少し前のブログにも書いたのだけど

 

私には見捨てられ不安があり

それは家族によって

幾重にも大きくなったものだった

 

 

母が突然いなくなったことで

断ち切られた母との関係から

 

置いて行かれた

母から離れていった

なぜ?どうして?

怖い

 

6歳でそんな大きな不安と恐怖を

抱くことになる

 

 

 

祖母は

甲斐甲斐しく世話をしてくれて

優しく出来た人間であると思い込んで

子どもながらに

祖母に好かれようと必死だったけど

 

 

実は私に関心がないと気付いてしまい

祖母に対する不信感と

距離を感じてしまう

 

 

 

父は

経済面や家計の管理

家事全般や

私や弟の育児についても

すべて祖母任せで依存的で

 

 

自分が好むことだけは

子どもと一緒にすることができるが

(自分の趣味など)

 

自室があり

帰宅後も休日も

自分の思うままにそこで過ごす

 

まるで

実家暮らしの独身男性のような暮らしぶりだった

 

再婚してもそれは変わらず

自分たちのスペースだけを守っているような

同じ家の中にいる感覚が薄く

 

子どもが問題を起こした時だけ

「困った」と被害者ヅラして対応するが

 

話し合うことや

子どもの気持ちを聴くことのない人だった

 

 

 

祖母に甘やかされて

お姉ちゃん(私)より大切だと

特別視されて育った弟は

 

小学生の時には既に人を見下すようになり

ストレスの捌け口として

私を使った

 

どう扱ってもいい人間のように

私に接してきた

 

 

私は

 

軽く扱われてしまうような存在

誰からも見てもらえない存在

ここにいるのに

ここにいなくてもいいような存在

 

そう自分を見てきた

 

自分は存在価値のない人間なのだと

不安で堪らなかった

 

 

まだ小学生だったのに

 

誰もが自分を認めざるを得ないくらいに

完璧な人間になればいいんだ!と

 

自分以外の人に存在を認めさせるために

生きようとした

 

 

この自分に対する前提と

その前提を解消しようとする生き方が

私の人生の数十年を消費することになる

 

 

この前提そのものが間違っており

その前提を解消しようとする必要もなかったのだと

 

やっと理解して

腑に落とすまでに数年かかった

 

 

自分のために

どんなことをしてあげられるのか

 

今まで考えてあげられなかったことを

考えてあげたいし

やらせてあげたい