DXが進まない株式移管 | ナイガシロ星人のブログ

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この程、野村證券から私がメインに使っている楽天証券への株式移管が完了した。
野村證券には以前勤めていた会社の持株会で買付けた株式があったのだが、株式管理の手間を減らすために楽天証券で一元管理することにした次第。
野村證券から株式移管(出庫)するには、まず必要な書類を電話で取り寄せる必要があり、受領した書類に手書き、郵送で返送して、楽天証券への株式移管が完了するまで17日(暦日)もかかった。
加えて株式移管には通常1銘柄につき11,000円の手数料も徴収されるようだが、持株会で買付けた株式については無料とのことだった(←電話して初めて知った)。

以前にも、SBI証券、マネックス証券、松井証券に分散していた株式を楽天証券で一元管理するために株式移管したことがあるが、その際はWeb上で株式移管に必要な書類を取り寄せ、書類に手書き、郵送で返送した。手数料は無料だったけどかなり面倒だった。

証券会社としては他社に顧客を取られる事態は食い止めたいという気持ちはよく分かるけど、双方の事務手続きの工数・時間を考えたら、非効率・低生産性の極みだ。
TOBに応じるために代理証券会社へ株式移管する場合、TOB期限に間に合わずに最悪TOB申込を断念せざるを得ないケースもあるだろう(最近、東芝のTOB成立が懸念されたのもこれが一因と聞く)。

ちなみに、楽天証券から他の証券会社へ株式移管する際は、全ての手続きがWeb上で完結し、手数料も無料だ(私はTOBに応じるために何度も活用している)。DX化できない理由はない。こうした点も私が楽天証券をメインにしている理由の一つだ。

早々に株式移管のDX化を進めてもらいたいものだ。