「先生というのは職業か否か」
日本は識字率が非常に高く、字の読み書きができる国民がかなり高いです。
(ちなみに様々な資料を見ると違いはあれど90%以上です)
ひとえに日本では義務教育がかなり?(ここが肝心)のレベルで徹底されているので、
「戦後世代の国民は読み書きに困らない人が多い」とも言えます。

この義務教育は、保護者が16歳未満の子どもに就学させる義務(罰金あり)と子どもが教育を受ける権利を教育基本法と学校教育法によって定められることで、日本では平等に教育を受ける機会を保証していることになります。

ここで多くの親なら「???」と思うことがあります。

「うちの子、他の子どもに比べて一つのことを理解するのに時間がかかるけど、先生ちゃんとみてくれてるのかな?」

恐らく逆の発想もあると思います。答えは「先生次第」です。

先生というのは幼稚園から高等学校まで(大学は別)担任や教科担当、クラブ、生徒指導、最近は最低限のしつけまで見る、子供の生活の半分以上の面倒を見る大人です。

先ほどの疑問とは逆の観点からの疑問や発想でこんな質問がないでしょうか?

「先生っていつ休んでるの?実は教師という職業はブラックじゃないか?本当にそんな組織に自分の子供を預けていいのか?」

先生には明確な残業代がありません。また手当はありますが、多くの顧問はクラブで土日が潰れることなど当たり前です。(全員ではありません)

ここでさらに大いなる疑問
「じゃあ、貴方の子供を年間休日が殆ど無く残業も多いの運転手が運転するバス、電車、飛行機に乗せたいですか?』

私は嫌です。
小さい子供が静かになるからといってテレビを見せることで子守代わりにすることと、土日に家にいるよりクラブで汗を流す方がよっぽどいいと自分の子供をクラブに行かせるのは
ある意味同じです。

クラブで頑張る子供を否定する意味は全くありません。ただ、その活動はサッカーチームや少年野球チームなどのお稽古ごとの月謝がありません。指導者全員が好きでやっているわけでもないのです。

人間休むことも大事です。休むことで次の仕事への活力が湧いてくるのは先生だって一緒です。
先生という職業は崇高な意義があると思いますが、霞を食べて生きて行けるわけでもないという発想も親には必要なのでは。

先生は精々、教育実習を数週間こなして採用試験に通ればいきなり1人で授業や担任を任されます。これは日本の行政の問題でもあります。(ある国ではインターンとして1、2年の経験を積まないといけないなんてケースもあります)

だからこそ、初年度の先生が担当でクラスがうまく行かない場合はクレームでなく、きちんと「こう改善して欲しい」という要望を言いましょう。それで駄目なら教頭や校長です(必ずこの順番で)

それで駄目なら教育委員会とかありますが、ここまでいくと最悪のケースですが。
最後の手段は学習面であれば、塾などに行かせることです。(話が別の話題になりますので、これ以上は別の機会に)

先生もサラリーマン。熟練の職人もいれば、新卒営業マンもいます。それを忘れずに、というのが私の結論です。
今年の流行語でもある「倍返し」。
このドラマの原作者はもと銀行員ですが、半沢シリーズの中で銀行内の事情や様々な顧客を描いています。堺雅人のドラマでご覧の方も多いと思います。あのドラマでは現在書籍化された3巻中の2巻までを映像化しています。
今回はそのシリーズではなく別の小説「空飛ぶタイヤ」を紹介します。
その昔、某旧財閥系の自動車メーカーのトラックのタイヤが外れそれが歩いていた母子に直撃するという事故がありました。この物語ではまさにその設定から始まります。
中心となるのはそのトラックを所有する運送会社の社長。
明らかに車の整備不良ではないことを確信していますが、大会社の謀略により悪者にされてしまします。そこで自力で自らの会社を守るために証拠を自分で集めていきます。
それとは別に銀行員、週刊誌の記者そして主人公の子供の学校でのトラブルが平行して物語の中で進行します。
個人的には子供が父親の会社の事故のために可哀想な目に遭う部分が最も感動しました。
半沢直樹とはまた違った「倍返し」を是非ご一読下さい。
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ハリウッド映画は今空前のアメコミブームです。こぞって映画化されていますが、
今日はハリウッド版巨大ロボVS怪獣の映画を紹介したいと思います。
「パシフィック・リム』です。

pacific-rim


今年公開ですが、12月にDVDとBlue-Rayで発売されました。

監督は「ヘルボーイ」ギレルモ・デル・トロで日本映画をきちんとリスペクトした内容になっています。(どこでも言われますが、誰が作ったのか知らないですけどハリウッド版ドラゴンボールとは比べるのが失礼なくらいのクオリティ)
あの有名子役も出ますが、菊地凛子さんほぼ主役です。きれい!

映画館で見ましたが、かなりの迫力でした。3D対応テレビのお持ちの方はぜひ3D版の購入をお勧めします。
見所は怪獣(本編ではKaijuと呼ばれています)と人類の作り上げた巨大ロボのイエーガー(ドイツ語で狩人の意味)の戦いです。かなりのリアリズムが感じられその大きさはウルトラマンのセットとは違います。(当たり前か)

私はDVD&Blue-rayセットを購入しました。週末に見ようと思います。

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