不登校な小学生の最後の二つの決断
息子は小学生として最後の二つの決断をした卒業式に出ない及び卒業証書を受け取りに行かないこと友達との記念撮影に参加しないことだ学校側はいろいろな選択肢を提示してくれたのでそれを息子にゆっくり説明し伝えた真剣に聞いている眼差しで小さく何回も頷きながら息子はしばらく考えていた葛藤しているような表情をした後「もう、あの場所に行きたくない」と言った離れ離れになる友達との写真撮影もうつむいて考え込んでいたけど「行かない」と決めた最後くらい行けたらいいのに最後なんだから勇気出したらいいのにここで行けたら動き出すきっかけになるかもしれないのにせめて…せっかくだから…記念に…なんて以前の私ならそう思っただろうなでも今はそう思わない「うん、それでいいよ」と息子に返した息子は誰よりも行ける自分ならいいのにって思っている行けない自分を責めるのはもうデフォルトになっているんだから私が余計なことを言う必要はない正論も気持ちの代弁も必要ない息子は逃げているわけじゃないわかっていないわけじゃない自分の気持ちをちゃんと知っていて自分に正直になって「行かない」と決めたのだ頑張る勇気ではなく無理なことを無理だと意思表示する勇気でそう出来ない自分を認めた卒業証書を受け取りに行かなくても学校に通いこの春に卒業していく友達と一緒に写真に収まらなくても息子の人生はちゃんと繋がっていく息子の価値は1ミリも揺るがない「卒業おめでとう!は欲しくない」これも息子の意思表示それを聞いた時に息子が成長したことを確信できたどれだけの自己対話と葛藤を小学生なのにしてきたのだろう息子は自分の現状を認めた上で「おめでとうじゃない」と言ったその意思はちゃんと未来に繋がると思う息子は自分の時間を生きている今は社会の時間には合っていないかもしれないでも彼のスピードを私はコントロールしたくない今日も息子は笑っている興味が出てきた世界史について仕入れた情報を私に毎日解説してくる夫と何時間もマイクラをして「父ちゃんとマイクラの知識レベルが合うから、一緒にやってて楽しい!」とワクワクしている私はこの先に息子がちゃんと受け取れる「おめでとう」を言えることに疑いがないその日は必ず来る