お金は感情と密接に関係するので、心のクッションとなる貯金口座(クッション・アカウント)をもっておく。
これは、とてもストイックで賢いアメリカ人から教わった。
本人から直接聞いた永久不滅口座の積立方法は、新しい銀行か証券口座を作り、そこに毎月、誰よりも何よりも真っ先に自分に支払う。
最初の月は、収入の10％を先取り貯金し、3ヶ月毎にその10％を増やしていく。
例えば、手取りの月収が20万円の固定給だとしたら、
1〜3ヶ月目：収入×0.1＝20,000円
4〜6ヶ月目：20,000円×1.1＝22,000円
7〜9ヶ月目：22,000円×1.1＝24,200円
10〜12ヶ月目：24,200円×1.1＝26,620円
(1年目で278,460円)
13〜15ヶ月目：26,620円×1.1＝29,282円
16〜18ヶ月目：29,282円×1.1＝32,210円
19〜21ヶ月目：32,210円×1.1＝35,431円
22〜24ヶ月目：35,431円×1.1＝38,974円
(2年目で686,151円)
25〜27ヶ月目：38,974円×1.1＝42,871円
28〜30ヶ月目：42,871円×1.1＝47,158円
31〜33ヶ月目：47,158円×1.1＝51,873円
34〜36ヶ月目：51,873円×1.1＝57,060円
(3年目で1,283,037円)
という感じで自分に支払い続けて、決してそのお金を使わないことが重要。
ただし、途中で資産形成に回すのはOKであるが、3ヶ月毎にその10％を増やしていくことを一生続ける。
永久不滅口座によって、下層は低リターン、中層は中リターン、高層は高リターンのピラミッド型のポートフォリオを形成するのだという。
本人に「ずっと続けたら、いつか収入よりも自分に支払う金額が多くなるのではないですか？」と質問したら、「心配いりません。支払い額に応じて、あなたの心のクッションが増えた分、収入も上がっていますから。この私がそうです」と笑顔で回答してくれた。
その頃には、お金を引き寄せる(マネー・マグネット)体質になっているという。
宝くじの高額当せんのような宵越しのお金を手にすると、世界的に約6〜7割の人が破産しているが、段階的に心のクッションを増やすことでお金に対する心の管理ができる☟。
かつて、先に人件費や経費を支払っていたら、事業資金のやり繰りがカツカツになった上に、手塩にかけて育てたスタッフが旅先で電撃婚約して退職したことをキッカケに、いちばんに自分のことを大切にしようと、真っ先に自分に支払う順番に変えた途端に、事業資金が上手く回りはじめて、自己肯定感やセルフイメージの大切さを実感したそうだ。
不滅とは、自分の不滅の魂への愛。
とくに貯金がゼロなら、今月から永久不滅口座をはじめてみよう！
ブログ管理人も永久不滅口座を続けている。
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2019年1月4日
2020年1月4日 更新