昨日の試合終了段階で、佐藤輝明は打率、本塁打、打点ともにリーグトップ。
なお、安打数、二塁打数、塁打、得点、出塁率、長打率、OPSでもリーグ1位(あと失策数もw)。
まさに圧倒的な成績で、いわゆる「三冠王」の最有力になっています。
「三冠王」と聞くと、最近は前ヤクルトの村上宗隆が獲得してますが、過去を遡ると、野村克也、王貞治、落合博満、ランディ・バース、ブーマー・ウェルズなど、球史に残るレジェンドたちばかりです。
そんな「歴史上の方々」と佐藤輝明が肩を並べる事になるとは、阪神ファンの管理人も、それを夢見こそすれ、まさかそれが現実になるとは、今でも信じられません。
もちろん、他チームのファンからは「村上宗隆がいないから」「岡本和真がアメリカに行ったから」というライバルの不在を語る声があるかも知れませんが、タイトルなんて常に「●●がいないから獲れたんじゃないか」ってのは常に言われる事だし、「打たせまい」と思って相対する各球団の投手たちから成績を残し、しかも他球団の誰よりも高い成績を収めている、という事。それがタイトルですから。
その年の一番すごい打者が佐藤輝明である、という結果は誰も文句が言えないでしょう。
まーね、輝が東京ドームや神宮球場で軽々とオーバーフェンスするのを見るにつけ、岡本や村上には「ホーム球場補正」がかかっていたんじゃないか、と言いたくもなります。やっぱりホームランの出にくい、特に左打者に不利な球場をホームに持ちながら、ホームラン王になれる、という事は、岡本や村上に対しても誇っていいんじゃないか、とも思いますけどね。
さて。
佐藤輝明がこれだけリーグ1位の記録を収めている、そのほんの下、つまりリーグ2位には森下翔太がいます。
森下は、打率、本塁打、打点だけでなく、安打数、二塁打崇、塁打、得点、出塁率、長打率、OPSでリーグ2位なんです。
輝が「三冠王」とすれば、森下はその下で「三冠王子」とも言うべき成績をあげています。
すごないですか?
主要打撃タイトルのリーグ1位が4番で、リーグ2位が3番のチーム。
そりゃ、トップに立つでしょ。
ただ、森下にとって、輝は大きな壁です。
輝によれば「森下は(打撃成績を)意識している」との事です。
昨日のヤクルト戦でも、輝の34号が出た時、森下は輝を出迎える準備をする事なく、ベンチに下がったそうです。
森下については、ちょっと感情的になり過ぎる事があり、判定で球審に食って掛かったり、凡退する時はガッカリして一塁へ走る事を怠ったり、まだまだ未熟なところがあります。
そういう態度を問題視する外野の声もありますが、それも含めて森下のキャラクターって事は、チーム全体で把握しているので、特に問題はないでしょう。
「阪神クリーンアップ三兄弟」のやんちゃな三男をみんな受け入れてますし、そこが阪神の強いところでもあると思います。
そしてふと考えると、輝が今季末か来季末で、日本を離れる事になると、森下にとって最大のライバルがいなくなる、って事は、今度は森下が「三冠王」に?
三冠王ってそんなに簡単なものですかね(苦笑)。
正直、打率は.301の森下の下は、.289の中野、本塁打に至っては31本の森下の下は、22本の牧とダルベックですから、今季の森下ですら圧倒的なんですよね。
佐藤輝明と森下翔太、そして大山悠輔がそろったクリーンアップというのは、球団史上において、掛布雅之、ランディ・バース、岡田彰布の3人と肩を並べる存在でしょう。
いや、連覇を達成したら1985年を超えるので、彼らこそ球団史上最高のクリーンアップと称されるかも知れません。
森下が輝を意識して平常でいられないのも分からなくもないですが、ぜひ冷静さを取り戻し、諦める事なくタイトル奪取を狙って欲しい。2人で高め合う事がチームの躍進につながるので、管理人は2人の内なる戦いを応援しています。