本日からオープン戦が開幕し、阪神は巨人と戦った。
結果は4-9で阪神の負け。
今シーズン、練習試合から続いていた連勝がストップした。
阪神・先発の伊藤将が大乱調で、初回だけで7失点。
2回、3回と抑えたので、まぁ阪神ファン的には「まだオープン戦だし」「シーズン開幕までにはきっちり仕上げてくれるでしょ」「そもそも昨季も遅れてきたわけだし」「先発候補は他にもいるし」という事で、全然気にしてない。
バッターの方では好調の佐藤輝明が今日もライトスタンドへホームランを叩き込み、ミエセスもホームラン。
イトマサの乱調がなければ、2-4で勝ってたかも知れず(めちゃポジティブ!)。
ただ、中継ぎで登板した湯浅がまだまだ。
WBCから帰ってきて全然調子が戻らない。
何かWBCで誰かに変な事でも吹き込まれたのだろうか、ショートアーム気味に右腕を畳んで投げだしてから、全然ストレートが行っていないんよね。
基本的にストレートとフォークの投手だから、ストレートを狙い打たれると投げるボールがない。
湯浅は2軍落ち決定、との事なので、また一からやり直しですな。
湯浅もそして浜地も西純も、1軍に出てきた当初は、みんな上から投げ下ろすフォームで、ストレートが驚くくらい低めに集まっていた印象なのに、その後全員ストレートが高めに浮き始めてから、調子が悪くなった。
今も、彼らは当初の頃の見る影もなく、全部ストレートボールが高い。でもって、制球を乱し、置きにいっては打たれる事の繰り返し。
金村コーチがいなくなった時期と重なる気がするので、金村さんに戻ってきて、もう一度指導して欲しい。
でないと、この3人の投手がダメになると、本当にもったいないよ。
まぁ、まだ投手は大丈夫なんです。
中継は数がいるし、全然気にしていない。
それよりも何よりも心配なのが、阪神の捕手事情。
昨年秋の台湾ウィンターリーグで、期待の若手・中川勇斗が足の故障で欠場したのを皮切りに、長坂が肘痛で休み、そして復活に賭ける梅野がキャンプのシートノック中に右肩を痛め、病院に行った、との事。
いや、3人も欠けたら大変でしょ。
特に梅野、長坂は坂本とともに1軍メンバー候補の最右翼。
確かに梅野が骨折欠場した後はほぼ坂本がマスクをかぶってはいたが、長いシーズン何が起こるか分からないし、そもそも坂本1人だけで乗り切れるものでもない。
これで坂本が負傷でもしてしまったら、そのままアレンパは「あれ?パァ~」になってしまう。
どんなにいい投手をそろえていても、どれだけ打つバッターがいても、やっぱり軸となる捕手がいないと、勝ち続けていくのは難しいだろう。
坂本は梅野の存在がいてこそ。
梅野の肩痛が軽症であって欲しい。
今季から各ファームに2球団の新球団(オイシックス新潟、くふうハヤテ)が加入する事で、試合数が最大で141試合になるという。
このまま長坂、中川の欠場が長引くと、栄枝と藤田健斗に重圧がかかるけど、ここで片山雄哉の存在が実に大きい。
捕手が余っている時は、マスクをかぶらせてもらえず内野を守っていた片山だったが、こういう緊急事態だと、マスクをかぶるケースも出てくるはず。
そしてまさかとは思うが、原口の捕手復帰もあるかも知れない。
しばらくは阪神の捕手事情から目が離せない?