本日の中日戦は雨天中止でした。
本日、原口文仁、西勇輝両ベテランの登録抹消と、楠本泰史、岩貞祐太両選手の1軍昇格が発表されました。
いや、納得でしょう。
原口については、誹謗するつもりもなく、ちゃんと打てるように2軍で調整してから上がってきてね、という事です。
鳥谷敬の晩年の時にもここに書いたけど、本人は「4打席くれないと成績が出せない」と思っていても、チーム方針として若手に切り替える、あるいはどう考えてももう衰えが隠せないとなった以上、次は一歩下がって、裏から現場を支える立場にならざるを得ないんです。
一般社会でも、第一戦で頑張り続けた企業人が年配になって、そういう世代交代の波に飲まれていくケースなど、山ほどある。
だったら「置かれた立場で咲きなさい」なんです。
「代打は苦手」「4打席もらえたら何とかできるが、1打席で結果を出すのは辛い」などと言ってる場合ではない。
チームから求められている事を真摯にやるべきでしょ。
原口は「スタメンで出たい」と思ってFA宣言したけれど、はっきり言って阪神を含めた12球団全チームから需要がありませんでした。
君には代打しかないんだよ。
阪神なら代打で使ってもらえるんだよ。
そして、もしかしたらその代打の成績次第では、交流戦のDHで、喉から手が出るほど欲しい「スタメンの座」ももらえるかも知れない。
だから、開幕から1軍ベンチ入りして、1度足りとも進塁打さえ出来なかったのは、見ていてガッカリしました。
名打撃コーチの誉高い石井琢朗はこう言いました。
「最低限、自分が何をできるのか。たとえば、一死二塁で、サードゴロではなにも起きない。でも、セカンドゴロならランナーが三塁に進んで、次の打者のときにワンヒットはもちろん暴投で1点が取れるかもしれない(後略)」
代打というのは、チャンスでしか出てきません。
つまり原口が打席に立つ時は、ほとんどチャンスの時なんですよ。
彼がどう打つかで、自軍のチャンスが広がるかしぼむか大きく変わります。
それが6打席で、ショートゴロ3つ(うち2併殺)と空振り三振2つですから(残り一つは敬遠)。
これ、何にも起きない事の典型的な例です。
2ストライクまでは外野の頭を超す事だけを考えて振ってくれたらいいけど、追い込まれたら「最低限何が出来るか」という事をもっと考えて欲しかった。
でなければ、遊ゴロと三振はないです。
ショート正面のゴロを打って、あるいは落ちるボールに空振り三振して、「あーあ残念」じゃないんですよ。
それで惜しかったね、って言ってもらえるのは入団3年目の若手までです。
ランナーなしで自分が何かしない限りチャンスの芽も生まれないのと違い、原口は自分の打席で何かをすれば、そこで試合の流れが変わる。
一番おいしい場面に出させてもらっている。
ディナーで言ったら、前菜とかじゃなくて、いきなりメインのステーキを食べさせてくれてるようなもの。
こんな立場、そうそう体験できるものじゃない。
そこを分かって欲しい。
2軍に行って、再度出直し希望です。
楠本がその立場に代わるわけですが、楠本の方がハングリーさは上だと思います。
左打者とは言え、別に成績さえあげれば、右左関係ありません。
それに彼は大阪府吹田市生まれ。
甲子園も彼を温かく迎え入れてくれるはずです。
西勇輝については何だろう。
先発投手候補が何人もいるせいか、別に「いなくても構わない」選手となってる感じがします。
投手陣のリーダー的存在かというと、そういう話も聞こえてこないし、才木と村上さえしっかりしてくれたら、後は回せると思ってますので、ゆっくりして下さい。
実は阪神の2軍が先発投手不足なので、秋山のように2軍マウンドでイニングイーターになってくれると、ありがたいかと。
やっぱりベテランでも、完投能力がなく、投げて5イニングまで、みたいな投手はリーダーにはなり辛いのかな、と。
無援護でも淡々と投げていく姿勢はエライとは思いますが、「援護して早く楽にしてあげたい」という気持ちが打者から起こらないのでは、と意地悪な気持ちを抱いたりもします。
代わりに上がってくるのが、力の衰えが顕著な岩貞。
彼には厳しい場面のつぶれ役を期待したいです。
ベテランにはベテランの「役回り」が必要で、工藤のような将来性のある若手には経験させたくない、辛く苦しい場面にこそ、経験豊富なベテランのいる意味があります。
島田海吏、落ちませんねぇ。
矢野、岡田、藤川と3世代に渡って重宝されている謎の選手。
俊足、好守の外野手が阪神には他にいないんでしょうか。
故障していた熊谷が間に合うようになったら、即チェンジですね。
熊谷も植田も外野できるし、島田レベルには十分守れますから。
とにかく代走で走塁ミスする島田は1軍には要らん。