昨日、友人と自宅観戦しました。
アリーナ後方から二階席見切りまで全開放の完璧なフルハウス。
2012年中邑vsオカダ戦、2014年中邑vs柴田戦を密航(死語か笑)した時と同じぐらい入ってたかも。
去年も4,000人オーバーですしこの2月大阪てまず外さない興行として浸透してますよね。
序盤に組まれた "一応意味はあるけど特に考えなくてもよいタッグマッチ" のサクサクした進行、
第5試合と第7試合の間に "箸休め的なタッグのタイトルマッチ" を入れる構成、
エモーショナル、テクニカル、グラッジと全く異なる3つのテーマがある試合、
文句のつけようが無い神興行でした。
主要試合だけ振り返ります。
第5試合はエモーショナル。
棚橋の上半身を覆わない下半身のみのコスとHigh Energy、オカダの涙、もうこの時点で満足。
(数日前から、オカダて12年前のガウンとコスてまだ持ってるのかなぁ、とか考えてた笑)
歴史をなぞる様なムーヴに始終した試合でしたが去年のサンノゼ大会より全然よかったですね。
こういう試合はずっと見続けてきたファンへのご褒美。
棚橋の場外へのハイフライはオカダへの餞別でしょう。
イッテンヨンのメインを3度〆てきたこの黄金カードは事実上これで見納め。
オカダは北海きたえーるでの2試合を残すのみとなりました。
まだカードは未発表ですがレガさんとマイコーがしっかり見届けてくれるでしょう。
第7試合はテクニカル。
余程の事が無い限りコケないと思っていたこの試合、たか的2024年ベストバウト候補の3つ目となりました。
勝負論というか勝敗論といったほうがしっくりくるか。やっぱりそれがある試合は問答無用で面白い。
組み合う前、触れ合った時、グラウンド時、離れ際、、、細部に張り詰めた緊張感がありました。
こんな試合、今日本人同士で見れるかな。
ザックのアクシデントもありましたが全くサボってない32分46秒、流石の2人でした。
フィニッシュ前もザックが機転を利かせてたような。
試合後一回スカしておきながら思い直してからのブライアンのシェイクハンドもよかった。
これで直近1勝1敗の五分、互いにタップしていないので次もあるでしょう。
ザックのコメントはいいね。前日の東スポWEBと併せて読むといいかも。
G1優勝、IWGP世界ヘビー戴冠、共に期待というより獲るべき選手でしょう。
(※今年のNJCUPとG1は非常に重要)
先月も書きましたがダニブラにはG1に出場してほしい。40歳を超えてますが乗り切る体力と知恵はある。
メインはグラッジ。
デスマッチ系大嫌い(苦手)の自分も大満足の試合でした。
ケージは棚橋vs村上戦で使用したモノと同様かな。よく保管しておいたな笑
前日記者会見を見た時にWAR DOGSのヒールっぷりが板についてきたな、と思ったのですが彼らはリング上での覚悟まで違うんだと思い知らされる内容。
中途半端でなく完全に振り切ってます。
この試合に至るまでのストーリー作りもさることながら、この試合形式、この試合時間でここまでの名勝負に仕上げる選手達の技量、これもたか的2024年ベストバウト候補に挙がりました。
(ただこれを選ぶ事は無いので年間ベストテン入り、といった感じ)
次から次へと「おいおいまだ出てくるのかよ」という全く飽きさせない60分オーバーの試合。
大阪で60分というと城ホールDOMINIONでのオカダvsケニーオメガのフルタイムドローを思い出しますが、昨日の試合の方が全然好きかな。
WWEはここまで出来ないというより "やらない" ですからね。やる必要が無い世界というか。
無論新日本プロレスにもこういう試合は必要無いという声も多数挙がっていると想像できますが、逆にやるからこそ意味があり記憶に残ると思います。
ストーリー作りを丁寧にやっていけばこういう形式も必然となる時もあるでしょう。そこに意味があればいいんです。加えて内容も伴っていれば何の不満も無いです。
オスプレイを大コールで見送りできる絵が確定している(ハッピーエンド)事も大きかったでしょう。
まぁAEWですからね。そんな遠くに行ってしまったという感じにはならないと思いますし、オスプレイ本人がコメントしてますがまた新日本のリングで見れると思います。遠くない未来で。
主力選手の退団発表以降、先日後楽園でのヘナレvsゲイブ戦含めリング上では外国勢の発奮が目立つように思われます。
別に日本人所属選手が頑張ってないとかそういう意味ではなく。
最後は1時間程度でしたが恒例となった中華屋で食事、お見送り。
このアフタートーク?も楽しいひとときです。
これで今日からファンタスティカマニアという年間で一番のまったりシリーズが始まるのが新日本プロレスの凄いところ笑
駄目文失礼。それではまた。