくれた。死因は肺癌。私は大の嫌煙家。一人暮らしを始めた一因は家の煙害からの逃避だった。
  6. 父はトマトとスイトンが大嫌いだった。トマトの青臭い匂いが苦手だったようだが、スイトンは貧乏だった子供の頃を思い出すから。
  7. 私が家を出た後、父の日に「サントリー山崎」を贈ったらえらく喜んだ(らしい)。
  8. 私の永年勤続表彰で会社から貰った旅行券を使って伊豆熱川へ家族旅行をした際、帰りの土産店で父が焼酎を物欲しそうに眺めていたのでプレゼントしたら、満面の笑みで返してくれた。
  9. 父はTVで有名人を見ると「こいつもう死んだと思った」と勝手に死亡宣告していた。特に大橋巨泉を嫌った。父は義務教育もままならず、裕福な家庭への強い嫉妬があったのだろう。私もボンボンが大嫌いだ。
  10. そんな父は私を大学まで出してくれた。感謝している。父の分まで人生を謳歌する。