対巨人7回戦 甲子園
G|000 000 002|2
T|000 000 30x|3
【勝 利】 大 竹 6勝
【セーブ】 加治屋 1S
【敗 戦】 グリフィン 4勝2敗
【本塁打】 ブリンソン5号2ラン(及川)
巨人=●グリフィン―大江―平内―菊池
阪神=○大竹―岩貞―浜地―及川―S加治屋
負けない。
タイガースはなかなか負けない。
7連勝、一つはさんで7連勝。
途中の負けも、青柳が投手にタイムリーを打たれなければ「7-5で勝ってたんやで」(by岡田)。
大竹、グリフィン、両先発の息詰まる投手戦。
なかなか両チーム得点に手が届かない中、阪神は7回裏、ワンアウトから坂本が四球で歩く。
すると、一死ながら続く木浪に、岡田監督は送りバントを命じた。
二死でもいいから二塁に行かせる作戦でチャンスを作り、大竹に代えて代打・渡邉諒を送り出す。
管理人はこのなべりょーにはいいイメージがなくて、チャンスで出てくるといつも力んで三振、という印象しかない。
しかし、巨人の捕手、特に途中出場の小林は、イースタン出場が長いので、なべりょーの「直球破壊王子」という異名に必要以上にビビっていたかも知れない。
最初から変化球を要求していて、何とかかわそうとするような配球だった。
だが、グリフィンの明らかなボール球では、さすがの渡邉も振らない。
四球で、二死一二塁になり、得点圏打率5割弱の近本に回ってきた。
もうこの時点で、阪神の勝ちが半分見えていたように思う。
いずれにしても近本と相対する可能性があるのであれば、逃げずに戦うべきは、近本ではなく、渡邉の方だった。
チャンスで打つ確率の低い渡邉に逃げの配球をして、勝負強い近本に勝負球を要求するって、明らかに逆でしょ。
その近本にセンター前の当たりを打たれてまず1失点。
打球を処理したセンターのブリンソンが、一塁ランナーの三走を防ぐため三塁に投げるが、サード門脇がそらしてしまった。この間に打ったバッター近本も二進。
エラーはブリンソンに付いたが、この送球を止めていれば、三塁はセーフでも、近本は一塁に留まらせる事ができたのに、結局、ボールが点々とする間に、近本が二塁に達した。
このエラーが、次の中野のタイムリーの三点目になった。
9回裏にブリンソンが自ら2ランを打って追い上げたものの、結果このサードへのエラーにより二進させた近本が踏んだ得点が、決勝点となった。
阪神のノイジーは打球処理後のクイックスローで補殺を繰り返すなど、外野守備が固い。
やっぱり守備の細かいプレイ一つ一つの積み重ねが、こういう時に違いとなって表れてくるんだろうな。
岡田監督によれば、「今日は後ろの2人(湯浅、岩崎)は使わないと決めていた」そうだが、浜地、及川はこころもとない事が改めて分かった。
結果、1イニングで3人の投手を出すなど、プチブルペンデー化したけれど、管理人的には「浜地、1回をまともに抑えてみろ」という岡田監督の「勝ちパ確認テスト」だったように思う。
しかし、岡田監督が最も嫌いな四球を出すなど、やっぱり浜地は昨年レベルまでいっていない事を露呈。
「落第」ないしは「追試」となってしまった。
(本当に信頼してるのであれば、3点差だから、一死一塁では全然動かなかっただろう)
及川もブリンソンに2ランを打たれ、危うく1点差。
だが、加治屋が何とか抑えて逃げ切り完了。
湯浅、岩崎の代わりを、この3人一束であればできる事が分かった(ただし3点差以上)。
一死から送りバントしたり、勝ちパの抑えを最初から使わない事にしていたりなど、采配に余裕が感じられる。
勝利監督インタビューでも何度か語ったように、自軍のリリーフを出す時には、ちゃんと相手チームの代打の顔ぶれを確認しているそうだ。
先の先までちゃんと読んでいる。
その上で「岩崎、今日は温存させたけど、明日は出すからな(笑)」などと、リップサービス(?)。
岡田マジックは当分続く?
近本のタイムリーで、ベンチで涙ぐんでいた大竹はこれで6連勝。
当然ハーラーダービートップ。
防御率は規定投球数に達していないけど、水面下ではリーグトップ。
本当に、現役ドラフトええわぁ。
今季終了後の現役ドラフトは、大竹のような軟投型の左腕投手や、中日・細川のような大器晩成型スラッガーが人気になるのではないだろうか。
明日の巨人は育成上がりの松井楓。
初物に飲まれないようにしましょう。
#阪神タイガース
#甲子園に輝く大竹の涙雨
#近本ヒーローインタビューはグダグダ