野球評論家の里崎智也は自身のYouTubeで語りました。
「佐々木朗希を出したという事は、来季佐々木がいなくてもロッテは勝てる、という事なんですよね?」
管理人はロッテファンではないけど(33-4のショックを知っているので、むしろ嫌いと言った方が正しいが)、わざわざ10勝投手を出しても戦力は十分計算出来る、と踏んでいないと、今回の佐々木のポスティング移籍は単なる愚策ですよね。
球団的には移籍させなくてもいいのに、移籍させたんだから。
それに、たくさん譲渡金がもらえるなら、まだそのお金で戦力を補強します、と言えるけれども、3億弱のお金であればライデル・マルティネスも買えません。
「メジャーを目指すという佐々木朗希、という若い才能の芽をつぶしていいのか」というアメリカの風潮に、ロッテは負けてしまったのでは、という声もあるが、そんなのにいちいち反応して、自分たちが損していては、一体誰に向かって球団やってんだよ、と思いますね。
ロッテファンの肌感は分かりません。
中には「行けて良かったね」という人もいるでしょう。
しかし非ロッテファンを取り巻くプロ野球ファン界隈の本音としては「ゴネ得じゃん」でしょう。
決してロッテの「決断」を褒める声はありません。
「なにゴネ得に屈してるの?」
ロッテは確実に株を下げました。
同じく25歳未満で大谷翔平を送り出した日本ハムに対しては、こんな反応とは真逆でした。
もともと高卒からメジャーを目指すという堅い意志を持って、ドラフト指名を跳ねのける覚悟でいた大谷翔平を、メジャーは直接挑戦するよりNPB経由の方が実は近道である、という神プレゼンをして翻意させたのは有名な話。
入団時から「メジャー挑戦」「二刀流への挑戦」を計画化し、大谷翔平の成長とともに周囲を納得させていた日本ハムは、若き大谷翔平をメジャーに送り出す事で賞賛を得ました。
日本ハムが良かったのは、結果的に大谷翔平を入団させる事で、2016年にチームを優勝、日本一に導くなど、誰もが認める「結果」と「実績」をあげさせましたからね。
もういつアメリカに行ってもいい、むしろ早く行ってくれ、と思わせる納得の育成でした。
大谷をパリーグMVPを獲得するまで育て上げた日本ハムに引き換え、ロッテは「5か年計画」を立てて佐々木を育成しながら、中途半端な投手にしか育てる事ができませんでした。
佐々木を過保護にし過ぎたのか、あそこ痛い、ここ痛いとシーズン中はそんな発言を許し、吉井監督に「いつ投げるかは朗希に聞いてくれ」と言わしめた状況。
これで計画的に育て上げたとは、誰も言えません。
佐々木朗希の素質がすごいのは誰しも分かっています。
しかし実績がすごいという人は誰もいません。
育成失敗です。
この育成失敗の状態で送り出すのは、佐々木にとってはいい事ではないと思いますけどね。
投げたらすぐどこかが痛くなる虚弱体質。
アメリカへ行って体を強くする、と言いたいのでしょうか。
メジャーは結果を出すために、実力と実績のそなわった選手が行くところでしょ。
「アメリカはあくまで挑戦」という藤浪晋太郎の態度に疑問を持ったように、「アメリカに行けば何とかなる」というのであれば成功は難しいと思います。
さて。
里崎氏の言うように、ロッテは来季結果を出さないといけません。
少なくとも、いなくなった佐々木の10勝分を誰かで賄えないと、「先発投手が足りなくて負けた」とは死んでも言えないです。
密約説のあるドジャースに入るのか分からない佐々木と、佐々木を「余裕で」送り出した千葉ロッテ。
両者の来季の成績が見物です。
「ドジャースとは話が出来ていて、実は譲渡金以外にも、佐々木朗希の息のかかった某大手広告代理店を通じて、別のお金がドジャースからロッテに流れるのでは」という妄想を語る人もいますが、ドジャース以外の他球団が黙ってないでしょ。
これ普通にドジャース入団となったら、絶対にタンパリングを疑う人が大勢出てくると思うので、逆にドジャース入団は厳しいのでは、と思います。
佐々木がドジャースに入ったら、ダルビッシュも「泣く」って言ってるらしいし、そうなれば佐々木は日本だけでなくアメリカじゅうも敵に回しますよ。
まぁ、佐々木自身はKYっぽいから、全く気にしないかもしれないけどね。
#佐々木朗希
#ドジャース密約