★「家貧しくて孝子顕る~工藤・木下の成長~」 | 阪神タイガース超応援日記2026

阪神タイガース超応援日記2026

阪神ファンおじさんの阪神応援に特化した日記です。
ファンとして勢いに任せて書いておりますので、思い込みや偏見、および勘違い、思い違い多々ございますが、ご容赦下さい。
現在、試合後の感想コメントと、虎コラムの2本立てでやっております。よろしくお願いします。

「石井大智の故障」「及川雅貴の疲労」「桐敷拓馬の劣化」「ドリス・岩崎優の衰え」(「劣化」や「衰え」は言い過ぎですが)と、昨季リーグを制したタイガースが誇る鉄壁のリリーフ陣に、今季は序盤から多大なほころびが出ました。

 

僅差でリードすれば昨季なら必ず逃げ切れる展開でも、今季は簡単にひっくり返され、そのまま負けてしまう試合もどんどん増えてきており、下馬評では「阪神の連覇は揺るぎない」と言われていたのが、非常に苦戦を強いられるようになっていました。

 

もともと藤川監督は「右のリリーフ投手の充実」を目標も上げていた事もあり、昨季から、育成選手だった工藤泰成をいち早く支配下に上げ、2024年ドラ3の木下里都とともに、右の若いリリーフ投手の育成を試みていました。

 

その試みが今季になって、今のところ結果が出ています。

工藤、木下ともに最速160kmを超えるスピードボールを持ち、また制球もより安定し、四球で自滅する事もなくなっています。

 

工藤泰成 38試合2勝2セーブ10ホールド防御率1.11

木下里都 27試合3勝1敗6ホールド防御率1.97

 

若い2人に終盤のイニングを任せる事が出来たため、ドリス、岩崎の負担が軽くなり、昨日の試合のようにドリスを7回、岩崎を8回に回す事が可能になりました。

(昨日もおそらく9回裏を工藤に託す予定だったのが、想定以上に得点差がついたため、及川に変更)

 

岡田彰布オーナー付顧問は関西の某テレビ番組にて、「シーズン中の守護神変更」について聞かれた時、「いや、投手自身のプライドもあるから難しいんちゃうか」と言ってましたが、ドリスも岩崎も守護神である事にそんなにこだわりはないのではないか、と。

 

まだ制球力に若干の不安のある木下を除くと、残り3人がいずれも後ろを任せる事ができるのが大きい。

このうち岩崎だけが左なので、打者の兼合い上、今後も9回を岩崎が締める可能性もありますが、今の勢いでは工藤がしばらくクローザー役を続けるのでは、と思います。

 

出遅れていた及川も復調してきたので(昨日も若干危なかったですが)、やっと勝ちパの投手の計算がつくようになってきました。

ですので、噂される石井大智の復帰について、管理人としては出来るだけあわてず慎重に、時期を決めてくれればいいと思います。

石井自身が投げたいのであればできるだけ気持ちを尊重してあげたいですが、変に先走ってまた故障という事になると、目も当てられません。

「早く石井帰ってきてくれ!」という危機的状況からはとりあえず脱したので、あくまで石井の復帰はオプションと考えたいです。

 

ただ懸念な点もあります。

それは「同点あるいはビハインド展開で投げる投手の質の低さ」と「回またぎ問題」です。

 

かつて「JFK」が大活躍している時代に、同じ阪神に「SHE」と呼ばれる3人の投手がいました。

桟原将司、橋本健太郎、江草仁貴の3人で、この3人はそれぞれ同点かビハインドの展開で登板し、試合を落ち着かせる働きをしていた、中盤の大事な役目を担う投手たちです。

先発投手が降板し、相手に押されている展開で出てきて、相手の攻撃を最少失点で抑え、チームの反撃を待つ。

これらの投手がいるからこそ、チームは終盤の逆転に臨む事ができました。

 

今の阪神は、先発が打たれた後劣勢の状況で出てくる、早川太貴とか石黒佑弥とかセベリーノとか、そういった投手がつまらない失点をし、結局相手への主導権を握られたまま終わる、という事が少なくありません。

全員が勝ちパになる、なんて事がない以上、誰かが損な役回り(負け試合で投げないといけない)をする投手は必要ですから、彼らだって重要な役割に違いありません。

 

特に石黒なんて、2軍では普通に実力が上なため、1軍定着を期待されているのに、登板するたびに失点する。

全くもったいないです。

早川も本人は先発をしたいんだろうけど、中継ぎでああやってやらかしていたら、そもそも1軍入りのチャンスもどんどんなくなっていくでしょう。

 

そんな中でなぜか昨日2025年ドラ5の能登嵩都投手が初の1軍昇格となりましたが、今日抹消。

ファームでも大して成績を残してない能登を何で昇格させたのか、と思ったら、1日でファームへ逆戻り。

投げる機会も与えずに落とすなら、最初から上げるなよ、って。

昨日の試合、1軍ベンチ入りメンバーに入っていたので、わざわざマツダスタジアムまで行ったわけですからね。

 

湯浅京己、桐敷というかつての最優秀中継ぎ投手のタイトルホルダー(2022年湯浅、2024年桐敷)もベンチにはいますが、かつての安定感はありません。

難病を克服した湯浅にはほんと頑張って欲しいのですが、前掲の4名の「抑え」につなぐ役に後退ですね、今は。

 

桐敷の先発挑戦という話も今は立ち消えですかね(苦笑)。

貴重な左投手ではあるので、島本無き後、島本的な立ち位置で、常にピンチの場面で突っ込んでいって欲しい!

 

話が長くなりましたが、もう一つの懸念、それが「回跨ぎ」です。

勝ちパで連投させないといけない投手を、一つの試合で複数イニング投げさせる事、これってやっぱり「禁じ手」だと思うんですす。

 

日曜日の試合とか、翌日からベンチ外にさせる事を決めている場合とか、その投手に負担が残らない配慮をした上ででないといけないのではないか、と。

いくら若いからといって、精神的な疲れ、肉体的な疲れが残らないわけもありません。

 

「回跨ぎのテスト」みたいに言うけど、特に今季勝ちパに入ったばかりの木下、工藤にそれをさせる意味ってあるのか?

また石井みたいにシーズン中使い倒して、翌年春先に故障みたいにさせたいのでしょうか。

 

こういうのを見ると、管理人は「金村曉さ~ん!!見てますか~?」と言いたくなります(苦笑)。

 

何かやっぱり藤川球児は「現役時代、俺は10連投したぞ、それに比べたらこんなもん軽い軽い」とか考えてそうで、ちょっと怖いです。

それを止めるコーチが全くいないのがさらに怖いです。

 

木下、工藤は今後何年にも渡って、阪神の勝ちパを支えていく投手になって欲しい。

だから、石井大智のようになって欲しくない。

石井はこれから本格的に投げるのですが、昨季の出来に戻れるかどうか、今は誰も分かりません。

 

投手ってちょっとした感覚のズレで、全然ピッチングが変わっていくなど、非常に繊細だと感じます。

切れたものを再生したから、これで前と同じだね、って事になるのかどうか。

まぁトミージョンとは違うので、肩やひじには問題はないのですけどね。

 

木下、工藤には活躍して欲しいけど、彼ら2人が突出して活躍する、という展開はやめて欲しい。

桐敷はまだ以前の状態に戻れてませんよ、岡田さん。

 

元ヤクルトの伊藤智仁さんは「自分が酷使し過ぎて伊藤を壊してしまった」と後悔していた野村監督に対して、自分は恨んでないとおっしゃったそうです。

でも、優秀な投手ほど、酷使されずに長く活躍し続けた世界線も見てみたかった、と思うのは管理人だけでしょうか。

 

工藤泰成はぜひこれからのタイガースを背負うクローザーに成長して、長きにわたって君臨して欲しい。

だって「タイセイ」という名前は、絶対にクローザー向きだもん。

巨人の翁田大勢、日ハムの柳川大晟とかね。