2025年ドラフト会議が開催されました。
我が阪神タイガースは立石正広選手の交渉権を見事獲得できました!!!
各球団1巡目の指名で、フタを開けてみると、創価大学の立石正広選手を指名したのは、事前に公表していた広島と、日本ハム、そして阪神の3球団でした。
運命のクジ引きは藤川球児監督が担当。
というか、順位が一番上なので、残り物なんですけどね。
そして藤川監督はなぜか封筒をいったん落としてしまい、拾った後、中身を見て、新井、新庄の元タイガース勢をいったんチラ見しながら、突然手を挙げて、喜びを爆発し、ガッツポーズ。
どれだけ運を持ってるんだよ、藤川球児!
これで輝がメジャーに行った後のサードは安泰です。
その上、阪神は日本大学の強打の三塁手、谷端を2位指名。
大学界屈指のサードを連続で指名してどうするん?
これは「山田・百崎システム」という事でしょうか。
過去にも、髙山と板山、門別と茨木など、同い年で同じポジションの選手を同時に指名し、互いを競わせるという事をやってました。
立石にも当然期待はするけど、簡単にはいかないよ、というメッセージでしょうかね。
谷端選手も、打倒立石に燃えるものがあるでしょ。
阪神の編成はよく考えてるなぁ。
という事で、今年のドラフトの指名選手は以下の通りです。
| 順位 | 氏名 | 年齢 | ポジション | 出身 | 投打 |
| 1位 | 立石 正広 | (22) | 内野手 | 創価大学 | 右投右打 |
| 2位 | 谷端 将伍 | (22) | 内野手 | 日本大学 | 右投右打 |
| 3位 | 岡城 快生 | (22) | 外野手 | 筑波大学 | 右投右打 |
| 4位 | 早瀬 朔 | (18) | 投手 | 神村学園高 | 右投右打 |
| 5位 | 能登 嵩都 | (24) | 投手 | オイシックス | 右投右打 |
| 育成1位 | 神宮 僚介 | (22) | 投手 | 東農大北海道オホーツク | 右投右打 |
| 育成2位 | 山崎 照英 | (23) | 外野手 | 関西独立L・兵庫 | 右投左打 |
昨年のドラフトにはなかった、大学生の指名が1位~3位と続きました。
3位指名の岡城選手は俊足との事なので、島田の後釜という事でしょう。
そして、4位の早瀬投手は細身で長身ながら、150km/h超えの速球を投げる投手との事で、才木とダブります。
5位の能登投手は、早川太貴パターンでしょうか、イースタンリーグ3冠の投手との事です。
昨季いきなり大幅に増えた「独立リーグ」出身選手の指名ですが、今年は育成で山崎選手のみでしたね。
とにかく立石選手には期待しかない!
「立石にレフトをさせれば?」という声もありますが、キャンプ次第では、佐藤輝外野コンバート、立石サードに動いても面白いかも知れません。
前川右京には気の毒ですが、プロは実力の世界なんでね。
6番打者争いが、来季は激化するかと思います。
さて、今回のドラフト会議で最も驚きだったのは、スタンフォード大在学中の佐々木麟太郎が、1巡目で2球団から指名され、くじの末、ソフトバンクに交渉権が決まった事です。
日米の取り決めで、大学在学中ながら、日米のドラフトにかかる可能性がある事は分かっていましたが、まさか1位指名に動くとは思いませんでした。
そもそもMLB入りを目指して米国留学の道を選んだ佐々木ですから、志半ばでNPB入りを決める、という事はないとは思うのですが、DeNAとソフトバンクというなぜかIT企業の2チームが敢然と1位指名してきた事を考えると、それなりの手応えがあったのかと。
ソフトバンクは今後金の力に物を言わせ、王会長が出向いてでも交渉に臨むとは思うのですけど、果たして佐々木側が簡単にMLBの道を捨てるでしょうか。
ソフトバンクは現状、ポスティングでのMLB移籍を認めてません。
しかし佐々木入団のためなら、それも曲げて交渉に臨む意志があるのかなぁ、とは思います。
しかし、仮に佐々木が入団しても、DHか一塁しかできないので山川穂高と競合するけどね。
チームにデブは2人要らないと思いますよ。