◆◇・・ アイデアの種 ・・◇◆
2010年4月5日。日本人女性としては2人目の宇宙飛行士 山崎直子さんが
搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー」が打ち上げられました。
宇宙ステーションISSに滞在する野口聡一さんと合わせて、現在、2名の
日本人が宇宙で活躍されています。

宇宙に対する憧れは、子どもたちの好奇心を大いに刺激するものであり、
理工系人材育成の面においても、格好の話題のひとつになり得るものです。

しかし、「宇宙飛行士なんて叶わぬ夢」と済ませている子どもも多く、
“宇宙”が彼らにとって、まだまだ遠い存在であることも事実です。

確かに仕事として“宇宙”に関わるには、かなりの努力を伴うでしょう。
しかし、そのチャンスは確実に増えてきています。
通信の世界では、今や宇宙に衛星を飛ばすことが常套手段となっていますし、
大手重機メーカーが宇宙開発事業を本格化させたり、多くの旅行代理店が
宇宙旅行を商品化するなど、民間企業のレベルで「宇宙」に関わる多様な
機会が創出され始めています。


◆◇・・ アイデアの花 ・・◇◆
そこで、子ども達にも“身近な宇宙”を感じてもらう仕掛けとして、以下の
ようなプログラムを考えてみました。

☆ 「アストロ・キャリア・フェスティバル」
 合同就職説明会のようなイベントを、「宇宙」に関連する職種に絞って、
 小~高校生を対象に実施します。
 具体的な仕事内容や各企業が描く未来の宇宙事業ビジョンを紹介する
 展示・セミナーを子ども達にもわかりやすく展開することで、宇宙に関わる
 仕事を“憧れ”から“目標”に変える機会にしてもらいたいと思います。
  ※ 宇宙工学を研究する大学・研究所等が出展し、中学・高校生の進路
    設計に役立つ情報を提供することも有効だと考えます。

☆ 「インターネットサイト『宇宙の仕事人ひろば』」
 宇宙に関わる様々な職業を紹介し、現場で働く人々との相互コミュニケー
 ションが図れるインターネットサイト『宇宙の仕事人ひろば』を開設します。
 宇宙に関わる職業を目指す小~高校生の興味・関心・好奇心を刺激する
 様々な情報を集約し、サイトを通じて直接憧れの職業の人達との交流を
 持つことは、子ども達にとって、宇宙に関わる具体的なイメージ構築の一助
 になるのではないでしょうか。

☆ 「アストロ・インターンシップ」
 主に中・高校生を対象に、実際に宇宙に関わる仕事の現場を体験できる
 インターンシップを、様々な企業・研究機関等の協力で実施します。
 インターンの様子は『宇宙の仕事人ひろば』のサイト上でインターネット中継
 するなど、臨場感のあるレポート配信を展開すれば、参加者以外の多くの
 子ども達にも、宇宙の仕事への理解を促せると考えます。


先日、「ゆとり教育からの脱却」を掲げた新学習指導要領が発表され、

理数系科目の比重が増え、教科書のページ数や学習項目が増加されることと

なりました。
しかし、理工系人材育成には、こうした改訂と同時に、子ども達を惹きつける
「スケール感」「ワクワク感」「実現可能性」を感じられる夢や目標が必要です。

2名の日本人が宇宙で活躍している今、私どもは将来の宇宙開発の担い手を
目指すタマゴ達にとってきっかけとなる具体的なアクションを考えていきたいと
思っています。

ご意見、また耳寄りな情報などを是非お寄せ ください。
お待ちしています。

「大宇宙 仕事で夢を つかむ場所」

では、また次回。