専門科目の勉強法2 | 落ちこぼれ大学生を救う

専門科目の勉強法2


専門科目の勉強法1では、科目選択のコツについて書きました。


今回は専門科目の日常の勉強法について書きます。

誤解のないように最初に断っておきますが、ここで語るのは落ちこぼれの
ための勉強法ですからね。



いちばん良い勉強法はマジメに講義に出席しノートをとり、
指定図書で予習復習し理解を深めることです。これは言うまでもないことです。


しかし、これが出来れば誰も苦労しません。


このブログをご覧になっている方の中には、様々な事情で講義に出席できない、
また、出席しても理解できない、もしくは講義で指定された教科書を読んでも
わからない学生もいると思います。


この記事はそうした学生に向けて書かれています。



さて、落ちこぼれ学生が効率よく勉強するためのポイントは大きく3つあります。


1.専攻分野の勉強法について調べてみる

2.専門事典や用語事典を買う

3.わかりやすい本を探す


この3つです。



1.専攻分野の勉強法について調べてみる


一番良いのは直接教員や先輩に尋ねることなのですが、それが
難しい場合もあると思いますので、本やネットを手掛かりにして自力で
調べる方法について書きます。


さて、私は学生時代にはよく知らなかったのですが、どうやら専門科目の
勉強法について書かれた書籍、雑誌記事、WEBサイトが多数あるようです。

それを見つける方法を3つ書きます。



イ.大学生協・大手書店・図書館の本棚を眺める

ロ.専門雑誌の記事を調べる

ハ.ウェブサイトを検索する



イ.大学生協・大手書店・図書館の本棚を眺める

たとえば、法律だと

法学部新入生のための学ナビ

や、

法律学習マニュアル 第3版


のような本があります。
あなたの専攻分野の勉強法について書かれた本もあるのかもしれません。
大学生協や大手書店、図書館の本棚を見てみて下さい。


本棚で見つからなければ、アマゾン国立国会図書館で次のようなキーワード
を検索してみると本が見つかるかもしれません。


「○○学 学び方」(○○にはあなたの専攻分野が入ります)
「○○学 勉強」
「○○学 学ぶ」
「○○学 入門」

「(科目名) 学び方」
「(科目名) 勉強」
「(科目名) 学ぶ」
「(科目名) 入門」

など。



ロ.専門雑誌の記事を調べる


専門雑誌で、勉強法に関する特集が組まれることがありますので、
CiNii(サイニィ)で雑誌記事を
検索してみましょう。

キーワードは上に挙げたようなものです。


たとえば、サイニィで「経済学 学び方」と検索すると、
このような結果になります。



ハ.ウェブサイトを検索する


ひょっとすると、親切な人(?)があなたの専攻分野の勉強法について
ネットに書いているかもしれません。ヤフーやグーグルで先に挙げた
キーワードを検索してみましょう。



2.専門事典や用語事典を買う


専門事典や用語事典は効率の良い勉強のために必須だと思います。


専門事典とは例えば

法律学小辞典 第4版補訂版

のようなものです。


用語辞典とは例えば

有斐閣 法律用語辞典や、

S式1問1答法律用語問題集

のようなものです。


あなたの専攻分野の専門事典や用語事典もあるはずですので、図書館やネット検索で
調べてみてください。


何か用語を調べるときに、教科書の索引から調べるのと専門事典で調べるのでは
手間と理解度が全然違うと感じました。


専門事典の値段はたいてい高いのですが、手元に置いておく価値があります。


試験では基本的な概念や用語について問われる場合もあるはずですので、
普段から事典で調べておく習慣を身につけておきましょう。




3.わかりやすい本を探す


講義指定の教科書を読んでもわからない場合は、もっと説明がていねいで
わかりやすい、難易度が低い本を読んで勉強するのが良いと思います。


もちろん、簡単な本で勉強することに対して不安に感じる人もいるでしょう。
しかし、大丈夫です。「可」を取ることくらいなら何とかなると思います。


それに、簡単な本で勉強した後で教科書を読めばスムーズに理解できる
場合もあります。


さて、そのわかりやすい本を探すコツについて4つ書きます。


一番良いのは直接教員や先輩に尋ねることですが、それが難しい場合も
あると思いますので、書店やネットで自力で探す方法について書きます。



イ.アマゾンで科目名を検索してみる

ロ.入門書やマンガ本を立ち読みしてみる

ハ.公務員試験の参考書を探してみる

ニ.放送大学の教材を探してみる




イ.アマゾンで科目名を検索してみる


アマゾンで、

科目名をキーワードにして検索すると、その分野の本で一番良く売れている
本がヒットします。

(たとえば、経済法という科目なら、そのまま経済法と入力して検索。)

この検索結果の上位の本の中から選ぶのも一つの手です。



ロ.入門書やマンガ本を立ち読みしてみる


大きな書店へ行って、本棚に並んでいる


「マンガで学ぶ○○」
「よくわかる○○」
「○○入門」


のようなタイトルの本を片っ端から読んでみて、自分と相性が良く、
かつ、大学の試験でも使えそうな本が見つかれば、それを使って
勉強します。



ハ.公務員試験の参考書を探してみる


一般に、公務員試験向けの参考書・専門書はわかりやすく書かれている
ことが多いです。


公務員試験と言うと文系のイメージがありますが、法律・経済系だけでなく、
理工系・農学系の試験もありますので、理系の学生の皆さんも活用して
みてください。


ところで、公務員試験の教材も数多くの種類があり、選ぶのに困る場合も
あると思います。


そのような場合は、実務教育出版から毎年6月頃刊行される
『公務員試験学習スタートブック』を参考に教材を選んでみてください。


学習スタートブック 23年度試験対応―公務員試験 (2011) (受験ジャーナル特別企画 1)


この雑誌には、法律、経済、政治学、社会学、教育、心理、社会福祉や
数学、物理、電気・電子、機械、土木、建築、化学、農学、造園、栄養学、水産など
ありとあらゆる分野の公務員試験受験者へ向けて、わかりやすい参考書・専門書が
ズラーっと一覧になって書かれていますので、たいへん参考になります。




ニ.放送大学の教材を探してみる


放送大学が出版しているテキストは読みやすく、わかりやすく、
内容に大きな偏りもなく、本当におすすめです。

しかも、かなり幅広い分野を扱っていますので、書店で自分が勉強したい科目の
テキストがあるかどうか確かめてみてください。


書店で見つからない場合、

放送大学教育振興会のホームページで
教材の一覧を見ることができます。


また、アマゾンで、


「(科目名) 放送大学」


というキーワードで検索してテキストを見つけることもできます。




以上、専門科目の日常の勉強法についてまとめると、


1.専攻分野の勉強法について先人達の知恵を参考にしながら、

2.専門事典などの道具を揃え、

3.自分のレベルに合った本で勉強する、


となります。

一見当たり前のように聞こえますが、落ちこぼれ学生にとって、この3つ
を実現する具体的方法を思いつくのは難しいことだと思うのですよ。


もちろん、勉強法を考えるとき、一番効率が良いのは直接教員や先輩に
尋ねることです。

多くの教員は、あなたの現在のレベルと講義のレベルを考慮して的確な
アドバイスをくれるはずだからです。


しかし、落ちこぼれ学生に対し「マンガや公務員試験の教材で勉強しろ」と
アドバイスする親切な(?)教員はいないだろうと思い、記事を書いてみました。

健闘を祈ります。


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